2016年6月24日 (金)

Raspberry Pi3 と Ubuntu Pi Flavour Maker

以前、Raspbeerry Pi3にUbuntu MATE 16.04LTSを導入した記事を書きましたが、その後、Ubuntu MATE以外にも、Xubuntu、Lubuntuのフレーバーが提供されていることを知りました。これらは、Ubuntu Pi Flavour Makerというプロジェクトから提供されているものです。Ubuntu Pi Flavour MakerはもとはRaspberry PiにUbuntu MATEを搭載するところからスタートしたようですが、今ではXubuntu、Lubuntuなども対象となっています。(本家のUnity版は残念ながらありません)これにより、好みのフレーバーをインストールすることが可能になっています。Raspberry PiのOSとしてはRaspbianというのが一般的ですが、もし、普段Ubuntuを利用しているのであれば、使い慣れた環境に近いフレーバーで利用できるというメリットは大きいです。Raspberry Pi3で新たに搭載された内蔵のWi-Fi機能、Bluetooth機能も利用できます。インストールは容易ですので一度試してみる価値はあると思います。

インストール手順
1. 準備するもの
OSを書き込むためのmicroSDカード。4GB以上なら可能ですが、追加でアプリケーションをインストールするなら8GB以上が望ましいです。Ubuntu MATEでは8GBでは容量が足りず、16GBのものを準備しました。
また、イメージのダウンロードやmicroSDカードの領域の拡張はUbuntuがインストールされたPC(母艦)を使うことを前提に書いています。

2. イメージのダウンロード
イメージのダウンロードはUbuntu Pi Flavour Makerのダウンロードページから行います。

Ubntu_pi_flabour_maker Ubuntu_pi_


ダウンロードサイドからお好みのフレーバーをダウンロードしてください。なお、デスクトップ版以外にもserver版も提供されていますのでRaspberry Piのサーバー利用を考えておられるのなら役立つかもしれません。以下は、Xubuntu 16.04LTSのインストールを中心に記載します。

ダウンロードサイトではBittorrentファイルのみが提供されていて、それをダウンロードしてBittorrentでイメージを入手します。そのためには、Ubuntuが搭載された母艦にtorrentファイルをダウンロードし、ファイルをクリックするとBittorrentクライアントのTransmissionが起動してイメージのダウンロードが開始します。

Screenshot_from_20160615_220456 Tansmissionの画面


3.イメージのインストール
ダウンロードしたイメージをmircrSDカードに書き込みます。ここでは母艦のUbuntu に搭載された「ディスク」を利用します。ダウンロードしたイメージファイルを右クリックすると「ディスクイメージライターで開く」があるので、これをクリックして、転送先のmicroSDカードを指定します。

Photo 「ディスク」を起動し、microSDカードにイメージを書き込む


4.microSDカードに書き込まれたイメージのままでは、microSDカードの領域すべてを使っていないので、事前に領域を拡張しておきます。それには、母艦のPCでGpartedを利用するのが簡単です。もし、GpartedがインストールされていなければUbuntuソフトウェアでインストールをします。Gpartedを起動して、該当のmicroSDカードを表示し(間違えてUbuntu本体がインストールされたHDDを指定しないように注意)、拡張するパーティションをクリックして、「リサイズ」をクリックします。そして、パーティションを最大(右側一杯)まで広げ、「リサイズ/移動」をクリックし、最後にツールバーの緑のチェックをクリックして実行します。この作業により、microSDカードの領域すべてが利用できるようになります。以上で母艦での作業は終わりです。

Gparted_1  拡張するパーティションを選択し、「リサイズ」

Gparted_2_  最大に拡張して、ツールバーのチェックボタンをクリック


5. Raspberry Piの起動
microSDカードをRaspberry Piに装着し、ディスプレイ、マウス、キーボードなどの周辺機器を接続して電源を投入すると、初回はウィザードが走り、使用する言語、タイムゾーン、キーボード配列、ユーザー名などの質問に答えてゆくとデスクトップ画面が表示されます。

Xubuntu_desktop

6.日本語関連パッケージのインストール
インストール時に日本語を選択しても、初回起動時は日本語環境は完全ではなく、追加でパッケージをインストールする必要があります。パッケージの追加の方法として「言語サポート」を利用します。端末から

     $ sudo apt install $(check-language-support)

これで日本語環境(Fcitx/Mozc)の設定が可能になります。

7.スワップファイルの作成
Raspberry Piのメモリは1GBなので、メモリを使い切ることが考えられますので、スワップファイルを作成しておいたほうが良いでしょう。端末から

      $ sudo apt install dphys-swapfile

この後、再起動します。スワップファイルの領域の確認は

     $ free

で行えます。

8. 追加のアプリケーションのインストール(LibreOffice)
必要に応じて利用するアプリケーションをインストールします。
ここでは、オフィスソフトとしてLibreOffice( 日本語環境)をインストールする例を示します。

     $ sudo apt update
     $ sudo apt install libreoffice libreoffice-l10n-ja libreoffice-help-ja

これでLibreOfficeがインストールされます。2016年6月時点でのLibreOfficeのバージョンは5.1.3.2で最新と言えます。ただし、Ubuntuのポリシーではバージョンは5.1どまりで、5.2がリリースされても置き換わることはないようです

Xubuntu_libreoffice_version_2

9. まとめ
Ubuntu Pi Flavour Makerが提供する3つのフレーバーをRaspberry Pi3に実際にインストールして使ってみましたが、インストールのハードルも低く、Raspberry Pi3のCPUの高速化とも併せて実用的に使えるレベルになってきたと考えます。どのフレーバーを選ぶかは、個人のニーズ、好み合わせて決めればと思います。私は他のネットブックにもXubuntuを導入していることもあり、 Xuntutu 16.04LTSにしようと考えています。



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2016年5月20日 (金)

Ubuntu 16.04LTS

Ubuntuの新しいバージョン16.04LTS(Xenial Xerus)が2016年4月に予定通りリリースされました。今回は、5年間の長期サポート版(LTS)となります。Ubunuは7.10の頃から使い始めて当初は半年ごとに新しいバージョンをインストールしていましたが、じっくりと使おうということで12.04LTS以降は2年毎のLTS版をインストールするようにしました。ということで、今回は14.04LTS以来の導入となります。
複数台のPCがあり、スペックや利用用途に合わせてどのように導入するか考えてみました。

Ubuntu1604_install_policy

■ASUS X200MA
ダウンロードしたUbuntu 16.04 LTS 日本語Remixの起動ディスクをUSBフラッシュメモリーに書き込みインストールしました。この機種はWindows 10をインストールしていて、継続して使う予定なので、Ubuntuは64GBのUSBフラッシュメモリーにインストールしてデュアルブートとしました。

今回の16.04LTSの特徴として、ランチャーの位置を標準の左側から下に配置することが可能となりました。位置の変更は端末を開き下記のコマンドを入力します。

Unityのランチャーの位置を下にする場合
    $ gsettings set com.canonical.Unity.Launcher launcher-position Bottom

元(左側)に戻す場合
    $ gsettings reset com.canonical.Unity.Launcher launcher-position

画面の縦横比を考えると、ランチャーを左側に配置するというのはある意味で合理的ですが、他のOSと同じ感覚でということでは下の配置も使いやすいと思います。私も新しくなったということを実感するために^^;下に配置してみました。

Ubuntu1604_desktop_800

あと、ソフトウェアのインストール、削除が「ubuntu ソフトウェアセンター」から「Ubuntu software」になっています。いつも使うアプリを追加するときに利用しましたが違和感なく使えます。個人的には、この方が使いやすい気がしました。

Ubuntu_software_800

Ubuntu 16.04LTSをしばらく使ってみたところ、インストールしたASUS X200MAは、 CPUがCeleron N2830 ( 2.16GHz × 2)、メモリー4GB ですが、Windows 10の起動に恐ろしく時間がかかり、かつ、動作ももっさりしていたのが、Ubuntuではストレスなく使えます。今後の利用のメインはUbuntuになりそうです。

■ HP Mini 2140
この機種はいわゆるネットブックでCPUはatom N270、メモリは1GBです。最初Ubuntu 16.04LTS Desktop(32bit)をインストールしましたが動きがもっさりしているので、軽量のUbuntuフレーバーのXubuntu 16.04をインストールしました。Unityよりも動きが軽くなりました。この機種の無線コントローラーはBroadcom製で標準ではドライバーがインストールされません。OSインストール後、「設定」- 「ソフトウェアとアップデート」 -  「追加のドライバー」で「Broadcom 802.11 Linux STA ・・・」が検出されたら「更新の適用」をクリックしドライバーを追加します。これで利用できるようになるのですが、再起動すると再びWi-Fiの設定が無効になってしまいます。再度ドライバーを追加すれば認識しますが、起動のたびにこの作業を行うのは現実的ではありません。業を煮やしてUSB Wi-Fiドングル(PLANEX 無線LAN子機 GW-USNANO2A)を挿して利用することにしました。こちらは問題なく利用できます。その後、さらに軽量のLubuntu 16.04を試そうとしましたが、なぜかインストールに失敗します。Xubuntuでそれなりに動いているので、Xubuntu 16.04で利用することとしました。

Xubuntu1604_on_hpmini2140_800  Hpmini2140_wifi_driver

■ LIVA mini PC KIT
手のひらサイズの小型軽量のPCで、SoCにBay Trail-M、メモリーは2GB搭載しています。これまでファイルサーバーとして、ASUS EeePC 4G-X(初代EeePC、2008年2月購入)に3TBの外付けHDDを接続してUbuntu Server 14.04LTSを導入していましたが、EeePC 4G-XはUSB3.0のポートを有しておらず、大容量のイメージをバックアップするときなどに時間がかかっていたため、Ubuntu 16.04リリースに合わせて、USB 3.0ポートを持つ、省電力、ファンレスのLIVA mini PC KITにリプレースすることにしました。導入に際しては「Ubuntu Server実践バイブル」(吉田史著、ASCII)を参考にさせていただきました。主な導入ソフトはOpen SSH、Sambaで、ハード、ソフトの切り替えも問題なく、順調に稼働しています。

Asus_eeepc_4gx_800_2

ご苦労様 EeePC 4G-X

Liva_2_800_2

これからよろしくね LIVA

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2016年4月29日 (金)

Raspberry Pi3とUbuntu MATE

Raspberry Piのラインアップに新たにRaspberry Pi3 Model Bが加わりました。
従来のRaspberry Pi2 Model Bとの主な違いは、CPUの性能アップと、Wi-Fi、Bluetoothが内蔵されたことです。

Raspberry_pi3_spec

私は日経BP社の本体+ケース+「ラズパイマガジン2016年6月号」のセット(8,672円)を申し込み、4月19日に到着しました。

新しいRaspberry Pi3は形状はRaspberry Pi2とほぼ同じですが、micro SDカードのスロットが微妙に異なっていて、同時購入したケースに入れた状態では、SDカードの取り外しができませんでした。

Raspberry Pi2で使っていたRaspbian Jessie 2016-02-26 をインストールしたmicro SDカードを装着したところ、問題なく起動しました。Wi-Fiも接続出来ました。電源は2.5Aが推奨でしたが手元になかったので、2AのACアダプターで接続しましたが、動作しました。USBポート4つ全てを使うような状況でなければなんとか動くのかもしれません。KSYからRaspberry Pi3対応の2.5Aの電源が販売されているので注文をしました。少し使ってみての印象は、体感的には気持ち早くなったかなあ、といったところです。Raspbianは問題ありませんでしたが、以前記事にした、Ubuntu 14.04LTS ( GNOME FlashBack)は起動しませんでした。SoCの変更により、対応しなくなったのではと思います。対処方法はあるかもしれませんが、自力では無理で、残念と思いつつ調べてみると、Ubuntu MATE(マテ)がRaspberry Pi2/3版をリリースしています。Ubuntu MATEは、デスクトップ環境にUnityではなく、GNOME2をベースにしたMATEを採用していて、Ubuntuの公式フレーバーとなっています。Unityよりも軽量のようです。今回はUbuntu MATEをインストールすることにしました。

Ubuntu_mate_website

■インストール手順とインストール後の設定
インストールのための準備はWindows PCを利用しました。

1. 準備するもの
Ubuntu MATEをインストールするために、新品もしくは消去しても構わない8GB以上(できれば16GB以上)のmicro SDカードを用意します。すでにデータが入っている場合は、SD Formatterなどで、フォーマットしておきます。(下記リンクの「1.microSDカードのフォーマット」の項参照してください)
  http://mobilenikki.cocolog-nifty.com/wzero3/2015/10/raspberry-pipct.html

2. Ubuntu MATE for the Raspberry Pi のダウンロード
下記サイトからイメージをダウンロードします。

 https://ubuntu-mate.org/raspberry-pi/

ダウンロードしたのは、最新のリリースの Ubuntu MATE 16.04 でした。約1GBあります。

Ubuntu_mate_download

3. ファイルの展開
ダウンロードした
ubuntu-mate-16.04-desktop-armhf-raspberry-pi-2.img.xz
を7zip等で展開(解凍)して、イメージファイルをPCの適当な場所に保存します。(約8.1GB)

4. micro SDカードへの書き込み
用意したmicroSDカードをPCに装着し、Win32DiskImagerを起動して、
イメージファイル(ubuntu-mate-16.04-desktop-armhf-raspberry-pi.img)をmicroSDカードに書き込みます。

Win32_disk_imager 20160426_1

Win32DiskImagerの「Image File」は展開、保存したファイルを指定。「Device」は、microSDカードを装着したドライブをして、「Write」で書き込み開始。

5. Ubuntu MATEのインストール
イメージの書き込みを完了したmicr SDカードをRaspberry Piに挿入し、電源を投入すると、Ubuntu MATEのインストール画面が表示されます。標準のUbuntu同様、国情報、キーボードレイアウト、アカウントを設定し、再起動するとUbuntu MATEが起動します。

Ubuntu_mate_desktop
6. ファイルサイズの変更
インストール直後は、micro SDカードの容量に関係なく、ファイルシステムのサイズが約8GB超となります。16GB以上のmicr SDカードを利用しているときは、以下の設定で、SDカードの容量がフルに使えるようにします。

6.1 MATE端末を起動
 アプリケーション → システムツール → MATE端末
6.2 パーティション2の削除
  sudo fdisk /dev/mmcblk0
  Command (m for help): d
  Partition number (1,2, default 2): 2
6.3 パーティション2の新規作成
  Command (m for help): n     (新しいパーティションを指定する)
  Select (default p): p
  Partition number (2-4, default 2): 2
  First sector (133120-120946687, default 133120): (Enterキーだけ押す)
  Last sector, +sector of +size{K,M,G,T,P} (133120-120946687, default 120946687): (Enterキーだけ押す)
6.4 設定の保存
  Command (m for help): w
6.5 再起動とファイルサイズの変更
Raspberry Piを再起動し、MATE端末を起動して、下記コマンドを実行
  sudo resize2fs /dev/mmcblk0p2

これでファイルシステムのサイズがmico SDカードの容量一杯に変更されます。

7. 日本語環境のインストール
MATE端末を起動して、
  sudo apt-get update
  sudo apt-get install fcitx fcitx-mozc

8. 解像度の設定
私のディスプレイはHDMI接続で、1440x900ピクセルの解像度ですが、インストール後は1240x768ピクセルに固定されていて、GUIの設定画面では変更できませんでした。そこで、/boot/config.txtを編集して指定しました。nanoもしくはviなどのエディターで編集します。

  sudo nano /boot/config.txt

で、ファイルの最後の部分に
  hdmi_group=2   # DMT
  hdmi_mode=47          # 1400x900 60Hz
などのように、解像度を設定します。設定する値はディスプレイにより異なり、下記を参照に数値を決めるとよいでしょう。

  https://www.raspberrypi.org/documentation/configuration/config-txt.md

8. LibreOfficeの日本語化
標準でインストールされているLibreOfficeは5.1.2で最新に近いものです。メニューが英語で表示されますので、必要に応じて、以下で日本語化します。

  sudo apt-get update
  sudo apt-get install libreoffice-l10n-ja
  sudo apt-get install libreoffice-help-ja
  sudo reboot (再起動)

9. 背景、レイアウトを変更する場合は、以下のメニューで設定します
背景(壁紙)の変更
  システム - 設定 (- ルック&フィール) - 外観の設定

デスクトップのアイコン、テーマの変更
  システム - 設定 (- ルック&フィール) - MATE Tweak 

■使ってみて
Ubuntu MATEは、Ubuntu  GNOME FlashBackと比較すると驚くほど簡単にインストールできました。Raspberry Pi3のCPUの高速化とも相まってかなり軽快に動きます。慣れているUbuntuが使えるのは魅力です。これからのRaspberry PiのOSはUbuntu MATEで決まりになりそうです。






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2016年4月23日 (土)

Diginnos DG-M01IWにUbuntu 14.04 LTSをインストールした

ドスパラが販売しているバッテリー内蔵の文庫本サイズPC のDiginnos DG-M01IWはWindows 10Homeがプリインストールされていますが、USBフラッシュメモリーにインストールしたUbuntu 14.04LTSが起動するようにしました。Secure Bootのおかげで試行錯誤を重ねましたが、なんとか起動できるようになったので記録しておきます。

■Diginnos DG-M01IWの仕様
 プロセッサ            Atom Z3735F (クアッドコア、定格1.33GHz)
 グラフィックス     インテル HD グラフィックス
 メモリ                  2GB(DDR3L)
 ストレージ            32GB eMMC(Hynix製)、microSDカードスロット
 無線機能             IEEE802.11 b/g/n、Bluetooth 4.0
 バッテリ               内蔵
 OS                      Windows 10 Home 32bit
 サイズ                116×152×15(幅×奥行き×高さ/mm)
 重量                   約350g

プロセッサ(CPU)のAtom Z3735Fは、ほとんどのスティック型PCに搭載されているものと同じです。Windowsをガンガン利用するには非力であり、32GBのストレージもシステムに10GB超割り当てられていて、アプリをインストールしてゆくと空き領域がほとんどなくなってしまうという状態に陥り、Windowsで利用するのはかなり厳しいと感じました。そこで、Winodwsよりは軽量に使えるUbuntuを試すことにしたのですが、購入したばかりのWindows10を削除してしまうのもためらわれ、UbuntuをUSBフラッシュメモリーにインストールして、疑似的にデュアルブートすることにしました。当初は軽い気持ちで始めたのですが、Secure Bootのおかげで、インストーラーが入ったライブCDすら起動できません。不正なOSのインストールを防ぐというセキュリティー強化目的で導入されたものですが、これでは健全な(?)Linux利用者が排除されてしまいます。困ったものだ。ということで、回避方法も含めて以下に手順を記します。

■手順
1. スティックPCにUbuntuをインストールする記事に、無線ドライバー(RTL872BS)の関係でカーネル3.16を含んでいる一世代前のubuntu-14.04.2-desktop-amd64.iso をインストールとあったので、
からイメージファイルをダウンロードしました。

2. Win32DiskImagerでUSBフラッシュに書き込むと、EFIが32bitでないために起動しません。32bitのUFIを追加するために、Windowsで「Rufus」というソフトでisoイメージをUSBフラッシュメモリーに書き込みます。Rufusは以下からダウンロードします。
    http://www.forest.impress.co.jp/library/software/rufus/

ダウンロードしたファイルはプログラムその物でダブルクリックで起動。
起動後、ISOイメージを右下のボタン(CDの絵)から指定します。
パーティション構成とターゲットシスティションの種類を「GPT UEFIコンピューターのためにパーティションを構成」を選択し
クラスタサイズを「64キロバイト」(私の場合は選択できなかったのでデフォルトのまま)を選択して、ボリュームの新ラベルを「ubuntu1404」を入力。
最後に下にある「スタート」ボタンをクリックして書き込みを開始。
書き込み後は「閉じる」ボタンで閉じます。
次に下記から「bootia32.efi」ファイルをダウンロード。

  https://drive.google.com/file/d/0B99O3A0dDe67QWUtek9rdHptMjA/edit


ダウンロードした「bootia32.efi」ファイルを作成したUSBの \EFI\BOOTにコピーします。これで起動可能なUSBフラッシュができます。

3.   USBフラッシュをDG-M01IWに挿し、USBキーボードを接続し、起動時に「esc」キーでBIOS画面表示ます。BIOSの以下を変更(または確認)します。

  1) Fast Boot : Disable (初期設定のまま)
  2) Secure Boot : Disable (Enabe から変更)
  3) TXE : Disable ( Enableから変更:Advanced → Security Configuration)
  4) Boot Option #1(第1順位) に作成したUSBフラッシュを選択
Save & Exitで起動すればubuntuインストーラーが起動します。
(Windows を起動するときは、2) - 4)の設定を元に戻す必要があります)

4.  ubuntu14.04をUSBフラッシュメモリーにインストールします。Windows 10とUbuntu 14.04 LTSを疑似的にデュアルブートにするために
  1) インストーラーの「インストールの種類」の画面で「その他」を選択。
  2) PCのパーティション構成の一覧が表示されるのでインストールするUSBフラッシュのデバイス(/dev/sdX)を選択。
  3) 「新しいパーティションテーブル」をクリック(グレイアウトしていればパス)
  4) 「+」ボタンを押して
    「サイズ」にスワップ領域(約2GB)を減らした値(約30GB)を指定。「利用方法」は「ext4」、「マウントポイント」は「/」
  次にスワップ領域として「約2GB」を指定し、「利用方法」は「スワップ領域」に
  5)「ブートローダーをインストールするデバイス」をUSBフラッシュメモリ(dev/sdX)に指定(ここがポイントです)
  6) インストールボタンを押してインストール開始

5.  インストール完了後、「UEFI」を32bit版に差し替えが必要で、インストーラの入ったUSBフラッシュはそのまま挿しておき、再起動後、GNU GRUBのubuntuの起動画面が表示されたら「C」キーを押してGRUBシェルを起動。下記コマンドでGRUBからubuntuを起動する

  grub> ls (hd1,gpt1)/boot lsのみでパーティション一覧が確認できる
  grub> linux (hd1,gpt1)/boot/vmlinuz-x-x-x-x-generic root=/dev/sdb1 reboot=pci
  grub> initrd (hd1,gpt1)/boot/initrd.img-x-x-x-x-generic
  grub> boot

6.  ubuntu デスクトップが表示されたら「Ctrl+Alt+T」で端末を開き、 下記コマンドを実行

  $ sudo apt-get update
  $ sudo apt-get install grub-efi-ia32 grub-efi-ia32-bin

7.  再起動して、ubuntuが起動することを確認

8.   無線(Wi-Fi,Bluetooth)ドライバーの導入(利用しないならこの手順は不要です)
カーネル用のドライバーを自動生成するための「DKMS」パッケージをインストール

  $ sudo apt-get update
  $ sudo apt-get install dkms 
  $ sudo gedit /etc/apt/sources.list.d/chestersmill.list
  
  で以下の2行を記したファイルを作成

  deb http://oem.archive.canonical.com/updates/ trusty-chestersmill public
  deb-src http://oem.archive.canonical.com/updates trusty-chestersmill public
ファイル作成後、端末から
  $ sudo apt-key adv --keyserver keyserver.ubuntu.com --recv-keys F9FDA6BED73CDC22    →keysの後ろにブランクあり
  $ sudo apt-get update
  $ sudo apt-get install chestersmill-settings
ubuntuを再起動すれば、Wi-Fi、Bluetoothが利用可能になります。

9.  日本語環境をubuntu14.04LTS 日本語Remixと同じにするには
  $ wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja-archive-keyring.gpg  -O- | sudo apt-key add -
  $ wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-jp-ppa-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add -
  $ sudo wget https://www.ubuntulinux.jp/sources.list.d/trusty.list -O /etc/apt/sources.list.d/ubuntu-ja.list
  $ sudo apt-get update
  $ sudo apt-get upgrade
  $ sudo apt-get install ubuntu-defaults-ja

以上でインストールと基本設定が完了です。

Dignnos_ubuntu_1024
ubuntuが起動したときにはホッとしました。ところが、操作してみると「遅い!」Webブラウザーの表示などとても待たされます。ひょっとしてと思い、USBフラッシュを最新のUSB3.0のものに再インストールしたところ、今度は快適に利用できるようになりました。あと電源投入時、ubuntuのブートローダーが起動するのですが、起動プロセス開始直後にフリーズしてしまいます。起動時にBIOS画面を表示して、(何も変更せずに)「Save & Exit」で起動すると問題なく起動できます。

かなり、マニアックになりましたが、一度設定してしまうと、あとはUbuntuが起動するマシンとして利用できます。ubuntu 16.04ではどうなるか、バックアップを取ったうえで、アップグレードを試そうかと思っています。

■下記を参考にさせていただきました。
・ 日経Linux 2016年3月号 p.41 Stick PCにubuntuをインストール。 主に2番目事例
・ 日経Linux 2016年4月号 p.38 「外付けハードディスクにUbuntuをインストール」

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2016年3月 5日 (土)

UbuntuでBuffalo簡易NASのマウントにはまる

ひょっとして私同様にお困りの方がおられたらと思い記しておきます。

自宅のルーターBuffalo WZR-1750DHP2にはUSBポートが2つついていて、これにUSBハードディスクを接続して簡易NASとして使えるようになっています。私もこれに2TBのハードディスクを接続し、NASとして利用しています。
ところが、記憶が定かではないのですが、ある時からubuntu 14.04のPCからマウントできなくなりました。ファイルマネージャでNASに接続しようとしてもエラーとなります。端末から、

    $ sudo mount -t cifs -o username=[user],password=[password] //192.168.x.x/disk1_pt1 /mnt/nas

でマウントを試みてもエラーとなります。cifsのマウントオプションに",sec=ntlm"を加えてみたり、色々と試みたもののうまくゆきません。Windowsからは問題なくアクセスできるのですが、ubuntuではダメです。また、別のubuntuサーバーに接続しているハードディスクにはアクセスできます。いかんともしがたく、webブラウザーでルーターに接続し、情報欄を見たところ、ファームウェアの更新が可能とありました。ネットワークに関しては詳しくなく、ファームウェアの更新でほかに影響が出るとイヤだなあと思いつつも、他に解決方法も見当たらず、思い切って更新を実行しました。

Buffalo_nas_firmwaer_update 画像は、ファームウェア更新後で、最新の状態になっています。


ファームウェアの更新は短時間で終わり、結果は成功でした。
無事にマウントできるようになりました。モヤモヤが晴れてスッキリしました。

Buffalo_nas

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2016年2月27日 (土)

ESC LIVAにLubuntu14.04LTSをインストールした

普段使いのLinux PCとしてECS LIVAを使っています。私のは初代(私の場合、初代というのが多いです^^;)のLIVA-B3-2G-32GBで、Intel Bay Trail-M SoC を搭載し、メモリーは2GB、ストレージは32GBで、2014年5月に購入しました。OSは当初からUbuntu14.04LTSをインストールし、普通に使っていたのですが、もう少し軽快にならないかと考え、OSをLubuntu14.04LTSにして見ることにしました。LubuntuはUbuntu公式の派生ディストリビューションで、デスクトップ環境にLXDEを採用してメモリーの少ない非力なマシンでも軽快に動くことを目指しています。Lubuntu14.04LTSのサポートはUbuntu14.04LTSよりも短く2017年4月までで、近いうちにLubuntu16.04LTSのリリースがあると思いますが、それまでにLubuntu14.04LTSを試してみて、16.04LTSがリリースされた段階でUbuntuにするか、Lubuntuにするかを決めたいと思いインストールすることにしました。

■インストール手順
1. 下記からLubuntu14.04LTSをダウンロードしました。(リンクをクリックするとダウンロードが始まります)
  Lubuntu 14.04 LTS 32Bit 版
  Lubuntu 14.04 LTS 64Bit 版
   http://cdimage.ubuntu.com/lubuntu/releases/14.04/release/lubuntu-14.04-desktop-amd64.iso

※64Bit版をWindows環境でダウンロードしました。

2. ダウンロードしたisoイメージをWin32DiskImagerでUSBフラッシュメモリーに書き込みます。ファイルサイズは約700MBです。Win32DiskImagerはファイルの拡張子が.imgのみ対応していますので、エキスプローラーなどで拡張子を.iso → .imgに変更しておいてからUSBフラッシュに書き込みます。USBフラッシュの代わりにCD-Rに書き込むことも可能です。

3. 書き込んだUSBフラッシュをLIVAに挿し、電源を投入します。BOOT画面が表示されたらFn7キーを押し、BOOT OPTIONを表示します。私の場合、HDMI出力では電源投入後のBOOT画面が表示されず、VGAに切り替えるとBOOT画面が表示されました。BOOT OPTIONでBOOTするデバイスとしてUSBフラッシュを選択するとLubuntuが起動します。まず、「インストールせずにLubntuを試してみる」を選択して動作を確認しました。


4.  LIVE版でいくつかのアプリケーションなどを試してみたところ、問題なく動作することが確認できました。動きも体感的には軽快になったように思えます。ただ、今後継続してLubuntuを使うかどうかは、実際にインストールしてしばらく使って判断することにして、インストールは、Ubuntu14.04LTSとのデュアルブートにしました。インストールの手順はUbuntuと同じです。

5. インストールが完了したら日本語設定と追加のアプリをインストールしました。
5.1 日本語入力は標準のiBusを利用しました。ただ、変換ソフトはanthyからMozcに変更しました。
  # anthyの削除
     $ sudo apt-get purge ibus-anthy
 # mozcのインストール
      $ sudo apt-get install ibus-mozc

iBusの設定画面([スタート] - [設定] - [キーボード・インプットメソッド]から
[インプットメソッド]タブのインプットメソッドの選択 - [日本語]を左クリック。

Trim_input_method_mozc_s

Mozcが表示されたらMozcをクリック。

Trim_input_method_mozc2_s

画面右の追加ボタンをクリック

Trim_input_method_mozc3_s
インプットメソッドにMozcが追加されたことを確認し、閉じるボタンを押す。

日本語変換時の候補画面の表示位置を入力エリアの下にするために、下記をインストール
    $sudo apt-get install ibus-gtk  ibus-gtk3


5.2  追加のアプリとして
  Chromium (webブラウザー)
  Libre Office (オフィスソフト)
をインストールしました。
これとテキストエディターのLeafpadと端末のLXTerminalがあれば、大概の処理が可能となりました。これらのアイコンをデスクトップに配置しました。

20160220230313_1600x900_scrot

6. 気になる点
6.1 キーボード配列の設定
LibreOfficeを最新のバージョンに置き換えるために、
    $ sudo apt-get dist-upgradeを実行したところ、キーボード配列が英語になり、Lubuntuを起動するたびに
    $ sudo dpkg-reconfigure keyboard-configuration
で、日本語に指定する必要があります。
6.2 電源管理が変更できない
ディスプレイの消える時間を変更しようとして、[設定] - [電源管理]で設定しても変更されずに元のままである。

これら2点は16.04LTSでの改善を期待するところです。

Lubuntu 14.04をLIVAでしばらく使ってみたところ、思った以上に軽快に動作してくれます。
本格的に使えそうです。

Img_1510

   

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2015年8月19日 (水)

VirtualBoxにubuntu studioを導入 その1 VirtualBoxのインストール

ubuntu studio 14.04をWindows PC上のVirtualBoxにインストールしました。ubuntu studioは、ubuntuの派生ディストリビューションで、マルチメディア(音楽、動画、画像)の編集に必要な数多くのアプリがあらかじめ含まれています。ubuntuと同じタイミングでバージョンアップされます。私がインストールしたのは14.04 LTSで、3年間サポートされます。VirtualBox上でubuntu studioを利用するには以下の3つのステップがあります。インストールの概要を数回に分けて紹介します。

  1. Windows PCにVirtualBoxをインストールする
  2. VirtualBoxにubuntu studio 14.04 LTSをインストールする
  3. ubuntu studio 14.04 LTSを利用する
1. Windows PCにVirtualBoxをインストールする
私はWindows 10のノートPCにインストールしました。
VirtualBoxの公式HPは
https://www.virtualbox.org/
です。

Virtualbox_1

ここにアクセスすると最新バージョンは5.0であることがわかります。ただ、現時点では、5.0はWindows 10では問題が発生する可能性があるとのことなので、今回は前のバージョンの4.3.30をインストールすることにしました。4.3.30のダウンロードサイトでWindows hostsを選びダウンロードします。

Virtualbox_3

Virtualbox_4_2
「VirtualBox-4.3.30-101610-Win.exe」がダウンロードされますのでそれをダブルクリックするとセットアップウイザードが開きます。
「Next」をクリック。





Virtualbox_5

最初にインストールされる場所が表示されますが、変更なければ「Next」をクリック。



Virtualbox_6
ショートカットの表示などが確認されますが、お好みで。






Virtualbox_7

ネットワークに関する警告が表示されますが、「Yes」をクリック。



Virtualbox_8



インストールの設定が完了したので「Install」をクリックします。




Virtualbox_9



インストールが始まります。



Virtualbox_10



インストールが完了するとこの画面が表示されます






Virtualbox_11




VirtualBoxが起動し、ここから仮想マシンの作成に入ります(次回に続く)

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2015年3月14日 (土)

ハイレゾに挑戦 その2 ハイレゾを体感

前回、USB DAC RAL-24192HA1を購入して、デスクトップPCに接続すると問題はないが、ノートPCに接続して、24bit/192kHzに設定するとドライバーが削除されるというところまで書きましたが、デスクトップPCのOSはWindows 7(とubuntu)でノートPCのOSはWindows 8.1だったので、これはてっきりOSの対応の問題と思いました。色々試してみても解消せず、メーカー(Ratoc)のサポートに電話で問い合わせました。状況を説明すると、同様の症状があることをメーカーでも認識していますとのことで、症状がでる状況として
  • CPUがIntel の7シリーズ以降のチップを使用していて
  • USB 3.0のポートを使用した場合
に再生できない。Windowsのバージョンには依存しない、とのことです。私のPC は上記のケースに当てはまってしまったようです。サポートの人にUSB 2.0のポートで試してもらえませんか、と言われたのですが、私のノートPC(Panasonic CF-MX3)はあいにくUSB2.0のポートはありません。他に対応はありませんか、と尋ねたところ、デバイスのバイパスということを言われ、具体的には、WASAPI排他モードにすることにより、Windowsのサウンド制御を介さず、直接出力するので回避できる、と言われました。WASAPI排他モードに対応したソフトとしては、foobar2000、x-アプリなどがあると説明されました。更に、ノートPC の場合、電源オプションを「高パフォーマンス」設定すると回避するという事例もあると言われました。ということで、foobar2000をインストールし、foobar2000のホームページからWASAPI output supportというWASAPI のプラグインをインストールして電源オプションを「高パフォーマンス」に設定してテストをしてみました。ところが、結果はNGで24bit/192kHzで試すとブチッと音がしてそのまま切れてしまいます。24bit/96kHzにすると問題は出ません。ということで、現時点ではノートPCでは24bit/192kHzの音源は再生できていません。ハイレゾの音源はノートPCで管理しようと考えていたのですが、いかんとも仕方がありません。
気をとりなおして今度はハイレゾ音源の入手です。私はSONYのmoraで入手することにしました。まずはハイレゾを試してみる、ということで、24bit/192kHzの音源で、CD版を持っていて、比較的聴き慣れている楽曲ということで、EAGLESのHotel Californiaのアルバムを購入することにしました。最初は1曲だけでいいかと考えていましたが、Hotel Californiaはアルバムのみの販売となっていて、アルバム全体を購入しました。楽曲のダウンロードは、SONY のMedia GOというアプリで行いました。このMedia GOというアプリ、インストールするとPCのハードディスクをスキャンして楽曲データ(私の場合はiTunes の楽曲)を取り込み、インターネットの楽曲D/Bにアクセスし、アルバムアートワークをダウンロードするということで、すべてが完了するまでおよそ12時間を要しました。そしていよいよハイレゾでの再生です。再生してみるとギター、ベース、ドラムスと言った各楽器の音がそれぞれクリアーで前に出てきているように感じました。うーん、なかなかよい感じ。また、CDをリッピングした曲でもUSB DACを通すと、以前より音が明瞭になった気がします。
ということで、現在はfoobar2000でWASAPI排他モードにして聴いています。foobar2000はシンプルで使いやすいプレイヤーと思います。今までは、iTunesを利用していましたが、foobar2000に乗り換えようと思っています。foobar2000の使い方やWASAPIのプラグインのインストール方法などは、
を参考にさせてもらいました。カスタマイズの方法などがわかりやすく記載されています。
ただ、foobar2000では、アルバムアートワークは自動で取得できず、アルバムの画像データを準備してアルバムごとに貼り付けてやる必要があります。私の場合、アルバムが800枚ほどありますので全部やるのは骨です。アルバムアートワークは必須ではないもののあればより親しみが湧きやすいものです。少しづつアートワークを増やしていく予定です。
20150308_212040
予定通りでないところもありましたがハイレゾ音源を再生することができました。良い音の追求というのはオーディオマニアに取って永遠の課題と思いますが、ハイレゾは比較的簡単に良い音を提供してくれるのではないかと思います。私はオーディオマニアというほどではありませんが、良い音で聴けるというのはなかなか良いものだと感じました。

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2015年3月 7日 (土)

ハイレゾに挑戦その1 USB DAC選びでハマる

音楽好きの私ですが、常々2つの思いを持っています。一つは、好きな音楽を良い音で聴きたい、ということと、もう一つはいつでもどこでも好きな音楽を聴きたい、ということです。ただ、良い音を再生するために、とことん時間とお金をかける、というところまでには至っていません。そんな中で、最近話題になっているハイレゾ音源については関心がありました。CDを超える音質が比較的簡単に聴くことができる、と言うのは悪魔のささやきにも聞こえます。従来はCDをApple LosslessでiTunesにインポートして聴いていたのですが、CDを超える音質とはどのようなものだろう、と興味がわきます。ただ、私の場合、既に8,000曲を超えるCDをリッピングした音源があり、これを簡単にハイレゾ音源に切り替えることは難しく、今までハイレゾを試してみることを躊躇していたのですが、とにかくやってみないことにはわからない、ということで試してみることにしました。私の環境はPCに保存した音源をアンプ付きのスピーカーで聴くというスタイルです。ハイレゾの音源を試すには、これにUSB DACが必要になります。実は私はONKYOのSE-U33GXというUSB デジタルオーディオプロセッサーと呼ばれるDACを既に所有しています。これは、24bit/96kHzまで対応していますが、いかんせんハイレゾとかDACとかという言葉が市民権を得るはるか前の製品で、Windowsでは2000からVistaまでしか対応していません。これを接続するとプチプチとノイズが入ることがあり、使用をやめていました。
ということで今回ハイレゾに挑戦するにあたり、USB DACを新しく購入することにしました。せっかく購入するだから24bit/128kHz対応の製品を探しました。USB DACで検索すると本当に多くの製品があることに驚かされました。むき出しの基板のものから、プリメインアンプまで兼ね備えたものまで、価格も数千円から十万円台までさまざまです。この中から2つの製品になんとか絞りこみました。一つは最近発売され、とても人気で品薄が続いているDENON PMA-50。もう一つはラトックシステムというメーカが出しているRAL-24192HA1です。価格はDENON PMA-50が6万円程度、RAL-24192HA1が3万円程度です。かなり迷いました。どうせ買うなら人気の商品をと思ったのですが、PMA-50は結構大きくて私のデスクトップに設置するにはかなり窮屈です。それと、普段使いのPCがLinux(ubuntu 14.04LTS)なので、Linuxに対応しているかどうかも重要なポイントとなります。RAL-24192HA1はLinuxで問題なく認識する、との書き込みを見つけたのですが、PMA-50は対応する可能性は高そうですが、確認は取れませんでした。DENONのサポートにも問い合わせましたが、動作保証外と言われました。ということで、スペースの問題と、Linux対応の面からRAL-24192HA1にしました。ヨドバシカメラで購入し、自宅に戻り早速PCに接続しました。まずは普段使いのubuntu 14.04に接続しました。設定画面からサウンドの設定を見るとなんのあっさりとRAL-24192HA1を認識しています。CDをリッピングした音楽を聴いてみると、DACを接続しない時と比較すると音が前面に出て、分離がよくなったような気がしますが、劇的に変わる、と言った感じではありません。今度は、Windows 7 に接続して、コントロールパネルのサウンドの設定を見るとちゃんとRAL-24192HA1を認識しています。音楽も問題ありません。音質は、気のせいかubuntuよりもクリアになったようにも思えますがそんなに差はないと思います。ただ、DACをつける前と比較すると音は良くなったように思います。ついでに、もう1台、Windows8.1を搭載したノートPCがあるので、それに接続をして見ました。今後、ハイレゾの音源を入手したらこのノートPCで管理しようかと考えています。こちらもコントロールパネルのサウンドの項目はちゃんとRAL-24192HA1を認識しています。で、音楽を再生するとブチッと音がして音が切れてしまいます。??となり、コントロールパネルのサウンドをみると、先ほどあったRAL-24192HA1がありません。どうしたのかな、とおもいつつ一度USBケーブルを抜き差しすると再度ドライバーがインストールされ、RAL-24192HA1が認識されるのですが、デバイスの詳細のタブでテストを押すと「構成中のデバイスは削除されています」となり、RAL-24192HA1が消えてしまいます。メーカーのホームページでRAL-24192HA1のWindows 8.1対応を確認するとちゃんと動作すると記載されていました。うーむ、わからん。(続きます)

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2015年2月 7日 (土)

ChromeがあればOSは関係ない

先週はWindows10の話題について書きましたが、実は私は、Windowsを利用する機会は多くありません。自宅のPCやモバイルで利用しているOSはWindows(7、8.1)、ubuntu(14.04LTS)、Chrome OS、iOS(8.1.x)と並べてみると色々とあります。このうち、iOS以外はWebブラウザとしてGoogle Chromeを利用しています。このChrome、使ってみるとなかなか便利です。一番の特長はどのOSであっても、Chromeを起動すると同じ状態で使用することができます。起動時に開く画面、ブックマークなど、デバイスに関係なく常に同じものが表示されます。クラウドで一元的にデータを保管しているためにこのようなことが可能になるのですね。いつでもどこでも同じ状態で使えるというのは、一度使い始めるととても便利です。普段は、webブラウザーを利用している時間が圧倒的に長いので、Chromeがあれば大抵のことが済みます。このように考えると、ChromeがあればOSは関係なくなります。そうなると起動で延々と待たされるWindows 7よりも起動の早いChromebookを選択してしまいます。
あと、ubuntuは、最近ChromiumからGoogle Chromeに乗り換えたのですが、Chromeをインストールしたら、画面上部のメニューバーの表示が以前と異なり、Dropboxのアイコンが右ではなく、左側に表示されたり、日本語入力がうまくゆかなくなったりちょっと困った事になりました。日本語入力は、webブラウザーで日本語入力しようとするとインライン変換ができません。なんとかならないかと試行錯誤しましたが現時点ではできていません。テキストエディタではインライン変換できるので、こんなものなのかと割り切り使っています。

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