2016年4月 8日 (金)

デュアルディスプレイへの道のり その1

会社ではノートPC(Dynabook R63/P)を利用しています。仕事で使う場合は複数のアプリを立ち上げることが多く、13.3インチ(1366X768)の画面ではどうしても狭く感じます。以前から、デュアルディスプレイを考えていたのですが、実現までに時間がかかりました。

デュアルディスプレイを利用する場合、24〜27インチのディスプレイに接続するのが簡便かつ大画面で理想的なのですが、オフィスの制約から、据置型のディスプレイを常設しておくのが困難という事情があり、帰宅時にはしまっておけるディスプレイを検討していました。最初は、手持ちのiPad miniが接続できればと考え、Lightningケーブルを介して接続できる、「Twomon USB」というアプリがあることを知り、iPad miniとWinodws PCにインストールしてみました。これで無事につながったのですが、動きが少しもっさりしているのと、iPand miniの画面の大きさ(7.9インチ)ではどうしても小さく、常時使うには実用的ではないと判断し、継続利用を諦めました。

しばらくそのままの状態だったのですが、仕事用にASUS TransBook T100HAという2 in 1のPCを入手しました。画面サイズが10.1インチとiPad miniと比較して大きくなり、タブレット部分をサブディスプレイとして利用できないかと考えました。調べたところ、「j5create製 ワームホールスイッチ USB3.0 ディスプレイシェア シルバー JUC700」というのが見つかりました。これは、接続する2台のPC(もしくはタブレット)にドライバーをインストールし、商品のUSB3.0ケーブルで接続することにより、マルチディスプレイとして利用できるというものです。マルチディスプレイだけではなく、例えばPCとタブレットを単独で利用して、PCのキーボードとマウスをタブレットでも利用できる、という便利機能もあります。これは使えそうと、入手し、試したところ、謳われている機能はほぼ利用できたのですが、肝心のタブレットをノートPCのサブディスプレイ(拡張モード)で利用しようとすると、画像のようにタブレットの画面の左半分が黒くなり、Windows の「設定」でディスプレイを確認しても、タブレットは検出されません。タブレットをメインにして、ノートPCをサブディスプレイにしたときは問題なく表示されます。これは困ったと、パッケージに記載のあった販売元のサポートにメールで問い合わせたところ、他のPCではどうですか、という返信がありました。これは当分回答は得られそうにないかな、と思いつつ、自宅の環境で試してみました。

Tablet_small 左半分が表示されず、ディスプレイも認識しない。

準備したPCは以下の3機種でした
A. Panasonic Let's Note CF-MX3 (Note PC)
 OS:Windows10
 CPU:intel Core i5
 解像度 1920 x 1080
B. ASUS TransBook T100HA  (2 in 1 PC)
 OS:Windows 10 Home
 CPU: Atom x5-Z8500 (Cherry Trail) 
 解像度  1280 x 768
C. ASUS X200 MA (Note PC)
 OS:Windows 10 HOME
 CPU:Celeron N2830
  解像度  1366 x 768

Test

結果は表の通りで、PCによって挙動が異なることが分かりました。
残念ながら、最も使用頻度が高い、Let's Note CF-MX3をメインにすると、サブディスプレイはうまく表示されません。原因はよくわかりません。画面解像度を変えてみても状況は変わりません。うまくゆく組み合わせのX200 MAをメインにしてTransBook T100HAをサブにしてしばらく使ってみたところ、マウスカーソルをサブディスプレイに移動すると、途端にカーソルの動きがぎくしゃくして、的確なポイントでクリックするのは少し苦労します。Webの画面を表示しっぱなし、などに向くのかもしれません。それでも、デュアルディスプレイで利用すると、操作性は一気に上がることが分かりました。テスト結果をサポートに連絡しましたが、返事はまだありません。当面は、ASUS  X200MAとTransBook T100HAの組み合わせで利用することになります。ただ、会社のPCで利用できなければ最終的な目的は果たせません。しばらく思案をしてみることにしました。

Dual_display_small
Asus X200MAとTransBook T100HAをJUC700で接続し、拡張モードで表示
(次回に続く)

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2016年4月 1日 (金)

Windows タブレットを試す

タブレットとして長年iPad miniを利用していますが、仕事でMicrosoft Officeをがっつりと使う必要が出てきたのでWindows タブレットを購入することにしました。選んだのはASUS TransBook T100HA_128Sです。正確にはタブレットではなく2in1と呼ばれるPCです。これまで格安のWindows 10PCを購入した経験から、メモリー2GB、ストレージ32GBでは実用にはならないと判断し、タブレットとしてはハイスペックなものにしました。

Transbook_t100ha_128s_2 Img_1727_1024_2

2in1ですので、キーボードドックが付属しています。着脱はマグネットでがっちりと固定されます。ただ、キーボードドックを取り付けると結構重く感じ、また、ディスプレイの角度があまり開かないため電車の中などで使いにくく、外出時はタブレットのみの利用が中心です。

Img_1729_1024_3
購入時、電源の入れ方がなかなかわからず苦労しました。電源ボタンを長押し(4、5秒)するのですが、突起が小さいため押しずらくまた、指を離すタイミングによっては電源が入らず、実はいまだに苦労しています。また、たまにタッチパネルを操作中に突然画面が消えることがあります。電源ボタンを軽く押すとログイン画面に戻るのですが、よくわからない挙動です。

Windows タブレットにまだ慣れておらず、特にタブレットモードで利用の仕方に戸惑いがあります。慣れの問題と思いますが、iPad miniのUIの方が直感的に利用しやすい気がします。Windowsはマウスとキーボードで使うものとの固定観念から抜けきれないのかもしれません。ソフトウェアキーボードは横位置にした時、画面の下半分がキーボードとなり、入力ボックスが隠れてしまう場合があります。iPad miniのときはあまり感じなかったのですが、iPad miniでは縦位置で利用することが多かったためと思われます。iPad miniの場合、縦位置の方が持ちやすかったのですが、10.1インチの場合、通常利用は横位置になる場合が多いためと思われます。ソフトウェアキーボードの操作感は特に違和感はありません。
Img_1730_1024 Img_1731_1024

想定していなかったのは、Officeに関してです。購入時に、Office MobileとOffice 365サービス Office Premium搭載パソコン専用 (1年間)がついていて、Office 365に登録すれば最新のOffice 2016が利用できます。さっそく登録しましたが、あるとき、Office Mobileでドキュメントを表示すると、「読み取り専用」と表示され、「編集と保存を行うには、Office 365のサブスクリプションが必要です。」と表示されます。2つの問題があるようです。まず、Office Mobileは10.1インチ以下は無償で利用できるとあるのですが、読むことはできても編集はできません。インターネットで調べると、同じTransBook H100Aを利用しているユーザーがMicrosoft ユーザーフォーラムに同様に編集できないと投稿されていて、Microsoft Supportの方が回答しているのですが、解決していません。10.1インチというのがちょうど境界線上にあり、とても中途半端な状態になっているようです。ASUSはこのことを認識して販売しているのかな。2つ目はOffice 365サービスに登録しているにもかかわらず、サブスクリプションの購入を求められることです。選択肢は購入するか、キャンセルするかのどちらかしかなく、購入済みというのはありません。マイクロソフトのアカウントから再度インストールしても状況は変わりません。釈然としないまま翌日再確認をすると利用できるようになっていました。1年後、Office 365の更新時期がきて、仮に継続しない場合、Office Mobileが読み取り専用になるなら、何のためにWinodws タブレットを購入したのかわからなくなってしまいます。他にもOffice 2007搭載の複数台のWindows PCがあるので、単純にOffice 365サービスを継続すればよい、というものではなく、Office 365 soloに移行するのか、パッケージ版を新たに購入するのか悩ましいところです。2in1のTransBook T100HAがPCなのか、タブレットなのかでも要件が異なってきます。1年間じっくりと考えたいと思います。

気になる点ばかり書きましたが、タブレットとしては10.1インチと画面が大きく見やすいです。光沢(グレア)画面で映り込みはありますが、私はあまり気になりません。ということで、外出や会議などでの利用シーンが着実に増えています。更に、タブレットをPCのサブディスプレイに利用できないかと考えているのですが、次回以降にレポート予定です。





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2015年6月 5日 (金)

iTunes Matchでアルバムアートワークを追加

iTunes Matchを導入(経緯はここ)し、iOSデバイス(iPhone、iPad mini)で音楽を聴いています。iPhone,iPad miniともにストレージは32GBで、iTunesに保存している楽曲のすべて(約130GB)は保存できません。そこで、iCloudに保存したiTunesの楽曲を再生できるiTunes Matchを利用してます。Wi-Fi環境での利用が前提ですが、所有しているすべての楽曲がこれらのデバイスで手間をかけずに再生できるのでとても重宝しています。

ところで、このiTunes Matchですが、時折、挙動がよくわからないことがあります。その一つに、アルバムのアートワークがうまく表示されないことがあります。母艦のPCのiTunesではアートワークが表示されているのですが、iTunes Matchを通して、iOSのデバイスで見ると表示されていない場合があります。ネットでの記載をみると、iTunes Matchでのアートワークのマッチングは「いい加減」なので、あまりこだわらない方がよい、などと記載されていることもあります。確かにアートワークは楽曲再生には必須ではないので、気にしなければよいのですが、お気に入りのアルバムなどでアートワークが表示されないのはちょっと寂しいです。ということで、100%成功するかは保証の限りではありませんが、iTunesでは表示されていて、iOSでは表示されていないアートワークを表示する方法を紹介します。

この方法の基本の考え方は、iCloudにアルバムアートワークを再登録してiOSデバイスで再読み込みをする、というものです。手順は(メニューは英語表記で記載しています)

1. 母艦のPCのiTunesでiOSデバイスで表示されていないアルバムを選択する。
2. アルバムに収録されている曲を一つ選び、右クリックし、
    Get Info → Artwork
    で、表示されたアートワークの画像をデスクトップなどにコピーします。
3. iTunesの元の画面に戻り、今度はアルバムの全曲を選択し、再び
    Get Info → Artwork
で表示されたアートワークを右クリックし、一旦削除し、
    Add Artwork
で先ほどコピーした画像を選択しiTunesに取り込みます。

Album_artwork

4. iTunesの元の画面から
    Store → Update iTunes Match
を実行します。
5. 更新が完了したら、メニューバーのMatchをクリックし、画面が変わって、更新完了を確認し、右下の「Done」ボタンをしクリックます。
6. iOSデバイスで
    設定 → iTunes & App Store
で、iTunes MatchがONになっているのを一旦OFFにします。
7. 再度iTunes MatchをONにします。これで、メニューからミュージックを選択すると「iTunes Matchを読み込み中」となり再読み込みが行われています。
8. 読み込みが完了し、目的のアルバムのアートワークが読み込まれていれば成功です。

少し手間がかかるのでアートワークが読み込まれていないアルバムが多くあると大変ですが、少ないと、この方法で対応ができそうです。

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2015年1月10日 (土)

新しいキーボードを入手しました

またぞろ新しいキーボードを入手してしまいました。今回はAnker iPad miniウルトラスリムキーボードカバーというもので、iPad miniに特化しています。実は、Chromebook(DELL Chromebook 11)を入手以来、Chromebookにぞっこんとなってしまい、モバイルデバイスとして競合するiPad miniがお蔵入りの危機となったわけです。しかし、iPad miniにも相当の愛着を持っている私としては、このままiPad miniを眠らせてしまうのはもったいない、ということで、iPad miniの強化に取り組むことにしました。iPad miniの最大の優位点である軽さと薄さを活かしつつ、テキスト入力を強化しようと考えました。ネットで検索すると低価格で高品質ということで評価の高い本製品にたどり着きました。早速amazonで購入したのですが、私が購入した価格は、3,980円でした。これでも低価格と言えるのですが、レビュー記事などを見ると2,500円〜2,700円で購入したと言う記載が多く、違う商品なのかなぁと疑問に思ったのですが、どうやら同じもののようです。多分、円安のために値上げをしたのではないかと想像しています。もっと早く入手しておけば良かったと、ちょっと悔しいです。
 
さて、このキーボードですが、サイズは20cmx13.9cmx0.9cmで、iPad mini とほぼ同サイズで、使用するときはキーボード上部の溝にiPad miniのホームボタンを右側にしてを立ててやればマグネットで固定されます。横位置だけでなく、縦置きも可能です。使用しないときは一旦iPad miniとキーボードを切り離して、キーボード上端の金具にiPad miniを装着するとカバーとして利用できます。 カバーを開いたときも、閉じたときも、一見すると手のひらサイズの小型PCと言った趣きでなかなか良い感じです。
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キーの打鍵は、さすがにiPad miniサイズということで、キーピッチが15mm程度と狭く、思考速度で打鍵できるようにするには慣れが必要です。また、このキーボードにはショートカットキーが割り当てられていて、使ってみると、特に左端のがホームボタンキーと右端のロックの切り替えキーがとても便利でした。日本語と英語の切り替えはcmd+スペースキーで行います。ところでiOS標準の日本語入力ソフトは、文字を入力すると次の文字の予測候補が表示されるのですが、escキーがないので、表示されている予測候補を消すことができません。文書を編集しているときは、この予測候補が邪魔になることがあるのですが、消えてくれずに苦労することがあります。何とかならんのか。それと、日本語入力はちょっともっさり しています。もう少しキビキビと動いてくれると嬉しいのですが。このあたりは、キーボードと直接関係ないかも知れませんが。
ということで、iPad miniにキーボードを装着して使ってみると、メールのやりとりや、テキストエディターを使ったテキストの入力はソフトキーボードよりもずっと使いやすくなりました。使っていると、自分はiPad miniをし使っているのかChromebookを使っているのか一瞬わからなくなることがありました。
このキーボードは重さが209gでiPad mini本体と合わせても500g強と、外出には十分に使えるデバイスだと感じました。(ちなみに私のChromebookは約1.3kgです)テキスト入力の頻度と量を考え、Chromebookと使い分けてゆきたいと思います。
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2014年9月13日 (土)

パソコンが消える日!?

少し前から日経BP社のWebサイトなどで、「パソコンが消える日」とか「パソコンはもう終わってしまうのか?」と言ったようなちょっと刺激的なタイトルの連載が目につくようになっています。パソコンが産声を上げて40年程度、ちょうど私が社会人になったばかりの頃で、私の社会人と私生活のかなりの部分はパソコンとかかわってきました。それだけに、個人的には、パソコンに愛着を感じていて、簡単には無くならないで欲しいなあと思っています。記事のタイトルは刺激的ですが、記事の内容を見ても、パソコンがなくなってしまう、という記事はありません。ただ、今までは、何をするにしてもパソコンを利用していたのが、今ではスマートフォン、タブレットなどに移行しているサービスというかアプリがあるわけですね。特にインターネットを利用したサービスはその傾向が強いです。業務ではなく、個人としてパソコンを利用する場合、インターネットに接続するケースが多いので、勢いスマートフォンやタブレットの注目度が上がり、相対的にパソコンの注目度は下がるわけですね。

私のブログのタイトルは「TATおじさんのモバイル日記」で、当初はウィルコムのWZERO3という衝撃的なモバイル端末が発売され、その珍しさと魅力に取りつかれてブログまで立ち上げたのが発端ですが、その頃は、パソコンがこの世の春を謳歌していて、モバイルという存在が、特殊なものでした。それが、今やモバイル機器が主要な情報端末となっています。そういう中で、魅力的なパソコンというのはなかなか出ていないのですが、それだけの理由でパソコンがなくなるわけではないと思います。モバイルはモバイル機器に任せて、パソコンはパソコンにしかできないこと、例えば個人使用に関しても長い文章の入力、複雑な表計算ソフトの操作、凝った画像処理などは大画面、使いやすいキーボードの存在が不可欠です。私が思うに、このままパソコンの需要が減って消滅してしまうのではなく、新たな表現手段としてパソコンが形を変えてゆく、というものです。ChromeBookなどはその可能性の一つと言っていいかもしれません。それに、OSもWindowsだけではありません。iOSもあればLinuxも健在です。パソコンが消える日を考えるより、新しいパソコンのカタチを考えるほうが前向きだと思うのですが。ワクワクするパソコンとは何か、業界の人にも大いに考えてもらいたいですね。

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2014年8月30日 (土)

これで快適なリビングPCライフを送れるか、エレコムから新WiFi中継器

エレコムから、無線LAN中継器「WTC-733HWH」「WTC-300HWH」が9月中旬に発売されるそうです。壁などのコンセント直付で、場所もそう取りません。
上位モデルの「WTC-733HWH」はIEEE 802.11ac/n/a/b/gに対応し、11acで最大433Mbps、11nで最大300Mbpsで中継可能とのことです。下位モデルのWTC-300HWHは、IEEE 802.11n/b/gに対応し、11nで最大300Mbpsで中継可能とのことで、ともに1台の中継器で、2代台の子機まで接続可能で、他社のWiFiルーターにも対応しているとのことです。

もし、この中継器の能力が強力ですと私にとっては朗報です。我が家は決して広くないのですが、WiFiルーターを設置している部屋が、家の一番端にあり、他方の端の部屋には電波があまり届きません。リビングもその一角にあり、リビングにPCやタブレットを置いてWEB閲覧などを行おうとすると、途中で途切れたり、反応の遅さにストレスを感じることが少なくありません。

リビングPCとして、ECS LIVAを購入しましたが、無線LANの接続が悪く、仕方なく、有線LANケーブルをだらだらと這わせているのですが、玄関を横切り廊下をだらだらと這わせるので、いつもつないでいるわけにはいかず、必要なときにすぐ使える状況ではありません。iPad miniも反応が鈍い時があり、いつも苦労させられています。

以前、中継器(メーカーも型番も忘れました)を購入して、家人が利用していましたが、あまり効果がないと、どこかに仕舞いこんでしまっています。それだけに、今度の中継器が期待通りの効果を発揮してくれると一気にリビングでのPC、タブレット、スマートフォンの利用環境が快適になります。中継器も壁のコンセント直付できるので、適切な位置にあるコンセントを利用して中継すれば以前より快適になるのではと考えています。

期待通りになるのか、期待はずれになるのか、とりあえず、製品が発売されたら購入して試してみたいと考えています。

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2014年4月26日 (土)

ThinkPad Bluetooth キーボードとiPad mini

ThinkPad Bluetooth キーボードをAmazonで見ていたら、前日には11台あった在庫が翌日には、3台になっていました。えっ、なぜこんなに売れてんの?ひょっとして、売り切れたらもう手に入らないんじゃないの?と強迫観念に襲われ、思わずポチってしまいました。究極の衝動買いです。実は、後日確認したところ、キーボードの在庫はあるのですが、別のショップの販売で、価格が私が購入したよりもかなり高額でした。結果的に結構安い価格で購入したことになります。

で、何に、使うの?実は、ECSのLIVAという超小型のPCが発売され、何とか入手したいと思っているところです。LIVAには、Bluetoothも搭載されているので、入力端末として使えます。その時にはきっと役立つでしょう(^^;)でも、今は手元にLIVAはありません。キーボードを必要とするのは強いてあげればiPhoneかiPad miniです。とりあえずiPad miniに接続して見ることにしました。

iPad miniのBluetoothをONにして、ThinkPad キーボードの電源をいれるとあっさりと認識してくれました。テキスト エディターのBywordを起動してテストしてみるとキータッチなどはさすがThinkPadです。快適に入力できます。日本語と英語の切り替えはWindowsキーとスペースキーの同時押しで切り替えることができます。

ところで、iPadでは、このキーボードは英語配列と認識され、私が買ったのは日本語キーボードなので、記号などがキーボードの刻印通りではありません。Webをみると、iPad(またはiPhone)との組み合わせでは英語配列のキーボードがおススメとあります。確かにその通りです。それともうひとつ、ThinkPadキーボードのウリである、トラックポイントはiPad mini(iPhoneも)では利用できません。そりゃ、そうだよね。でも、iPad miniでの使用は副次的なものとして、気にしないことにします。

テキストエディターでの利用で、一応使えることがわかったので、他に使いようがないのか、考えたところ、iPad miniからSSHでサーバーに接続してみるというのがありました。以前から、iPhoneやiPadでリモート接続し、サーバーの管理を行うというのは、聞いたことはありますが、やってみたことはありません。ということで、早速SSHのアプリを探したところ、「Server Auditor  SSH client and server」というのが無料でなんとなく良さそうなので、インストールしてみました。ちなみにAndoroido版もあります。サーバーのへの接続もそれほど難しい設定はなく、あっさりと接続できました。最初は「文字がちっせい!」と自分の老眼を呪いましたが、設定画面から文字サイズ、背景色なども変更でき、なかなか面白そうです。これで、ペチペチとコマンドを叩くとちゃんと反応してくれます。よし、これで、リビングやカフェからサーバーの管理ができるぞ!ということですが、そこまでするニーズがあるのかと言われるとちょっと、答えに窮します。とはいえ、iPadでサーバーに接続し、コマンドを叩く、というのも悪くはありません。ということで、ECSのLIVAを入手するまでは、この組み合わせで遊んでみます。

Ipad_and_thinkpad_keyboard

おまけですが、このThinkPad Bluetoothキーボードを外出時に入れるケースを探してみました。サイズが変則的なのでピッタリのものはありませんが、MacBook Air 11.6インチワイド用のものが比較的近いサイズと思われます。私はサンワサプライの「MacBook Air ネオプレン製プロテクトスーツ」というのを購入しました。ThinkPadキーボードよりも一回り大きいですが、許容範囲内と思います。

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2013年10月26日 (土)

25年後のキーボード

2013年10月15日のIT proに掲載された「記者の目 指でたたくか手で書くか、それが問題だ」という記事を興味深く読みました。記事は、医療の現場などでは、両手入力が必要なキーボードーが作業性の問題から非常に嫌われているという現実の紹介から入ります。これは、最近、内部を見る機会があった、集中治療室などでも、専用機器の場合、片手で操作できるものもあるのですが、電子カルテなどのシステムはPCに依存しており、状況報告などはキーボードを使ってパタパタと入力せざるを得ない状況にあります。記事では、これに代わるものとしてタブレットで片手(指)で入力できるもの、あるいは、電子ペンで入力できる、MetaMoJiという企業が開発した「mazec」の紹介がなされていました。

たしかにそうなんですね。オフィスで資料を作成するなどといった仕事は確かにキーボードが適していますし、慣れると手書きよりも効率的に入力できます。しかし、それはそういう環境が整っていてこその話で、医療現場などで、作業をしながら入力が必要な場面では、キーボード(というかPCは)厄介なものになる可能性があります。

私はキーボードが無類に好きで、キーボードオタクと言っていいかも知れないほど多くのキーボードを購入、利用してきました。でも、考えてみればPCそのものがなくなればキーボードも必要なくなっちゃうんですよね。この記事を読んでゆくうちにその事にはたと気付かされました。改めて考えてみるとちょっとさびしいですね。

記事では、25年後、キーボードは一般人の前からは消えて、大量の文章を書く記者や多数の数字や記号を入力するSEや経理担当など、ある種の専門的職業だけで使われるものになる、と予言していましたが、確かに25年後にはそうなっている可能性が高いと思います。ましてや、PCなんてどんなかたちになっているか想像がつきません。

こうして当たり前のように使っている、キーボードやPC自体がなくなってしまう、というのは、これまでPCやキーボードが果たしてきた役割(技術的側面だけでなく文化的側面も含めて)を考えるとちょっとさびしいものがありますが。

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2013年8月24日 (土)

PCの進化系はどんなものだろう

PCの出荷の減少に歯止めがかからないようです。調査会社IDCジャパンが8月13日に発表した、2013年4~6月の国内パソコン出荷台数は前年同期比12.5%減の337万台だったそうです。5四半期連続のマイナスで減少幅も拡大しているとのこと。短期的な要因もあるにせよ、トレンドとして減少傾向は当面続きそうです。世界的に見てもこの傾向は変わらないのではと思っていますが、PCの存在そのものがすぐになくなる可能性は低いと思います。今起きているのは、PCを利用していた人たちの一部が、スマートフォンやタブレットに移行している段階で、スマートフォンとタブレットがPCに完全に代替できるか、というと私はまだPCの存在価値はあると思っています。情報をインターネットなどから取得するだけならスマートフォンやタブレットでも十分ですが、情報を加工する、新たな情報を生み出すためには、まだまだPCの力が必要と思います。スマートフォンの出現で、従来の携帯電話(フィーチャーフォン)の市場や、低価格コンパクトカメラの市場が極端に縮小してしまいましたが、PCの市場の一部でもそういう事が起きていると思います。広く考えれば、スマートフォンもタブレットも情報端末であるので、PCだけを取り上げて云々するのは視野が狭いかも知れません。

手元に米BYTE誌の1977年1月号の表紙のイラストの写しがあります。それは、「デジタル理想郷」と名付けられたもので、デスクの上に、歴史上初のパーソナルコンピュータと言われているALTAIR8800とともに、ディスプレイとキーボードが一体となったデバイスが描かれていて、ディスプレイには近未来的な都市の画像が表示されています。このようなデバイスは当時はまだ主流ではなかったと思いますが、考えてみればPCの基本的な形状(ディスプレイとキーボード、その後にはマウス)は36年前からあまり変わっていないと言えます。ただ、記憶装置などの周辺機器、部品レベルやソフトウェアでは劇的に変化しています。そんなPCが今度は形も変化しつつあるのかも知れません。これから先、グーグルグラスやウェアラブルコンピュータなどの新しい形に変化してゆくかも知れません。そうしたとき、PCという従来のカテゴリーにこだわるのは意味がなくなるかも知れません。とは、いうものの、キーボードとマウスに慣れ親しんできた私としては、従来型のPCも更に進化を遂げて、おっ、PCにもこんなことができるんだ、というような驚きを抱かせるようなブレイクスルーが起きることを期待しています。

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2013年2月 2日 (土)

「これからスマートフォンが起こすこと」を読んで

「これからスマートフォンが起こすこと」(本田雅一著、東洋経済新報社)を読みました。発行は2011年5月と1年半以上前になりますが、内容的に古くはなっていません。むしろ、書かれたことが実現しつつあるとの印象を受けました。サブタイトルには「携帯電話がなくなる!、パソコンは消える!」とちょっと刺激的な表現が使われています。ちなみに私は、amazon Kindle ストアで、電子書籍版を購入しました。

古くは、1990年台以前の日本のPCが日本語対応のために独自規格となっていたのを、業界標準で対応できる技術(DOS/Vのことと思われる)が生まれ、その後の日本のPCメーカーの勢力図が一気に変わったこと、1994年前後、インターネット普及によりPCの使い方やライフスタイルが一変したことを例示し、スマートフォン、タブレットの出現はそれに匹敵する変化を我々にもたらし、これからの世界が大きく変わる、というものです。変化はスマートフォンや、タブレットがもの心ついた頃からすでにあった「スマートネイティブ」によって引き起こされると記載されています。

私は、スマートフォン、タブレットがこれからの世界を変えうるもの、という意見に同意します。また、同氏がスマートフォンは「パソコンと同じようなことができる携帯電話」ではなく、「通話することができるパソコン」(「」内引用)との記載も当を得ていると考えます。そしてこの本を読んで、PCの定義が多様化し、従来のPCという表現だけでは語りきれないモノとサービスが出現している中でレガシーなPCはどうなるのだろう、と言うのが気にかかりました。従来のPCが一気になくなってしまうわけではありません。キーボードを多用する(つまり何かアウトプットを出す)仕事や、特定の業務に密着したアプリケーションの利用などはまだまだ従来のPCの得意とする分野です。でも、それだけのために、メーカーとしては、多くのリソースと資金を投じて最先端のPCを作り続けるのか?というと疑問がないわけではありません。こう考えると従来のPCの未来は暗いものとなってしまいますが、これまでも何度もブレイクスルーを繰り返してきたPCが、スマートフォンとタブレットという大きな変化の波にさらされても、新たなブレイクスルーを引き起こす可能性は残っていると思います。Windows8がそのきっかけになるかどうか、そういう意味では、これから(Windows8以降)のマイクロソフトの取り組みが従来のPCの生き残りのためのキーとなりそうな気がします。1月に開催された国際家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)2013」では、Windows8を搭載し、タッチパネル対応で、タブレットとしても、従来のPCとしても利用できる端末が多く出展されていたようです。将来的には、PCの形がこのようになるのか、あるいは現在は過渡的な状態なのかはまだ分かりません。仮に従来のPCの需要が先細りになるとすれば、最終的なユーザーは、限られた人たちのみになってゆくのかもしれません。

PCが誕生して30年余り、PCは私たちに夢(時に悪夢)と楽しみを与えてくれてきました。仕事や生活の道具としても欠かせないものになりました。そのPCが今後どう変化するのか、この本を読んでデジタルネイティブでも、スマートネイティブでもない私が、従来のPCの将来を愛着と一抹の不安を感じながら思いをはせました。

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