2016年5月20日 (金)

Ubuntu 16.04LTS

Ubuntuの新しいバージョン16.04LTS(Xenial Xerus)が2016年4月に予定通りリリースされました。今回は、5年間の長期サポート版(LTS)となります。Ubunuは7.10の頃から使い始めて当初は半年ごとに新しいバージョンをインストールしていましたが、じっくりと使おうということで12.04LTS以降は2年毎のLTS版をインストールするようにしました。ということで、今回は14.04LTS以来の導入となります。
複数台のPCがあり、スペックや利用用途に合わせてどのように導入するか考えてみました。

Ubuntu1604_install_policy

■ASUS X200MA
ダウンロードしたUbuntu 16.04 LTS 日本語Remixの起動ディスクをUSBフラッシュメモリーに書き込みインストールしました。この機種はWindows 10をインストールしていて、継続して使う予定なので、Ubuntuは64GBのUSBフラッシュメモリーにインストールしてデュアルブートとしました。

今回の16.04LTSの特徴として、ランチャーの位置を標準の左側から下に配置することが可能となりました。位置の変更は端末を開き下記のコマンドを入力します。

Unityのランチャーの位置を下にする場合
    $ gsettings set com.canonical.Unity.Launcher launcher-position Bottom

元(左側)に戻す場合
    $ gsettings reset com.canonical.Unity.Launcher launcher-position

画面の縦横比を考えると、ランチャーを左側に配置するというのはある意味で合理的ですが、他のOSと同じ感覚でということでは下の配置も使いやすいと思います。私も新しくなったということを実感するために^^;下に配置してみました。

Ubuntu1604_desktop_800

あと、ソフトウェアのインストール、削除が「ubuntu ソフトウェアセンター」から「Ubuntu software」になっています。いつも使うアプリを追加するときに利用しましたが違和感なく使えます。個人的には、この方が使いやすい気がしました。

Ubuntu_software_800

Ubuntu 16.04LTSをしばらく使ってみたところ、インストールしたASUS X200MAは、 CPUがCeleron N2830 ( 2.16GHz × 2)、メモリー4GB ですが、Windows 10の起動に恐ろしく時間がかかり、かつ、動作ももっさりしていたのが、Ubuntuではストレスなく使えます。今後の利用のメインはUbuntuになりそうです。

■ HP Mini 2140
この機種はいわゆるネットブックでCPUはatom N270、メモリは1GBです。最初Ubuntu 16.04LTS Desktop(32bit)をインストールしましたが動きがもっさりしているので、軽量のUbuntuフレーバーのXubuntu 16.04をインストールしました。Unityよりも動きが軽くなりました。この機種の無線コントローラーはBroadcom製で標準ではドライバーがインストールされません。OSインストール後、「設定」- 「ソフトウェアとアップデート」 -  「追加のドライバー」で「Broadcom 802.11 Linux STA ・・・」が検出されたら「更新の適用」をクリックしドライバーを追加します。これで利用できるようになるのですが、再起動すると再びWi-Fiの設定が無効になってしまいます。再度ドライバーを追加すれば認識しますが、起動のたびにこの作業を行うのは現実的ではありません。業を煮やしてUSB Wi-Fiドングル(PLANEX 無線LAN子機 GW-USNANO2A)を挿して利用することにしました。こちらは問題なく利用できます。その後、さらに軽量のLubuntu 16.04を試そうとしましたが、なぜかインストールに失敗します。Xubuntuでそれなりに動いているので、Xubuntu 16.04で利用することとしました。

Xubuntu1604_on_hpmini2140_800  Hpmini2140_wifi_driver

■ LIVA mini PC KIT
手のひらサイズの小型軽量のPCで、SoCにBay Trail-M、メモリーは2GB搭載しています。これまでファイルサーバーとして、ASUS EeePC 4G-X(初代EeePC、2008年2月購入)に3TBの外付けHDDを接続してUbuntu Server 14.04LTSを導入していましたが、EeePC 4G-XはUSB3.0のポートを有しておらず、大容量のイメージをバックアップするときなどに時間がかかっていたため、Ubuntu 16.04リリースに合わせて、USB 3.0ポートを持つ、省電力、ファンレスのLIVA mini PC KITにリプレースすることにしました。導入に際しては「Ubuntu Server実践バイブル」(吉田史著、ASCII)を参考にさせていただきました。主な導入ソフトはOpen SSH、Sambaで、ハード、ソフトの切り替えも問題なく、順調に稼働しています。

Asus_eeepc_4gx_800_2

ご苦労様 EeePC 4G-X

Liva_2_800_2

これからよろしくね LIVA

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2016年4月23日 (土)

Diginnos DG-M01IWにUbuntu 14.04 LTSをインストールした

ドスパラが販売しているバッテリー内蔵の文庫本サイズPC のDiginnos DG-M01IWはWindows 10Homeがプリインストールされていますが、USBフラッシュメモリーにインストールしたUbuntu 14.04LTSが起動するようにしました。Secure Bootのおかげで試行錯誤を重ねましたが、なんとか起動できるようになったので記録しておきます。

■Diginnos DG-M01IWの仕様
 プロセッサ            Atom Z3735F (クアッドコア、定格1.33GHz)
 グラフィックス     インテル HD グラフィックス
 メモリ                  2GB(DDR3L)
 ストレージ            32GB eMMC(Hynix製)、microSDカードスロット
 無線機能             IEEE802.11 b/g/n、Bluetooth 4.0
 バッテリ               内蔵
 OS                      Windows 10 Home 32bit
 サイズ                116×152×15(幅×奥行き×高さ/mm)
 重量                   約350g

プロセッサ(CPU)のAtom Z3735Fは、ほとんどのスティック型PCに搭載されているものと同じです。Windowsをガンガン利用するには非力であり、32GBのストレージもシステムに10GB超割り当てられていて、アプリをインストールしてゆくと空き領域がほとんどなくなってしまうという状態に陥り、Windowsで利用するのはかなり厳しいと感じました。そこで、Winodwsよりは軽量に使えるUbuntuを試すことにしたのですが、購入したばかりのWindows10を削除してしまうのもためらわれ、UbuntuをUSBフラッシュメモリーにインストールして、疑似的にデュアルブートすることにしました。当初は軽い気持ちで始めたのですが、Secure Bootのおかげで、インストーラーが入ったライブCDすら起動できません。不正なOSのインストールを防ぐというセキュリティー強化目的で導入されたものですが、これでは健全な(?)Linux利用者が排除されてしまいます。困ったものだ。ということで、回避方法も含めて以下に手順を記します。

■手順
1. スティックPCにUbuntuをインストールする記事に、無線ドライバー(RTL872BS)の関係でカーネル3.16を含んでいる一世代前のubuntu-14.04.2-desktop-amd64.iso をインストールとあったので、
からイメージファイルをダウンロードしました。

2. Win32DiskImagerでUSBフラッシュに書き込むと、EFIが32bitでないために起動しません。32bitのUFIを追加するために、Windowsで「Rufus」というソフトでisoイメージをUSBフラッシュメモリーに書き込みます。Rufusは以下からダウンロードします。
    http://www.forest.impress.co.jp/library/software/rufus/

ダウンロードしたファイルはプログラムその物でダブルクリックで起動。
起動後、ISOイメージを右下のボタン(CDの絵)から指定します。
パーティション構成とターゲットシスティションの種類を「GPT UEFIコンピューターのためにパーティションを構成」を選択し
クラスタサイズを「64キロバイト」(私の場合は選択できなかったのでデフォルトのまま)を選択して、ボリュームの新ラベルを「ubuntu1404」を入力。
最後に下にある「スタート」ボタンをクリックして書き込みを開始。
書き込み後は「閉じる」ボタンで閉じます。
次に下記から「bootia32.efi」ファイルをダウンロード。

  https://drive.google.com/file/d/0B99O3A0dDe67QWUtek9rdHptMjA/edit


ダウンロードした「bootia32.efi」ファイルを作成したUSBの \EFI\BOOTにコピーします。これで起動可能なUSBフラッシュができます。

3.   USBフラッシュをDG-M01IWに挿し、USBキーボードを接続し、起動時に「esc」キーでBIOS画面表示ます。BIOSの以下を変更(または確認)します。

  1) Fast Boot : Disable (初期設定のまま)
  2) Secure Boot : Disable (Enabe から変更)
  3) TXE : Disable ( Enableから変更:Advanced → Security Configuration)
  4) Boot Option #1(第1順位) に作成したUSBフラッシュを選択
Save & Exitで起動すればubuntuインストーラーが起動します。
(Windows を起動するときは、2) - 4)の設定を元に戻す必要があります)

4.  ubuntu14.04をUSBフラッシュメモリーにインストールします。Windows 10とUbuntu 14.04 LTSを疑似的にデュアルブートにするために
  1) インストーラーの「インストールの種類」の画面で「その他」を選択。
  2) PCのパーティション構成の一覧が表示されるのでインストールするUSBフラッシュのデバイス(/dev/sdX)を選択。
  3) 「新しいパーティションテーブル」をクリック(グレイアウトしていればパス)
  4) 「+」ボタンを押して
    「サイズ」にスワップ領域(約2GB)を減らした値(約30GB)を指定。「利用方法」は「ext4」、「マウントポイント」は「/」
  次にスワップ領域として「約2GB」を指定し、「利用方法」は「スワップ領域」に
  5)「ブートローダーをインストールするデバイス」をUSBフラッシュメモリ(dev/sdX)に指定(ここがポイントです)
  6) インストールボタンを押してインストール開始

5.  インストール完了後、「UEFI」を32bit版に差し替えが必要で、インストーラの入ったUSBフラッシュはそのまま挿しておき、再起動後、GNU GRUBのubuntuの起動画面が表示されたら「C」キーを押してGRUBシェルを起動。下記コマンドでGRUBからubuntuを起動する

  grub> ls (hd1,gpt1)/boot lsのみでパーティション一覧が確認できる
  grub> linux (hd1,gpt1)/boot/vmlinuz-x-x-x-x-generic root=/dev/sdb1 reboot=pci
  grub> initrd (hd1,gpt1)/boot/initrd.img-x-x-x-x-generic
  grub> boot

6.  ubuntu デスクトップが表示されたら「Ctrl+Alt+T」で端末を開き、 下記コマンドを実行

  $ sudo apt-get update
  $ sudo apt-get install grub-efi-ia32 grub-efi-ia32-bin

7.  再起動して、ubuntuが起動することを確認

8.   無線(Wi-Fi,Bluetooth)ドライバーの導入(利用しないならこの手順は不要です)
カーネル用のドライバーを自動生成するための「DKMS」パッケージをインストール

  $ sudo apt-get update
  $ sudo apt-get install dkms 
  $ sudo gedit /etc/apt/sources.list.d/chestersmill.list
  
  で以下の2行を記したファイルを作成

  deb http://oem.archive.canonical.com/updates/ trusty-chestersmill public
  deb-src http://oem.archive.canonical.com/updates trusty-chestersmill public
ファイル作成後、端末から
  $ sudo apt-key adv --keyserver keyserver.ubuntu.com --recv-keys F9FDA6BED73CDC22    →keysの後ろにブランクあり
  $ sudo apt-get update
  $ sudo apt-get install chestersmill-settings
ubuntuを再起動すれば、Wi-Fi、Bluetoothが利用可能になります。

9.  日本語環境をubuntu14.04LTS 日本語Remixと同じにするには
  $ wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja-archive-keyring.gpg  -O- | sudo apt-key add -
  $ wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-jp-ppa-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add -
  $ sudo wget https://www.ubuntulinux.jp/sources.list.d/trusty.list -O /etc/apt/sources.list.d/ubuntu-ja.list
  $ sudo apt-get update
  $ sudo apt-get upgrade
  $ sudo apt-get install ubuntu-defaults-ja

以上でインストールと基本設定が完了です。

Dignnos_ubuntu_1024
ubuntuが起動したときにはホッとしました。ところが、操作してみると「遅い!」Webブラウザーの表示などとても待たされます。ひょっとしてと思い、USBフラッシュを最新のUSB3.0のものに再インストールしたところ、今度は快適に利用できるようになりました。あと電源投入時、ubuntuのブートローダーが起動するのですが、起動プロセス開始直後にフリーズしてしまいます。起動時にBIOS画面を表示して、(何も変更せずに)「Save & Exit」で起動すると問題なく起動できます。

かなり、マニアックになりましたが、一度設定してしまうと、あとはUbuntuが起動するマシンとして利用できます。ubuntu 16.04ではどうなるか、バックアップを取ったうえで、アップグレードを試そうかと思っています。

■下記を参考にさせていただきました。
・ 日経Linux 2016年3月号 p.41 Stick PCにubuntuをインストール。 主に2番目事例
・ 日経Linux 2016年4月号 p.38 「外付けハードディスクにUbuntuをインストール」

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2016年4月17日 (日)

デュアルディスプレイへの道のり その2

会社のPCをデュアルディスプレイにするために予想外にてこずってしまいました。そもそもタブレットをサブディスプレイにするというのは、一時利用であればまだしも、常時利用を考えると課題がありそうです。うまくいかずちょっとがっくりしていたのですが、そうなると何とかしたいという思いがむずむずと起きてきて、専用のディスプレイを探してみました。前回記しましたが、オフィスの制約があり、据え置き型のディスプレイは難しいので、コンパクトなディスプレイを探しました。探してみると7~8インチクラスから結構あります。でも、解像度が低めな割に、価格は15,000円程度と結構します。同じ値段で23インチ程度のエントリクラスのディスプレイが手に入るので、躊躇してしまいました。調べているうちにUSB接続のディスプレイで、ASUS MB169 B+(15.6インチ、1920 x 1080 ドット、IPSパネル、USB 3.0接続)が目に留まりました。厚みが8.5mmで重さが800gというのも、持ち運びやしまうときにも場所を取りません。同じASUSからMB168という大きさ、重さ、厚みはほぼ同じで1366 x 768 ドットの製品が出ていますが、同じ買うならと1920 x 1080 ドットに目が奪われました。約34,000円とかなり値が張りますが、これまで思うようにいかなかった経験から、ここは良いものを、と気持ちが固まりました。

ということで大決心をして購入し、さっそく会社のPCに接続してみました。CDからドライバーのインストールが必要とありましたが、光学ドライブがないため、Display Link からドライバーを直接ダウンロードしてインストールしました。      

http://www.displaylink.com/downloads/windows

また、Renesas USB3.0 Host controllerも必要のようですので、インテル社のサイトからダウンロード・導入しました。   

https://downloadcenter.intel.com/ja/download/19880/USB-3-0-Renesas-Electronics-USB-3-0-Driver

以上で準備完了で、USB3.0ケーブルで接続すると無事起動、認識しましたが、表示がぼやけています。変だなあ、と思い、Windowsの設定を見てみるとMB169 B+の表示倍率が200%になっていました。100%に設定し直すと鮮明な表示となりました。色は薄めです。輝度調整があるので、適切な輝度に設定するとまずまずです。配置を変えてベストポジションを探しているとき、3つあるUSB 3.0のポートのうち、別のポートに挿し替えるとMB169 B+を認識しません。認識するのはUSBの常時給電機能がある1ポートのみでした。ポートによって供給電力が異なるのでしょうか。たまたま最初につないだのがうまくいったので、結果オーライとするのかどうか悩ましいところです。

MB169B+には専用のケースがついていて、スタンドとしても利用できるのですが、場所をとるので、ケースは保管用にして、別途スタンドを購入しました。

  Anker タブレット用スタンド 角度調整可能

しばらく使ってみたところ、15.6インチでも結構見やすく、デュアルディスプレイの効果を実感できました。ノートPCよりも画面サイズが大きく解像度も高いので、MB169B+をメインの作業用に使うことになりそうです。一度この環境を経験すると元には戻れないかもしれません。

Dualdisplay

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2016年4月 1日 (金)

Windows タブレットを試す

タブレットとして長年iPad miniを利用していますが、仕事でMicrosoft Officeをがっつりと使う必要が出てきたのでWindows タブレットを購入することにしました。選んだのはASUS TransBook T100HA_128Sです。正確にはタブレットではなく2in1と呼ばれるPCです。これまで格安のWindows 10PCを購入した経験から、メモリー2GB、ストレージ32GBでは実用にはならないと判断し、タブレットとしてはハイスペックなものにしました。

Transbook_t100ha_128s_2 Img_1727_1024_2

2in1ですので、キーボードドックが付属しています。着脱はマグネットでがっちりと固定されます。ただ、キーボードドックを取り付けると結構重く感じ、また、ディスプレイの角度があまり開かないため電車の中などで使いにくく、外出時はタブレットのみの利用が中心です。

Img_1729_1024_3
購入時、電源の入れ方がなかなかわからず苦労しました。電源ボタンを長押し(4、5秒)するのですが、突起が小さいため押しずらくまた、指を離すタイミングによっては電源が入らず、実はいまだに苦労しています。また、たまにタッチパネルを操作中に突然画面が消えることがあります。電源ボタンを軽く押すとログイン画面に戻るのですが、よくわからない挙動です。

Windows タブレットにまだ慣れておらず、特にタブレットモードで利用の仕方に戸惑いがあります。慣れの問題と思いますが、iPad miniのUIの方が直感的に利用しやすい気がします。Windowsはマウスとキーボードで使うものとの固定観念から抜けきれないのかもしれません。ソフトウェアキーボードは横位置にした時、画面の下半分がキーボードとなり、入力ボックスが隠れてしまう場合があります。iPad miniのときはあまり感じなかったのですが、iPad miniでは縦位置で利用することが多かったためと思われます。iPad miniの場合、縦位置の方が持ちやすかったのですが、10.1インチの場合、通常利用は横位置になる場合が多いためと思われます。ソフトウェアキーボードの操作感は特に違和感はありません。
Img_1730_1024 Img_1731_1024

想定していなかったのは、Officeに関してです。購入時に、Office MobileとOffice 365サービス Office Premium搭載パソコン専用 (1年間)がついていて、Office 365に登録すれば最新のOffice 2016が利用できます。さっそく登録しましたが、あるとき、Office Mobileでドキュメントを表示すると、「読み取り専用」と表示され、「編集と保存を行うには、Office 365のサブスクリプションが必要です。」と表示されます。2つの問題があるようです。まず、Office Mobileは10.1インチ以下は無償で利用できるとあるのですが、読むことはできても編集はできません。インターネットで調べると、同じTransBook H100Aを利用しているユーザーがMicrosoft ユーザーフォーラムに同様に編集できないと投稿されていて、Microsoft Supportの方が回答しているのですが、解決していません。10.1インチというのがちょうど境界線上にあり、とても中途半端な状態になっているようです。ASUSはこのことを認識して販売しているのかな。2つ目はOffice 365サービスに登録しているにもかかわらず、サブスクリプションの購入を求められることです。選択肢は購入するか、キャンセルするかのどちらかしかなく、購入済みというのはありません。マイクロソフトのアカウントから再度インストールしても状況は変わりません。釈然としないまま翌日再確認をすると利用できるようになっていました。1年後、Office 365の更新時期がきて、仮に継続しない場合、Office Mobileが読み取り専用になるなら、何のためにWinodws タブレットを購入したのかわからなくなってしまいます。他にもOffice 2007搭載の複数台のWindows PCがあるので、単純にOffice 365サービスを継続すればよい、というものではなく、Office 365 soloに移行するのか、パッケージ版を新たに購入するのか悩ましいところです。2in1のTransBook T100HAがPCなのか、タブレットなのかでも要件が異なってきます。1年間じっくりと考えたいと思います。

気になる点ばかり書きましたが、タブレットとしては10.1インチと画面が大きく見やすいです。光沢(グレア)画面で映り込みはありますが、私はあまり気になりません。ということで、外出や会議などでの利用シーンが着実に増えています。更に、タブレットをPCのサブディスプレイに利用できないかと考えているのですが、次回以降にレポート予定です。





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2016年2月27日 (土)

ESC LIVAにLubuntu14.04LTSをインストールした

普段使いのLinux PCとしてECS LIVAを使っています。私のは初代(私の場合、初代というのが多いです^^;)のLIVA-B3-2G-32GBで、Intel Bay Trail-M SoC を搭載し、メモリーは2GB、ストレージは32GBで、2014年5月に購入しました。OSは当初からUbuntu14.04LTSをインストールし、普通に使っていたのですが、もう少し軽快にならないかと考え、OSをLubuntu14.04LTSにして見ることにしました。LubuntuはUbuntu公式の派生ディストリビューションで、デスクトップ環境にLXDEを採用してメモリーの少ない非力なマシンでも軽快に動くことを目指しています。Lubuntu14.04LTSのサポートはUbuntu14.04LTSよりも短く2017年4月までで、近いうちにLubuntu16.04LTSのリリースがあると思いますが、それまでにLubuntu14.04LTSを試してみて、16.04LTSがリリースされた段階でUbuntuにするか、Lubuntuにするかを決めたいと思いインストールすることにしました。

■インストール手順
1. 下記からLubuntu14.04LTSをダウンロードしました。(リンクをクリックするとダウンロードが始まります)
  Lubuntu 14.04 LTS 32Bit 版
  Lubuntu 14.04 LTS 64Bit 版
   http://cdimage.ubuntu.com/lubuntu/releases/14.04/release/lubuntu-14.04-desktop-amd64.iso

※64Bit版をWindows環境でダウンロードしました。

2. ダウンロードしたisoイメージをWin32DiskImagerでUSBフラッシュメモリーに書き込みます。ファイルサイズは約700MBです。Win32DiskImagerはファイルの拡張子が.imgのみ対応していますので、エキスプローラーなどで拡張子を.iso → .imgに変更しておいてからUSBフラッシュに書き込みます。USBフラッシュの代わりにCD-Rに書き込むことも可能です。

3. 書き込んだUSBフラッシュをLIVAに挿し、電源を投入します。BOOT画面が表示されたらFn7キーを押し、BOOT OPTIONを表示します。私の場合、HDMI出力では電源投入後のBOOT画面が表示されず、VGAに切り替えるとBOOT画面が表示されました。BOOT OPTIONでBOOTするデバイスとしてUSBフラッシュを選択するとLubuntuが起動します。まず、「インストールせずにLubntuを試してみる」を選択して動作を確認しました。


4.  LIVE版でいくつかのアプリケーションなどを試してみたところ、問題なく動作することが確認できました。動きも体感的には軽快になったように思えます。ただ、今後継続してLubuntuを使うかどうかは、実際にインストールしてしばらく使って判断することにして、インストールは、Ubuntu14.04LTSとのデュアルブートにしました。インストールの手順はUbuntuと同じです。

5. インストールが完了したら日本語設定と追加のアプリをインストールしました。
5.1 日本語入力は標準のiBusを利用しました。ただ、変換ソフトはanthyからMozcに変更しました。
  # anthyの削除
     $ sudo apt-get purge ibus-anthy
 # mozcのインストール
      $ sudo apt-get install ibus-mozc

iBusの設定画面([スタート] - [設定] - [キーボード・インプットメソッド]から
[インプットメソッド]タブのインプットメソッドの選択 - [日本語]を左クリック。

Trim_input_method_mozc_s

Mozcが表示されたらMozcをクリック。

Trim_input_method_mozc2_s

画面右の追加ボタンをクリック

Trim_input_method_mozc3_s
インプットメソッドにMozcが追加されたことを確認し、閉じるボタンを押す。

日本語変換時の候補画面の表示位置を入力エリアの下にするために、下記をインストール
    $sudo apt-get install ibus-gtk  ibus-gtk3


5.2  追加のアプリとして
  Chromium (webブラウザー)
  Libre Office (オフィスソフト)
をインストールしました。
これとテキストエディターのLeafpadと端末のLXTerminalがあれば、大概の処理が可能となりました。これらのアイコンをデスクトップに配置しました。

20160220230313_1600x900_scrot

6. 気になる点
6.1 キーボード配列の設定
LibreOfficeを最新のバージョンに置き換えるために、
    $ sudo apt-get dist-upgradeを実行したところ、キーボード配列が英語になり、Lubuntuを起動するたびに
    $ sudo dpkg-reconfigure keyboard-configuration
で、日本語に指定する必要があります。
6.2 電源管理が変更できない
ディスプレイの消える時間を変更しようとして、[設定] - [電源管理]で設定しても変更されずに元のままである。

これら2点は16.04LTSでの改善を期待するところです。

Lubuntu 14.04をLIVAでしばらく使ってみたところ、思った以上に軽快に動作してくれます。
本格的に使えそうです。

Img_1510

   

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2016年1月 8日 (金)

Windows10pcを使うために必要なスペック

Windows 搭載の格安のPCやタブレットに関して、インターネットで情報を集めると、Window 10搭載のモデルもかなり出回ってきました。価格的には2万円~3万円台でWindows 10搭載のモデルが入手できるようです。ところで、このような格安のPCやタブレットでwindows 10を実用的に利用できるでしょうか。実用的という表現は抽象的ですが、私の場合、メインのPCとして、Webの閲覧、音楽と映像の視聴、オフィスソフトでの文書の作成と編集が行えることが挙げられます。この利用目的で、市販されている格安のPCやタブレット、スティックPCが問題なく利用できるか、実際に購入したドスパラ Diginnos DG-M01IWの使用感を踏まえて考えてみたいと思います。ベンチマークなどの定量的な測定はしておらず、主観的な記載になっていること、ご容赦ください。

参考として、Diginnos DG-M01IWの主要スペックを見てみると
   OS:Windows 10 Home 32bit
   CPU:インテル Atom Z3735F (クアッドコア/定格1.33GHz/キャッシュ2MB)
   グラフィック:インテル HDグラフィックス(CPU内蔵)
   メモリ:2GB DDR3L
   ハードディスク:32GB eMMC
   価格:19,800円(直販価格)

です。これは、現在市場にある、格安タブレットとほぼ同等のスペックで、価格的にはかなり安い製品です。購入して2か月弱ですが、普段使いのPCとして毎日使っています。もともとの目的は「音のしないPC」が欲しかったので、その点では満足しています。また、場所をとらず、液晶ディスプレイに接続して、大きな画面で利用できる点も評価しています。その中で、使っていて、気になった点を挙げます。

■ストレージが32GBではすぐに一杯になってしまう
私の先入観かもしれませんが、Windows は大抵のことができる、ということで、いろいろとアプリをインストールすると32GBではすぐに足りなくなってしまいます。実際、購入直後のユーザーの利用可能容量は約20GBでした。ここに、普段使いのアプリをインストールしてゆくと残りは約10GBになりました。このPCはmicroSDカードスロット(Dドライブ)を持っていたので、それも利用しようとしましたが、アプリなどは、基本的にはCドライブにインストールされ、Dドライブに変更するのはそれなりに工夫がいります。また、DropboxやOneDriveなどのクラウドストレージを利用していますが、これらのクラウドストレージはローカルにもファイルを保有して随時同期する形態になっているため、他のデバイスも含め、クラウドストレージを使えば使うほどローカルのストレージを圧迫します。このローカルのストレージをDドライブなどに変更すればこの問題は回避できるのですが、これも一筋縄ではいきませんでした。Dropboxはリンクの利用によって、Dドライブに保管ができるようになりました。また、OneDriveでもWindows 10の最初のバージョンでは、microSDカードが指定できず、何とかならないものかと悩んでしまいました。11月のWindows 10の更新(ver.1511)で、ようやくmicroSDカードへの保存が可能となり安堵しました。
さらに、Windows 10の更新をしたところ、Cドライブの中に、一時ファイルとして、「Windowsの以前のバージョン」というのが保存されていて、これが6GB余りストレージを占有していました。このファイルは1か月後に自動で削除されるか、手動でも即時削除可能ですが、今後継続的に更新するためには、一時的であれ6GB超の空き容量が必要となります。それを考えると、現在の空き容量約10GBはかなり限界近くに到達していると思います。実は、普段使いということで、Officeをインストールしたかったのですが、空き容量を考えて、導入を見合わせました。そういった意味では、実用的にWindows 10を利用するとすると、最低64GBの容量は欲しいところです。

Windows10__
別のPCの例です。このPCでは、一時ファイルとして15.9GB使用しています。

■メモリ2GBは少し厳しい
これも利用方法次第ですが、いくつかのアプリを同時に起動すると、動きがかなり遅くなります。もともとCPUが非力なので、動きは早くありませんが、さらにもっさりとした感じになります。ある程度快適に使おうとすると4GBは欲しいです。この辺りはCPUとの組み合わせにもよると思います。

ということで、現在はCドライブの容量、同時立ち上げアプリをにらみながらの利用となっています。タブレットで、webとメールの閲覧だけできればよい、というのであれば、この程度のスペックでよいのかもしれませんが、冒頭に書いたように、Windowsとして実用的に利用するなら、このスペックでは厳しいと感じました。

価格が安い、というのは非常に魅力的ではありますが、実際購入する場合は、かなり限定的な使い方になる、ということを念頭に置いておいたほうが無難と思います。

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2015年11月20日 (金)

無音PCの導入

ハイレゾ音源やApple Musicを聴くようになってから、静かな環境で音楽を聴く欲求が高まりました。それまでメインで使っていたデスクトップPCはファンが回りだすと爆音が発生し、とても音楽を聴ける状況ではありません。仕方なくノートPCに切り替えたのですが、だいぶマシになったとは言え、それでもファンの音が発生します。気になりだすと、落ち着いて聴くのが困難になります。ハイレゾ音源は、Raspberry Piにインストールしたvolumioでスマートフォンかタブレットでコントロールし、Apple MusicもiOSデバイスで聴けばPCを起動せずとも静かな環境で聴くことは可能ですが、音楽を聴きながらPCを操作したい場合がどうしても(しょっちゅう)出てきます。そうなると音の問題が発生します。ファンレスのPCに関心が出てきたところ、ドスパラが販売するDiginnos DG-M01IWという機種に出会いました。

ドスパラ通販 Diginnos DG-M01IW

Diginnos DG-M01IW レビュー バッテリ内蔵! 文庫本サイズの超小型パソコン

主なスペックは、
     OS   Windows 10 Home 32bit
     プロセッサ   Atom Z3735F (定格1.33GHz)
     グラフィックス   インテル HD グラフィックス
     メモリ   2GB(DDR3L)
     ストレージ   32GB eMMC(Hynix製)、microSDカードスロット
     無線機能   IEEE802.11 b/g/n、Bluetooth 4.0
     バッテリ   内蔵
     サイズ   116×152×15(幅×奥行き×高さ/mm)
     重量   約350g

価格は税込で21,384円で、これに梱包送料が2,160円(ちと高いです)が上乗せされて合計23,544円でした。スペックを考えるとまあ妥当な価格と言えると思い、購入を決めました。最近話題のスティックコンピュータにしなかったのは、こちらの方がUSBポートを3つ(うち一つはmicroUSB)持っていて拡張性が高そうだったからです。ただ、同じドスパラからWindows 10 のプリインストールされたスティックPC(Diginnos Stick DG-STK1B) がほぼ同じスペックで税抜きで9,980円に値下げして出ているのをみて、こちらでもよかったのかな、と思ったりもしています。

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このPCの「ウリ」のひとつであるバッテリー内蔵でカタログ上では13時間稼働という点に関しては、自分にとって出先でディスプレイかプロジェクターにつなぐなどの利用シーンがあまりイメージできず、小型無音という点での活用を考えました。

このPCは、メインに使っていたデスクトップPCに替わり、普段使いのPCとして、iTunesでApple Musicを聴く、ウェブブラウザーでウェブの閲覧やwebメールの利用、ドキュメント(主にテキストファイル)の作成などです。実際に利用してみて、CPUはAtomでメモリも2GBですが、私の利用範囲ではほとんどストレスなく利用できました。ただ、内部ストレージが32GBで、購入時点でユーザーが利用できる容量は約20GB とあまりアプリを詰め込める状態ではありません。追加でインストールした主なアプリは

     chrome(web ブラウザー)
     iTunes(音楽管理ソフト)
     foobar 2000(音楽再生ソフト)
     Aermo(MPDクライアント)
     秀丸エディター(テキストエディター)
     LibreOffice(Officeソフト)
     Dropbox(オンラインストレージ)
     Evernote(Webページ、ノートの保管)
     Teraterm(ターミナルエミュレータ)

などです。これらをインストールすると空き容量が約12.6GBとなりました。利用していないMicrosoft Office 2007があったのですが、空き容量を考えてインストールは見送りました。LibreOfficeで用は足りますし、どうしても必要なときは、Web上のOneDriveからMicrosoft Office onlineか別のノートPCを利用することにします。今後アプリをたくさん入れなければ何とかやっていけそうです。マイクロSDカードのスロットがあるので、128GBのmicroSDカードを装着しました。

Cdrive

普段、私はデータの保存場所として、クラウドのDropboxとOne Driveを使っていますが、これらは、ローカルディスクにも保存場所を持っていて、ローカルディスクとクラウドを同期して利用するもので、どのデバイスからでも利用できるので非常に重宝しているのですが、他のデバイスなどで、大量のデータを保存すると、結果的にDG-M01IW のディスク容量を圧迫します。これを避けるために、それらのデータの保管場所をCドライブではなく、microSDカード(Dドライブ)にすればよいのですが、これが思った以上にてこずりました。

●Dropboxの保存場所をmicro SDカードにする
Dropboxの基本設定で、Dropboxの場所の変更は可能ですが、microSDカード(Dドライブ)を指定すると、「このフォルダは取り外し可能なメディア上に保管されています」とメッセージが出て指定することができません。調べてみると、シンボリックリンクを作成することによって指定することができました。

Dropboxフォルダの場所をSDカードなどのリムーバブルメディアに変更する方法

●OneDriveの保存場所をmicro SDカードにする
Windows 8.1まではOne Driveの保存場所としてSDカードのあるDドライブを指定できたようですが、Windows 10ではできなくなったようです。Microsoftコミュニティーで、SDカード内に仮想ディスクを作成すれば移動可能との書き込みがありましたが、かなり面倒そうなので、この方法は断念しました。OneDriveの容量が増えてきてCドライブが枯渇しそうになれば、改めて考えることにして、当面はCドライブで運用します。タブレットなどでメインドライブの容量が小さいものもあると思うので、Microsoftには、ぜひとも標準でSDカードに保存できるようにしてもらいたいものです。

●iCloudの導入と保存場所の変更
iOSデバイスを利用しているので、iCloud(特にiCloud Photo)もインストールしようと考えましたが、思わぬ事態が発生し、iCloudの導入を断念しました。これについては回を改めて記載します。

それ以外にCドライブを圧迫しないように下記を設定しました。
iTunes ライブラリ
Apple Musicを利用するので、iTunesは必須ですが、ライブラリの場所はNASに設定しました。また、iTunes Cloudも利用しているので、基本的にはローカルディスクに楽曲ファイルを保存することはありません。
Chromeのダウンロード先
それほど容量を食うわけではありませんが、Webからダウンロードするファイルの保存先をCドライブからDドライブに変更しました。これは、Chromeの設定画面で「詳細設定を表示...」からダウンロードの保存先をDドライブに変更することで可能です。

以上のような設定をして、無事普段使いのPCとして利用できるようになりました。ディスプレイはそれまでデスクトップPCで使っていたものを利用し、キーボード、マウスはBlue Toothで使っていますが、コンパクトで、配線もすっきりして、使い勝手はまずまずです。

実は、私はOSはメインにubuntuを使っていたのですが、今回はiTunesを利用することもあり、Windows 10を利用しています。無音のLinux PCとしてRaspberry  Piがあるのですが、ストレスなく使うにはスペック的に厳しいです。そこで、しばらく使っていなかったubuntu 14.04をインストールしたECS LIVA(初代)という小型PCを復活させたところ、これもファンレスで ストレスなく利用できます。DG-M01IWとLIVAで静かで省電力のPCを利用する環境が整いました。

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2015年9月 5日 (土)

Google Play Musicを試す

2015年9月3日、Google の音楽定額配信サービスGoogle Play Musicが日本で提供を開始しました。Apple Musicがサービスを開始したときはちょっとした騒ぎとなりましたが、Google Play Musicの方は9月3日にサービス提供を開始した、というメディアの控えめなニュースがあり、Google Playにアクセスするとすでにサービスが利用可能となっていました。
Google Play Musicの特徴を挙げておきますと
  • 提供される楽曲は3,500万曲以上
  • CDや iTunes などの楽曲を無料で 5 万曲までクラウドに保存できる
  • 利用者の好みを学習し、利用者にあったプレイリストを提示
  • 利用可能なデバイスは、iOS、Androidのスマートフォン、タブレットとPCのブラウザ(IE、Chrome)
  • 楽曲のダウンロードが可能で、インターネット環境がない場所でも利用可能
  • ストリーミング品質は最大ビットレート320kbps
  • 料金は月額980円。最初の30日間は無料。2015年10月18日までの期間限定で月額料金を780円で提供。
などです。Google Play Musicは海外では以前からサービスを提供しており、今回は日本でのサービス提供を開始したのですが、そのためか利用可能なデバイスは多いです。音楽の定額配信サービスはApple Musicの他にもLine Music、AWAなどがありますが、私は洋楽(特にジャズ)を聴くことがほとんどですので、洋楽のラインアップが充実していると思われる海外のサービスに興味があります。また、私はApple Musicを毎日使っていますが、3,000万曲以上といわれる楽曲でも、ヒットしないアルバムもそこそこにあります。Google Play Musicは3,500万曲以上とのことですので、Apple Musicを補完できないかと思い、無料試聴を申し込みました。

登録はPCのChrome上でGoogle Playにアクセスすると「ミュージック」というのがあり、そこから登録手続きができます。サブスクリプションの申し込みにはクレジットカード番号が必要です。

で、3日間ほど使ってみての印象ですが、PCで利用する場合、ブラウザーからアクセスするということで、iTunesなどの専用アプリを必要としません。ということは、バージョンアップなども自動的にされるのでは、と思います(推測です)。使い勝手はシンプルです。聴きたいアルバムやアーティストを検索してヒットしたものを再生する。それをマイライブラリに追加する、プレイリストに追加するなどができます。また好きなジャンルやアーティストを登録しておくと好みに合った(とGoogle Play Musicが考える)プレイリストが表示されます。私の場合ジャズが中心ですが、ピタリという感じではありませんでした。使い込んでゆくほど学習機能が働いてより洗練されるのかもしれません。

あと、日本のアーティストも結構カバーされているという印象です。ただ、アーティストを検索すると海外のアーティストであってもヒットした結果は日本語と英語の混在で表記されたりで、その点はちょっと見ずらいかなと、感じました。iOSデバイスでも試しましたが、こちらはアプリをインストールして利用する、という形になります。

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iPhone 4sにインストールしました。
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ざっと以上ですが、「つくり」はApple Musicの方が力が入っているなという印象です。ただ、気楽に、Apple Musicより安価で利用したい、という方には試してみる価値は十分にあると感じました。(安価に利用できるのは2015年10月18日までに申し込んだ人が対象です)
 

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2015年6月27日 (土)

使い勝手のよいマウスとの出会い

いまだにPCをメインで使っています。そしていまだにマウスを日常的に使っています。こう書いただけで相当に古い人間ということがわかるのですが、その通りで、さすがにBASICやDOSの時代はマウスを使ってはいませんが、Windows3.1以降、マウスは必需品となりました。最近のノートPCにはタッチパッドがついていて、マウスを使用しない使い方も普通になってきているようですが、長年マウスを使ってきたせいか、タッチパッドはどうも苦手です。言わせていただくなら、マウス派にとってはタッチパッドというのは無用の長物どころが、意図せず指先が触れてしまってカーソルがどこかに飛んでしまったりで、邪魔物以外の何物でもありません。タッチパッドを無効にしようとすると、BIOSの設定から触らなければならなかったりで、困ったものです。

それはさておき、そんな私ですので、これまで多くのマウスを使用してきました。初期のマウスはトラックボールが内蔵されていて、時々掃除をしてやらないとゴミがたまって動きが鈍ったりしていました。光学式マウスになると、下がつるつるのところではカーソルが動かず、マウスパッドが必需品となりました。そして無線のマウスが出てきたときは、PC周りの配線がすっきりしてちょっと感動モノでした。ただ、乾電池を内蔵するため、少し重いのが気になりました。あれやこれやで数多くのマウスを使ってきた中で私なりの好みのマウスというのは

  1. 小型で掌にすっぽりと収まる
  2. 構造と操作がシンプル
  3. 反応がよく、微妙な操作にも追従する
というところです。そして、今回出会ったのが MicrosoftのDesigner Bluetooth Mouseです。
Ms_designer_bt_mouse1

特徴は
  • Bluetooth 4.0採用
  • Blue Track Technologyによる正確さの確保とさまざまな素材の上で利用可能
  • 手になじみやすい

などが挙げられています。実際に使ってみて、デザインはいたってシンプルです。マウスといえば手のひらの形状に合わせて、丸みを帯びたものが一般的ですが、このマウスは薄くてフラットな形状です。大きさはそれほど小型とは思わないのですが、掌にうまく収まります。そして何より動きが滑らかです。これほどの滑らかな動きは初めての経験で、マウスを使うことが楽しくなってしまいました。

長年マウスを使ってきましたが、今までにない使い心地に満足しています。このマウス、最新の機能を使っているので、古いPCでは動作しない場合があるようです。私が使っている、Windows8.1のPCとChromebookは問題なく利用できました。

Ms_designer_bt_mouse

持ち運び時にカバンに突っ込んで傷がつかないよう、100均でデジタルカメラ用の小型のケースを買ってきました。すっぽりと収まっていい具合。

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2015年5月 8日 (金)

Raspberry Pi2にOSMCを導入

■とても長い前置き
自宅のネットワークが不調になり、有線でも無線でも接続が切れてしまうようになりました。一度切れるとその後つながらなくり、ルーターの電源を入れなおすと復帰するので、どうもルーターに問題がありそうです。ルーターなど壊れることはないと思っていたのですが、そうではなさそうです。最近になってたびたび切れるようになり、ルーターを買い替えることにしました。ルーターを変えるとサーバーの設定やなにやらといろんなところで影響がありそうでためらっていたのですが、あまりにしょっちゅう切れるようになり我慢できなくなりました。ヨドバシカメラで電波が強力で、3階建ての建物でも大丈夫というBuffalo WZR-1750DHP2というのにしました。我が家はそんなに広くないのですが、現在のルーターではリビングでの電波が弱く、ストレスを感じることがあり、これで少しは改善されるかな、という期待もありました。家に帰り、さっそくルーターを設置したところ、予想以上にあっさりと変更できました。接続端末が複数台のPC、タブレット、スマートフォンとあるのですがそれぞれ問題なく接続できました。ただ、リビングに設置してメディアセンターソフトのOpen ELECをインストールしているRaspberry Pi2だけが無線接続ができません。有線では問題ないのですが、無線ではSSIDとパスフレーズを入力しても接続に失敗します。ケーブルを這わせて常時つないでおくというのは場所柄難しく、何とかならないかと試行錯誤してもうまくゆきません。ネットで調べると、Open ELECで無線がつながらない、という記載があり、Raspberry Piで利用できるもう一つのメディアセンターソフトのOSMC(Open Source Media Center)で無線接続ができたとありました。ということで、Open ELECはあきらめ、OSMCの導入を試みました。

■OSMCの導入
Raspberry Piで利用できるメディアセンターソフトとして、RaspBMCというのがありました。これは、もともとゲーム機XBox用に開発されたソフトXMBCをベースにRaspberry Pi用に書き換えられたものですが、このプロジェクトがRaspBMCの開発を終了し、その後継としてスタートしたのがOSMCです。同様に開発されたものがOpen ELECですが、ともに核となる部分(KODI)は同じとのことです。OSMCは現在進行形で開発が進んでおり、少し前まではアルファ版がリリースされていましたが、現在ではRC版になっています。OSMCは下記の場所にあります。

 https://osmc.tv/

・インストーラーの作成
このサイトのDownloadページからRaspberry Piを選択し、自分のPCのOS(Windows,Mac OS X,Linux)を選択し、インストーラーをダウンロードをします。Linuxはディストリビューションが更に分れていて選択しますが、ubuntuを選択したところ、さらにバージョン別にコマンドラインの操作が必要になります。Windowsの方が簡単そうなので、Windowsでインストーラー(osmc-installer.exe)をダウンロードしました。ところで、今気付いたのですが、OSMCのサイトを見ると、Raspberry Piのインストーラー(NOOBS)でも、OSMCがインストールできるようになったようです。NOOBSの方が慣れているなら最新のNOOBSを試してみるとよいかもしれません(未確認です)。インストーラーを起動すると、いくつかの問いに答えてゆく形でインストーラーを作成してゆきます。どのリリースバージョンをインストールするかとの問いでは、RC1かRC2を選択するようになっていて、私はRC2を選択しました。そして、面白かったのは、問いの中に、OSMCのネットワークとして、有線か無線かを尋ねてきます。ここで、無線を選択すると、SSID、セキュリティー方式(WPA/WPA2を選択)、パスフレーズを入力するようになっていました。この段階で、指定できるわけですね。インストーラーを作成するデバイス(SDカード、USBメモリーなど。ここではSDカードを選択)も指定すると、インストーラーの作成が始まります。インストーラーの作成が完成すると、出来上がったSDカード(マイクロSDカード)をRaspberry Piに挿し、電源を入れて起動します。ここでもしばらくインストール作業が行われますが、特に作業をする必要はなく、インストール完了を待ちます。

■OSMCを動かす
・初期設定
インストールが完了するとOSMCが起動し、初期設定の画面が立ち上がります。最初に言語を選択するのですが、ここではEnglishを選択します。Japaneseを選択すると、OSMCの画面が文字化けしてしまい、使えなくなってしまいます(経験済み)。日本語化は後述します。ネットワーク設定も初期設定の画面で出てきます。Wirelessを有効にすると、画面右に接続可能なSSIDが表示されます。インストーラー作成の時に指定したSSIDがある(はず)なので、それを選択するとパスフレーズも求められず接続が完了します。

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・コンテンツの再生
私はRaspberry Pi2をリビングのテレビにHDMIで接続し、別室にある音楽ファイル(Linux サーバーに保管)にアクセスして、楽曲を再生したいと考えていました。そのためには、メニュー画面からMusic →Files→Add Musicを選択し、「Enter the paths or browse for the media locate」画面で、Browse→Add network locationを選び、「Add network location」画面でProtocolでSecure Shell(SSH/SFTP)を選択(初期画面ではWindows network (SMB)が表示されていますが、ここでEnterキーを叩くと次の候補が表示されます。最初これがわからず、マウスで操作し、SSHがない、と焦りました)し、Server nameにIPアドレス、Shared folderにディレクトリーパス、ユーザー名(serverのユーザー名)、パスワードを入力します。これで接続に成功するとサーバー内のフォルダーが表示されますので、OSMCのリストに追加したい楽曲のアルバムを選択し、OKを押せばOSMCに追加され、再生可能となります。

Osmc_5_2

・OSMCの日本語化
初期設定で英語を選択しているので、日本語のアルバムタイトルや楽曲名が文字化けをします。これを回避するためには、フォントをM+FONTに変更し、言語を日本語に設定します。
(1) M+FONTへの変更
OSMCにSSHでログインします。(ユーザー名、パスワードともにosmc)
以下のコマンドを実行
curl -L http://git.io/pjg5 | sh -
これで、フォントがM+FONTに置き換えられます。
(2)言語設定を日本語に変更
OSMCのメニュー画面から
Settings→Appearance→International→ LangageをJapaneseに
メニュー画面を見ると日本語表示されています。

Osmc_3


・時刻合わせ
初期設定で時刻がUSAになっていると思いますので、Japanを指定することにより日本の時刻が表示されます。
Settings → Appearance→Internaional→Timezone countryをJapanに
以上で基本的な設定完了です。Open ELEC同様、リビングで好きな音楽が楽しめるようになりました。使ってみての印象は、基本のKODIは同じなので、使い勝手で戸惑うことはありません。ただ、我が家のテレビ(三菱電機REAL LCD-40MDR1)ではOpen ELECでもそうですが、リモコンでの操作ができませんでした。Appleのリモコン(Apple Remote)にも反応しません。詳しいことはわかりませんが、リモコンの方式が赤外線ではないのかもしれません。そこで楽曲の選択、コントロールはスマートフォンのリモコンアプリ(iPhoneのKodi Remote)を使おうとしたのですが、Wi-Fiの接続に時間がかかり、あまり快適とは言えません。最終的に、無線(2.4GHz)のキーボードによる操作が一番ストレスなく使えました。キーボード操作のためのキーの割り付けは

 http://kodi.wiki/view/Keyboard_controls
に記載されています。音楽を聴く場合、最低限の操作としてスペースキー(再生/停止)、→(次へ)、←(戻る)、m(プレイヤーコントロールの表示)、n(現在のプレイリストの表示)などを知っておけば大丈夫と思います。

Osmc_4


改めて考えてみると、Open ELECで無線が接続できない、と言うのはどうもないのではと思います。これまで使っていたルーターでは問題なく利用できていたので、接続できるのではと思います。ただ、Wirelessの設定画面が非常にシンプルでSSIDとパスフレーズのみの入力なのですが、最初に導入した時には確かセキュリティー方式も指定したと思います。この辺りの設定ができるとは思うのですが、頭に血が上ってOSMCを新規にインストールする、ということをしました。ま、コンテンツの再生だけならOSMCでもOpen ELECでも大きな違いはないと思います。

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