« 2016年6月 | トップページ | 2016年9月 »

2016年8月14日 (日)

ECS LIVA X2にM.2 SSDを装着して起動ドライブにした

普段使いのWindows機としてECS LIVA X2を使用しています。Intel Braswell SoCを搭載し、プロセッサーは Celeron N3050、メモリーは4GB、ストレージはeMMC 64GBのタイプでWindow 10 Homeが搭載されています。小型でスピンドルレス、ファンレスなので、主な用途はこれにUSB DACを接続して音楽再生していますが、WebブラウザーやOfficeアプリも利用します。

Simg_2748_2

当初はストレージが64GBあればなんとかなると思っていたのですが、使い勝手も悪くなく、アプリの追加やクラウドストレージ(Dropbox、One Drive)の利用でストレージの空き容量が段々と減ってきて、最近では14GB程度と少し心もとなくなってきました。マイクロSDカードのスロットは有しておらず、外付けのHDDもしくはSSDを考えたのですが、USBの空きスロットを塞いでしまうのもどうかと躊躇していたところ、LIVA X2の内部にM.2 の拡張スロットがあることに思い至り、これを利用することを考えました。M.2についてはあまり知識を持っていなかったのですが、割と新しいSATA のインターフェースで、M.2用のSSDは小型で高速でのデータのやり取りが可能とのこと。そこで入手したのはTranscend製 SATA 6Gb/s M.2 SSD MTS800  256GB(型番TS256GMTS800)です。これをESC LIVA X2に装着します。以下に手順を記載します。

1.SSD の装着
物理的な装着方法は、ECSの

     http://www.ecsjpn.co.jp/liva/liva8.htm

に画像入りで説明されているので、この通りやれば問題ないと思います。ただ、実際にやってみたところ、
・Wi-Fiカードを外すようになっていたが、止めてあったネジが非常に固くて取り外しを断念しましたが、その後の作業に特に支障ははありませんでした。
・小さなパーツが多く、特にWi-Fiアンテナの取り外し、取り付けなど細かな作業となるので、目元が怪しくなってきた筆者には結構大変でした。


2. ドライブの初期化
    M.2 SSDを装着後、PCを起動してエクスプローラーで確認すると何も表示されていません。認識されていないのかなと、デバイスマネージャをみると、ディスクドライブに「TS256GMTS800」として認識しており、ボリュームタブに状態として初期化されていないとの記載がありました。つまりまっさらの状態で、初期化、フォーマットがなされていない状態でした。
Windowsのスタートボタンを右クリックすると「ディスクの管理」というのがあり、それをクリックするとM.2 SSDのドライブが表示され、ここから初期化をすればよいことがわかりました。
まず最初に、パーディションスタイルとして「MBR」か「GPT」かの選択を求められるので、調べたところ、2TB以上のディスクの利用ではGPTと記載がありましたが、今回はどちらでもよさそうなので従来からあるMBRを選択しました。そうするとM.2 SSDがディスク 0として認識され、パーティションは未割り当てで表示されます。
ここでフォーマットをすれば新たなストレージ(Dドライブなど)として利用できます。当初はそう考えていたのですが、せっかく256GBを搭載したので、ここにOSごと移行して、起動ドライブとすればメリットが大きいと考え、やってみることにしました。

3. OSの移行
 新しいドライブを起動ドライブとして利用するには、回復パーティションを含めて現行のドライブ(Cドライブ)の内容をすべて移行する必要があります。インターネットで「SSD換装」などのキーワードで検索すると、移行のためのツールとして、フリーソフトのEaseUS Todo Backup Free 9.2でクローンの作成機能が有効との記述が多く見つかりました。

そこでTodo Backup Free 9.2をダウンロード、インストールして起動します。クローンを選ぶと、ソースとターゲットの指定画面が現れます。

Easeustodobackup

操作は直感的でわかりやすく、
     ・ソースが現行のCドライブ
     ・ターゲットがクローンを作成するM.2 SSD
を指定します。ここで、注意点があります。今回のようにソースの容量よりもターゲットの容量が大きい場合、そのまま移行を実行すると、ソースの容量以上の領域は未割り当てとなります。未割り当てではなく、Windowsのパーティションに統合するには、ターゲットを指定するときに、編集を押して、回復パーティションを右端に移動して、その後Windowsの領域を拡張して未割り当て領域を全部Windowsの領域に指定します。 

Photo

最初、この操作を実行しなかったために、未割り当てパーディションが180GB程度できてしまい、パーティションの拡張を試みてもWindowsパーティションのすぐ後ろに「回復」パーティションがあるために、拡張も削除もできませんでした。このため、Ubuntu 16.04のライブディスクでPCを起動して、Gpartedでパーティションの削除をして、いったんすべての領域を未割り当てにしてから、再度移行しました。

Photo_3 Photo_4

なお、ソースのパーティションスタイルがGPTであったために移行後は、ターゲットもMBRからGPTに変わっていました。

完了後、再起動して、「F7」でBootメニューを表示して、Windwos Boot Manager (TS256GMTS800)から起動すると、無事起動できました。ドライブ名は自動的にCドライブとなって、windowsの領域として237GBが確保されていました。(元のCドライブはDドライブになっていました)

Explorer


HDDからSSDに換装する場合はHDDを取り外すので、Windowsが起動するドライブは一つですが、今回は、eMMCにM.2 SSDを追加する形ですので、どちらのドライブにもOSが存在しています。しばらく使って、問題なければ元のeMMCはパーティションを削除して、フォーマットしなおす予定です。




| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2016年6月 | トップページ | 2016年9月 »