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2016年1月15日 (金)

DropboxとOneDriveの保存先を変更する

前回記載しましたが、格安のPCやタブレットでWindowsを利用すると、メインのストレージ(Cドライブ)の容量が32GBの場合、アプリケーションを追加してインストールしてゆくと、Cドライブの容量が圧迫されることがあります。また、DropboxやOneDriveなどのクラウドストレージを利用すると、ローカル(デフォルトではCドライブ)にも同様の領域を確保してクラウドと同期をとる形になりますので、他のデバイスも含めてクラウドストレージを使えば使うほどCドライブの容量を消費します。これを回避するためには、ローカルの保存先をmicroSDカード(Dドライブ)などのリムーバブルメディアに変更するという方法があります。この方法を紹介しておきます。

注意点として、ある程度の容量を持ったリムーバブルメディアを準備することと、抜き差しをしないで固定的に利用する、ということがあります。

■Dropboxの場合
Dropboxで保存先をmicroSDカードなどに変更には、通知領域(タスクバー)に表示されているDropboxのアイコンをクリックして表示される画面右上の歯車の設定ボタンからメニューを表示し、「基本設定」を選択します。


Dropbox2


基本設定の画面で「アカウント」タブを選択するとローカルの保管場所(デフォルトC:¥Users¥[ユーザー名]¥Dropbox) が表示され、右側に「移動」ボタンがあり、これをクリックすることで保管場所を変更できます。

Dropbox3

ところが、ここで、microSDカードなどリムーバブルメディアを指定すると「このフォルダーは取り外し可能なメディアに保管されています」
というメッセージが出て指定することができません。

Photo


これを回避するための方法は
   1. Dropbox内のファイルを一時的にバックアップをとっておきます
   2. Dropboxをいったん終了します。
      Dropboxの設定アイコン→「Dropboxの終了」
   3. Dropbox フォルダ(デフォルトは C:¥Users¥[ユーザー名]¥Dropbox)ごと、
     リムーバブルディスクに移動する
   4. コマンドプロンプトを「管理者として実行」で起動
   5. 元の Dropbox フォルダの階層に移動 (C:¥Users¥[ユーザー名] )

      cd C:¥Users¥[ユーザー名]

   6. 以下のコマンドを入力しシンボリックリンクを作成する
     (D:をリムーバブルメディアとした場合)

       mklink /d Dropbox D:¥Dropbox

   「Dropbox <<===>> D:¥Dropbox のシンボリック リンクが作成されました」を確認。

   7. Dropboxを起動。同期が始まります。

■OneDriveの場合

Windows 8.1までは、OneDriveの保存場所としてリムーバブルメディアが指定できましたが、Windows 10の初期のバージョンでは保存ができなくなりました。2015年11月のメジャーアップデート(ver.1511)で保存先としてリムーバブルメディアの指定が可能となりましたので、Windows10の場合、 ver.1511への更新が前提です。(自動的に更新されますが、まだ更新されていないときは、「設定」→「更新とセキュリティー」からまず更新を済ませてください。

1. 通知領域の OneDrive アイコンを右クリック →「設定」をクリック
(OneDrive アイコンが見つからない場合は、隠れたインジケーターに OneDrive アイコンがある場合があります)

Onedrive2

2. OneDrive の設定画面が表示されるので、設定タブの「OneDrive のリンクを解除」をクリック

Onedrive

3. OneDrive の初期設定画面が出るのでサインインする
4. 場所を設定する画面になるので、OneDrive の場所をD ドライブに設定し、次へをクリックして OneDrive 設定を終了させる

Onedrive_2


5.新しい保存先で同期が始まります。

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2016年1月 8日 (金)

Windows10pcを使うために必要なスペック

Windows 搭載の格安のPCやタブレットに関して、インターネットで情報を集めると、Window 10搭載のモデルもかなり出回ってきました。価格的には2万円~3万円台でWindows 10搭載のモデルが入手できるようです。ところで、このような格安のPCやタブレットでwindows 10を実用的に利用できるでしょうか。実用的という表現は抽象的ですが、私の場合、メインのPCとして、Webの閲覧、音楽と映像の視聴、オフィスソフトでの文書の作成と編集が行えることが挙げられます。この利用目的で、市販されている格安のPCやタブレット、スティックPCが問題なく利用できるか、実際に購入したドスパラ Diginnos DG-M01IWの使用感を踏まえて考えてみたいと思います。ベンチマークなどの定量的な測定はしておらず、主観的な記載になっていること、ご容赦ください。

参考として、Diginnos DG-M01IWの主要スペックを見てみると
   OS:Windows 10 Home 32bit
   CPU:インテル Atom Z3735F (クアッドコア/定格1.33GHz/キャッシュ2MB)
   グラフィック:インテル HDグラフィックス(CPU内蔵)
   メモリ:2GB DDR3L
   ハードディスク:32GB eMMC
   価格:19,800円(直販価格)

です。これは、現在市場にある、格安タブレットとほぼ同等のスペックで、価格的にはかなり安い製品です。購入して2か月弱ですが、普段使いのPCとして毎日使っています。もともとの目的は「音のしないPC」が欲しかったので、その点では満足しています。また、場所をとらず、液晶ディスプレイに接続して、大きな画面で利用できる点も評価しています。その中で、使っていて、気になった点を挙げます。

■ストレージが32GBではすぐに一杯になってしまう
私の先入観かもしれませんが、Windows は大抵のことができる、ということで、いろいろとアプリをインストールすると32GBではすぐに足りなくなってしまいます。実際、購入直後のユーザーの利用可能容量は約20GBでした。ここに、普段使いのアプリをインストールしてゆくと残りは約10GBになりました。このPCはmicroSDカードスロット(Dドライブ)を持っていたので、それも利用しようとしましたが、アプリなどは、基本的にはCドライブにインストールされ、Dドライブに変更するのはそれなりに工夫がいります。また、DropboxやOneDriveなどのクラウドストレージを利用していますが、これらのクラウドストレージはローカルにもファイルを保有して随時同期する形態になっているため、他のデバイスも含め、クラウドストレージを使えば使うほどローカルのストレージを圧迫します。このローカルのストレージをDドライブなどに変更すればこの問題は回避できるのですが、これも一筋縄ではいきませんでした。Dropboxはリンクの利用によって、Dドライブに保管ができるようになりました。また、OneDriveでもWindows 10の最初のバージョンでは、microSDカードが指定できず、何とかならないものかと悩んでしまいました。11月のWindows 10の更新(ver.1511)で、ようやくmicroSDカードへの保存が可能となり安堵しました。
さらに、Windows 10の更新をしたところ、Cドライブの中に、一時ファイルとして、「Windowsの以前のバージョン」というのが保存されていて、これが6GB余りストレージを占有していました。このファイルは1か月後に自動で削除されるか、手動でも即時削除可能ですが、今後継続的に更新するためには、一時的であれ6GB超の空き容量が必要となります。それを考えると、現在の空き容量約10GBはかなり限界近くに到達していると思います。実は、普段使いということで、Officeをインストールしたかったのですが、空き容量を考えて、導入を見合わせました。そういった意味では、実用的にWindows 10を利用するとすると、最低64GBの容量は欲しいところです。

Windows10__
別のPCの例です。このPCでは、一時ファイルとして15.9GB使用しています。

■メモリ2GBは少し厳しい
これも利用方法次第ですが、いくつかのアプリを同時に起動すると、動きがかなり遅くなります。もともとCPUが非力なので、動きは早くありませんが、さらにもっさりとした感じになります。ある程度快適に使おうとすると4GBは欲しいです。この辺りはCPUとの組み合わせにもよると思います。

ということで、現在はCドライブの容量、同時立ち上げアプリをにらみながらの利用となっています。タブレットで、webとメールの閲覧だけできればよい、というのであれば、この程度のスペックでよいのかもしれませんが、冒頭に書いたように、Windowsとして実用的に利用するなら、このスペックでは厳しいと感じました。

価格が安い、というのは非常に魅力的ではありますが、実際購入する場合は、かなり限定的な使い方になる、ということを念頭に置いておいたほうが無難と思います。

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