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2015年11月13日 (金)

Raspberry PiをデスクトップPCにするためのTipsその6 継続的にRaspbianを使うために

「Raspberry PiをデスクトップPCにするためのTips」もいよいよ今回で最後です。今回は、OSのRaspbianを継続的に安定して使うために、システムの更新と、バックアップについて記載します。

1.システムを最新状態にする(再掲)
RaspbianおよびベースとなっているDebianは随時更新されていますので、定期的(月1回程度?)に更新を適用しておくことが望ましいです。Windows updateのようなものですが、システムから通知が来るわけではないので、自分で実行する必要があります。
端末を開いて以下のコマンドを順に実行します。

     $ sudo apt-get update  → パッケージリストの入手
     $ sudo apt-get upgrade  →  導入されているパッケージの更新
     $ sudo apt-get  dist-upgrade  →  導入されているパッケージの構成変更を伴う更新
     $ sudo apt-get -y install rpi-update  → firmwareの更新
     $ sudo reboot  →  再起動

コマンドをひとつずつ入力するのが面倒であれば、シェルスクリプトを作成し、cronで定期的に実行するようにしてもよいでしょう。


2.システム(SDカード)のバックアップ
RaspbianがインストールされたSDカードは、破損して使えなくなる可能性があります。万一に備えてSDカードのバックアップを取るようにしましょう。

2.1 Windows でのバックアップ手順
2.1.1Win32DiskImagerでSDカードのデータをPCにバックアップ
2.1.2別途準備したSDカードにバックアップデータを書き込む


Raspberry Piで使っているSDカードのデータをまずPCにイメージデータとして保存します。次にバックアップデータを書き込むSDカードを準備して、先ほどバックアップしたRaspberry Piのイメージデータを新しいSDカードに書き込みます。最終的に別のSDカードにバックアップを保存するのは、バックアップが成功したかどうかを確認するためです。バックアップにはSDカードとPCに同程度の容量が必要になります。PCのディスクの空き容量に注意してください。また、バックアップを書き込むSDカードは、できれば元のSDカードと同一メーカーのものが望ましいです。メーカーによって若干サイズが異なり、容量が小さいためにバックアップデータが書き込めないということを避けるためです。具体的手順は以下のとおりです。

2.1.1 SDカードのデータをPCにバックアップ
     1.Raspberry PiのSDカードをPCにセット
     2.Win32DiskImagerを起動
     3.「Device」欄にSDカードのドライブが表示されていることを確認
     4.「Image File」欄にPC側の保存先を指定(例 C:/rpbackup.img)
     5.「Read」ボタンでPCへ保存 。間違えて「Write」にしないように。 SDデータが壊れます。
     6.確認表示が出るので「Yes」で続行
     7.「Successful」と表示が出たら完了

2.1.2別途準備したSDカードにバックアップデータを書き込む
     1.コピー元とは別のSDカードをPCにセット
     2.Win32DiskImagerを起動
     3.「Device」欄にSDカードのドライブが表示が表示されていることを確認
     4.バックアップしたイメージデータを「Image File」欄に指定
     5.「Write」ボタンにてSDカードへのデータ書き込みを開始
     6.確認表示が出るので「Yes」で続行
     7.「Successful」と表示が出たら完了
     8.書き込んだSDカードでRaspberry Piが動作することを確認

2.2 ubuntuでのバックアップ手順
やり方は、Windowsと同じですが、ubuntu(Linux)ではddコマンドでバックアップを取ります。

2.2.1 SDカードのデータをPCにバックアップ
     1.Raspberry PiのSDカードをPCにセット
     2.端末(terminal)を開き、ホームディレクト上でdmesgコマンドでSDカードのデバイス名を確認
  例:/dev/sdb など(機器の接続状況により、sdbのbの部分が変わります。)
     3.以下のコマンドでバックアップを開始

     $ sudo dd if=/dev/sdb of=./rpbackup

     上記はSDカードのデバイス名が/dev/sdbで、PCにはホームディレクトリーにrpbackupというファイル名でバックアップイメージを作成する例です。コマンドを実行すると端末には何も表示されません。SDカードの容量が大きいと、それなりに時間がかかります。メッセージとともにコマンドプロンプトが再度表示されたら書き込み完了です。

2.2.2別途準備したSDカードにバックアップデータを書き込む
     1.コピー元とは別のSDカードをPCにセット
     2.端末(terminal)を開き、dmesgコマンドでSDカードのデバイス名を確認(例:/dev/sdb)
     3.以下のコマンドでSDカードへの書き込みを開始

     $ sudo dd if=./rpbackup  of=/dev/sdb

     4.書き込んだSDカードでRaspberry Piが動作することを確認

Raspberry PiをデスクトップPCにするためのTips
 

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