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2015年10月22日 (木)

Raspberry PiをデスクトップPCにするためのTips その4 Raspbian Jssieのインストール

Raspberry Piの推奨OSであるRaspbianのバージョンが更新されました。RaspbianのベースとなっているDebianのバージョンが従来のWheezyから新しくJessieにアップデートされました。これに伴い、Raspbianのインストールと初期設定、特に日本語環境の設定が従来と少し異なっていますので改めてインストール方法を記載します。インストーラーであるNOOBSを利用したインストールを中心に記載します。

■NOOBSを利用したインストール
1.microSDカードのフォーマット(再掲)
まず、microSDカード準備ですが、以前使用していたカードを利用するときはFAT32の形式でフォーマットします。その際、カードをLinuxなどに利用していた場合、Windowsでフォーマットしようとすると、領域が小さく認識されることがあります。その際は、SDアソシエーションのSDFomatterというアプリを使って物理的にフォーマットを行います。(同名の別のアプリがありますので要注意です)

新しいSDカードのときは、以下の作業は不要です。
 a) microSDカードをPCに装着する
 b) SDFormatterを起動
 c) SDカードのドライブが正しく認識されていることを確認し、オプションの設定で「クイックフォーマット」、論理サイズ調整「ON」にして、フォーマット
2.NOOBSのダウンロードとmicroSDカードへのコピー
(1) Raspberry Piの公式サイトからNOOBSをダウンロードする。

  https://www.raspberrypi.org/downloads/


Noobs1_4_2

NOOBSとNOOBS Liteがありますが、NOOBSを選択。
2015年10月18日時点の最新版はversion 1.4.2 (2015-09-24Release)
Download ZIPを選択してダウンロード
(2)zipファイルを展開し、内容をすべてmicroSDカードにコピー
(3)Raspberry Piに周辺機器を接続。
NOOBSでのインストールには有線LAN接続が必要です。
(4)microSDカードをRaspberry Pi本体に装着し、電源投入
(5)NOOBSが起動し、OSの選択画面が表示される
一覧からRaspbianを選択し、画面下部の言語は「日本語」にして「install」ボタンを押す。
(6)Raspbianのインストール
ファイルのダウンロードと展開。時間がかかる。
(7)インストール完了
OKボタンを押すとRaspbianのデスクトップ画面が表示される

3.初期設定
デスクトップ画面左上の「Menu」から「Prefrence」-「Raspberry Pi Configuration」を選んで起動

Raspberry_pi_configuration_0 Raspberry_pi_configuration_1

・Change Passwordで初期パスワード(raspberry)を変更
・日本語環境への切り替えも「Raspberry Pi Configuration」- 「Location」で行えるはずですが、うまくゆかないので、従来のコマンド入力画面からraspi-configによる設定を行います。
画面上部のバーから端末エミュレーター「LXTerminal」をクリックして端末を起動し、以下のコマンドを入力する。
    
     $ sudo raspi-config

raspi-configの画面が起動したら、
4.Internationalisation Options:言語の設定
l1 Change Locale:ロケール(文字コード等)を設定する
 ja_JP.UTF-8 UTF-8が選択されていることを確認し、OK。
 次の画面でja_JP.UTF-8を選択し、デフォルトに設定してOK。

l2 Change Timezone:時間帯を設定する
 Asiaを選択し、次にTokyoを選択

l3 Change Keyboard Layout:キーボードを設定する
 使用するキーボードに合わせて設定する。
 日本語キーボードの場合は
 "Generic 105-key(Intl)PC" > "Japanese" >  "The default for the keyboard layout" > "No compose key"を選択

「Ctrl」+「Alt」+「Backspace」キーでのGUI画面の再起動は"Yes"を選択。
以上でraspi-configでの設定は終了で、"Finish"を選択し、Rebootを求められるたら再起動をキャンセルする。ここで再起動すると、日本語フォントがインストールされていないため、画面表示が文字化け(いわゆるトーフ文字)します。その場合は構わず、下記の処理を行えば大丈夫です。
・日本語フォントのインストール
端末エミュレータ(LXTerminal)を起動し、

  $ sudo apt-get install fonts-takao
 
続行するかどうか聞かれたら"y"で続行。
インストール完了後、再起動すれば日本語画面が表示される。

4.日本語入力設定
上記の設定で、日本語の表示が可能となりましたが、まだ日本語入力はできません。日本語入力ソフトのインストールが必要です。今回から利用が可能となったMozcをインストールします。端末エミュレータ(LXTerminal)を起動し、

  $ sudo apt-get install ibus-mozc

インストールが完了したら、「Menu」-「Shutdown」を押し、「Logout」を選択。
ログイン画面が表示されるのでユーザー名(pi)/パスワード(初期値はraspberry)を入力し、再ログイン。
画面上部のバーの「JP」アイコンをクリックすると、「日本語-Japanese」と「日本語-Mozc」が表示されるので「日本語-Mozc」をクリック。これで日本語入力ツールとしてMozcが利用できる。日本語入力のON/OFFは「半角/全角」キーで行う。
また、日本語入力ソフトはキーボードのショートカットキーでも切り替えられますが、デフォルトのショートカットキーは「Super + Space」キーが割り当てており、Raspberry Piでは「Super」キーは「Menu」表示に割り当てているため、うまく切り替えられません。そこでショートカットキーの割り当てを変更しておくとよいでしょう。設定変更は画面上のMozcのアイコンを右クリックし、「設定」を選択。「キーボードショートカット」で<Super>Spaceとなっている右側の「...」をクリックして設定を変更します。例えば「Ctrl+Space」キーなどにしておくとよいでしょう。これで「Ctrl+Space」キーを押すと日本語入力プログラムが切り替わります。

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