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2015年5月 2日 (土)

MPDクライアント総まくり

Raspberry Pi2にI2S DACを接続し、volumioをインストールして、ようやくじっくりと音楽を聴く環境が整いました。音楽を聴く時はMPDクライアントを利用していますが、iPad miniにMPadというMPDクライアントをインストールして使っています。アルバム別の表示や、アーティスト別の表示ができ、その中で検索もできて便利に使っています。アルバムアートも自動で表示されるのでこれで十分かと考えていました。ただ、ノートPCを利用しているときにちょっと演奏曲目を確認したい、というようなとき、その都度iPad miniを開き、パスコードを入力するのもちょっと手間です。そこで、Windowsで利用できるMPDクライアントを探すことにしました。インターネットで調べた結果、3つのMPDクライアントがあることを知りました。どれが自分に合っているのか、これから長い付き合いになると思うので、全部インストールして試してみることにしました。


Gnome Music Player Client (GMPC)
老舗のMPDクライアントです。
最新のバージョンは11.8で、Windowsでは、gmpc-11.8.16-1-win32.exe をダウンロードし、インストールします。インストール後の起動画面で、MPDサーバーのあるIPアドレス(例えば192.168.11.100)を入力すれば利用できるようになります。
GMPCの特徴は豊富な機能を有していることだと思います。画面サンプルにあるように、さまざまな画面表示が可能です。「Now Playing」の画面では、現在再生している楽曲のアルバムアート、アルバム全体の曲目、同じアーティストの別のアルバムタイトルなどが表示できます。また、view → Collapse interfaceを2回押すとmini viwerに切り替わりコンパクトな画面になります。曲の検索もアーティスト、アルバムの検索が可能です。ちょっと気になるのが、楽曲のコントロール(再生、停止、前進、後退)がボタンではなく、文字(Prev Stop Play Next)で直感的に操作しにくいなという程度です。

Gmpc_2 Gmpc_1 Gmpc3_1

Sky MPC
機能豊富なGMPCに対し、必要最小限の機能だけを備えたのがSky MPCです。
最新のバージョンは1.5.2です。
上記Webサイトにアクセスし、該当するOSのプログラム(zipファイル)をダウンロードし、展開してインストールします。インストール、起動、操作方法も上記Webサイトに丁寧に記載されています。
使ってみての感想ですが本当にシンプルです。アルバムアートなどの表示はなく、曲の再生に特化しています。その分画面もとてもすっきりとしています。ただ、検索機能がなく、再生するには楽曲のディレクトリ階層をたどって再生したい楽曲ファイル、もしくはフォルダーを指定する、というやり方になります。楽曲数が多いと、ちょっと不便かな、という気がしました。また、アプリを起動するとサーバーへの接続を自動で行うのですが、私の環境ではなぜか接続できないとメッセージが返ってきます。何度か試すうちに接続できます。他のクライアントではこのような症状は出ず、起動するのに何度かトライをする、というのはちょっとストレスを感じました。

Skympc


Auremo
最新のバージョンは0.7.0です。上記WebサイトからAuremo 0.7.0 installerをダウンロード、実行してインストールをします。Auremo.exeをクリックして起動します。起動画面で最初の「Server name or addre:」の項目に、サーバーのIPアドレスを入力すれば接続します。バージョン0.7.0になり、検索機能が強化され、アーティストの検索、アルバムの検索が可能になりました。ただ、私が試したところ、一部のアルバムの曲(タイトル)が表示されません。Filesystemから展開してゆけばタイトルも表示されるのですが、Aritst treeやGene treeで展開すると表示されないアルバムがかなりあります。今後の改善を待ちたいと思います。このままではちょっと使いづらいので一つ前のバージョン0.6.1をインストールしました。
起動方法などは同じです。0.6.1の場合、日本語のごく一部が文字化けします。(0.7.0では解消されています)実用にはそれほど影響ない程度と思います。
使ってみての印象は、アルバムアートの表示はなく、その分画面がすっきりしていて、なかなか良い感じです。Auremoは特に検索機能が優れていて、検索語を入力してゆくと逐語で検索してくれます。また、AND検索にも対応していて、アーティスト、アルバムなどの検索語(一部でも構いません)の組み合わせを入力するとヒットする楽曲を表示してくれます。

Auremo



以上3つのMPDクライアントを試してみましたが、一長一短あり迷うところです。いずれにせよ、長年iTunesと Rhythmboxを使ってきたので、操作感の違いに慣れるのに少し時間がかかりそうです。これまでは、その時の気分でまずジャンルを選び、その中から聴きたいアーティストを表示されているリストの中から選ぶという、Genre(ジャンル)→Artist→Albumという順でアルバムを選択していたのですが、MPDのデータベースのジャンルは完全ではなく、ジャンルで絞り込むのは難しいです(これが一番不満な点です)これからは自分の好みに合ったPlaylistを登録するというスタイルになりそうです。そんな中で今のところ、Auremoが感覚的に一番合っていそうな気がしています。

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コメント

windows上のgmpcでカバーアートは表示されるのでしょうか?

投稿: カバーアート | 2015年12月24日 (木) 11時07分

カバーアートさん

コメントありがとうございます。

お問い合わせの「カバーアート」というのが、CDのジャケット画像(私はアルバムアートと記述)であれば、gmpcのサンプル画像にありますように表示されます。これはMPDのデータベースに登録されている画像を表示する仕組みになっていて、MPDデータベースに画像が登録されていなければ表示されません。私のライブラリーでは、およそ8割超のアルバムが表示されるようです。Sky MPCおよびAuremoは表示されません。

投稿: TAT | 2015年12月25日 (金) 07時09分

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