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2015年5月29日 (金)

iTunesライブラリーの移行

前回、ルーターに直接つないだUSB HDDを簡易NASとして設定し、音楽ファイルを置いてどこからでも接続できるようにしましたが、音源管理をこのNASに一元化することにして、iTunesのライブラリをNASに移行することにしました。音楽サーバーをRaspberry Piに搭載したvolumioに切り替えてからは、iTunesで楽曲管理する必然性はなくなったのですが、もともとの音源はすべてiTunesフォルダー下に保存しており、新規でインポートするCD音源については今後もALAC形式で保存するつもりなので、楽曲の保存場所としては、iTunesフォルダー以下にすることとしました。これからの記載はWindowsでの作業手順です。

1.NAS側の準備
新しくiTunesの楽曲、ライブラリーをNASに置くために
・NASをネットワークドライブ(例 Z:¥¥disk1_pt1)に割り当てます(すでに割り当てている場合はこの作業は不要です)
・割り当てたドライブ内にiTunesの関連ファイルを保存するフォルダー(例:¥Music¥iTunes¥iTunes Media)を作成します

2.iTunesライブラリーの場所をローカルからNASに変更
iTunesを起動します。私はiTunesの言語設定を英語にしているので、以下のメニューは英語表記になっています。
    Edit →Preferences→Advenced→iTunes Media folder location
で現在のライブラリーの場所が表示されますので、「Change」ボタンをクリックして、NASのフォルダー(上記の例では、Z:¥Music¥iTunes¥iTunes Media)を指定します。また、フォルダー名が表示されている下の欄にある
    Keep iTunes Media folder organized
    Copy files to iTunes Media folder when adding to library
にチェックを入れます。
これでiTunesライブラリの保存場所がローカルからNASに変更されました。

Itunes1

3.ライブラリーの統合
iTunesの通常画面に戻り、メニューから
File→Organize Libraryで「Consolidate files」をチェックし、ローカルにある楽曲をNASにコピー。

Itunes2

これでPCローカルのHDDなどに保管しているiTunes関連ファイル、フォルダーがNASにコピーされます。私の場合、iTunes関連のファイルが約130GBあり、コピーが完了するまでに24時間以上かかりました。コピーが完了したら確認のためにiTunesの楽曲を適当に選択し、右クリックして
Get Info → File で最下部にある「location」がローカルではなく、NASが表示されていれば成功です。

Itunes3_2


これで、NASをライブラリーとして設定し、音楽関連ファイルの一元管理が可能になりました。以後、新しくインポートするCDの楽曲などはローカルではなく、NASに保管されます。


こう書けば簡単なようですが、実は作業途中でライブラリーが破損してしまい、修復しようとしてうまく行かず、長年かけて蓄積した楽曲ファイルが消失してしまい、一時はどうなるかと思いました。幸いにも2台のPCにiTunesをインストールし、片方をバックアップ的に使用していたので、そのおかげでなんとかライブラリーの移行が完了しました。これらは私のiTunesに関する知識の不足によるもので、なんとかなるだろうと安易に作業を開始してしまったためにどんどん深みにはまってしまいました。バックアップはやはり大切ですね。

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2015年5月22日 (金)

volumioにNASがつながった!

自宅のルーターをBuffalo WZR-1750DHP2に買い替えたのですが、このルーターにはUSB3.0とUSB2.0のポートが1つずつ備わっています。これにUSB HDDを接続すると簡易NASとして利用できるとのことで、2TBのUSB3.0 HDDを接続し、NASとして利用することにしました。USB HDDをNASにする手順は、Buffaloのサイトに動画で紹介されています。

 http://faq.buffalo.jp/app/answers/detail/a_id/15327

この通り設定すれば簡単にNASの構築ができます。ポイントとしては、まずHDDをXFS形式でフォーマットすることと、その後にHDDにファイルをコピーすることです。私はすべての音楽データ(iTunesのフォルダー以下をすべて)をコピーしました。その上で、Raspberry Pi2+I2S DAC+volumioで再生している音源をUSBメモリからNASに切り替えてみました。音質的には、ネットワークを介するよりUSBメモリから直接再生したほうがノイズが乗りにくそうと推測しますが、そこまで聴き分ける耳がないので、音源を一元管理できることのメリットを取りました。volumioでのNASのマウントは、人によってはごく簡単にできるようですが、私の環境ではどうしてもうまくゆかず断念していました。今回、NASとしてWindows共有ファイル(SMB)を設定したので、以前うまくゆかなかったLinuxサーバーの接続からWindows(SMB)接続に切り替えて試してみました。ところが結果はNGで下記のようなエラーが出て、何としてもつながりません。

 permission denied refer to the mount.cifs(8) manual page

諦めるしかないかとインターネットを検索していたら、
 http://yjo-blog.blogspot.jp/2015/02/volumio-15-apt-get-upgrade-nas-mount.html

で、NASの設定画面で、+show advanced options→Mount flagsの項目に",sec=ntlm" を追加するとの記載がありました。


Volumio_1 Volumio_2

試してみるとなんとこれであっさりとつながりました。これまでの試行錯誤がウソのようです。

Volumio_3


これでNASの音楽データにアクセスして音楽を聴くことができるようになりました。

ここまできたら、楽曲を管理しているiTnesのライブラリをこのNASに変更して、音楽データの一元管理をすることができそうです。ところが、ローカルに保存しているライブラリーをNASに変更する作業でハマってしまいました。その顛末はいずれ。

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2015年5月14日 (木)

9ドルのLinuxコンピュータ登場

Intelのスティックコンピュータ「Intel Compute Stick」の発売が延期されました。当初4月30日の予定が5月12日に延期されたのですが、再度延期となったようです。品質上の問題があったとことで、販売開始時期は現時点(5月14日)では未定です。「Intel Compute Stick」のOSはWindows8.1 with B-ingですが、Intelはもう1機種、Linux版も販売すると報じられています。こちらは発売時期等詳細はよくわからないのですが、できるだけ早く発売されることを願っています。

ところで、Linuxを搭載した超小型のボード「C.H.I.P.」がKickstarterでクラウドファンディング中で、大人気のようです。目標の5万ドルに対してすでに百万ドル以上を集めています。

C.H.I.P.の基本的なスペックは
  • size : 60mmx40mm
  • processer : 1GB
  • ram : 512MB
  • storage : 4GB
  • wireless : 802.11B/G/N,Bluetooth 4.0
で、OSはDebianベースのLinuxが搭載されています。

C.H.I.P.の魅力はその小ささに加え、価格にあります。本体にコンポジット出力ケーブルが付属した最小構成の価格はなんと9ドル(1ドル120円換算で1,080円)です。C.H.I.P.は本体にさまざまなオプションパーツをつけることができて、それに応じて価格設定がなされています。例えば、VGA Adapterとセットでは19ドル。HDMI Adapterとセットで24ドル。小型の液晶装置(4.3" 470x272px)、キーボード、バッテリーを備えてC.H.I.P.を挿しこんでポータブルコンピュータになる専用ケース「PocketC.H.I.P.」との組み合わせでは49ドルとなっています。
Chip Pocket_chip



さて、これをどう使うかですが、KickstarterのC.H.I.P.のサイトでは、LibreOffice、Chromiumの搭載など、デスクトップPCとしての紹介やゲームマシンとしての紹介が主にされています。どうしてもRaspberry Piと比較してしまいますが、本体にはGPIOは付属せず、「PocketC.H.I.P.」を使えば8pinのGPIOが利用できるようです。カメラセンサーも搭載されているので、これらを使えば電子工作が可能になるのではと思います。また、OS(Linux)がどのような形でインストールされているのか、マイクロSDカードはついていないようなので、Raspberry Piのように、マイクロSDカードを差し替えてOSを入れ替える、ということは簡単にいかないと思います。なのでRaspberry Piのように音楽サーバーに仕立て上げるのはハードルが上がるかもしれません。個人的には、メモリーが512MB(初代Raspberry Piと同じ)がちょっと惜しいかなと思いますが、十分に魅力的であります。「PocketC.H.I.P.」が面白そうです。

この「C.H.I.P.」、Kickstarterでの募集は6月7日まで(と思います)ですので、興味のある方は早めにアクセスを。日本への発送も可能です(送料は+30ドル) 決済はVisa, MasterCard, American Expressのカードが可能です。ちなみに私も申し込もうと思ったのですが、カード会社が該当しなかったために断念しました。

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2015年5月 8日 (金)

Raspberry Pi2にOSMCを導入

■とても長い前置き
自宅のネットワークが不調になり、有線でも無線でも接続が切れてしまうようになりました。一度切れるとその後つながらなくり、ルーターの電源を入れなおすと復帰するので、どうもルーターに問題がありそうです。ルーターなど壊れることはないと思っていたのですが、そうではなさそうです。最近になってたびたび切れるようになり、ルーターを買い替えることにしました。ルーターを変えるとサーバーの設定やなにやらといろんなところで影響がありそうでためらっていたのですが、あまりにしょっちゅう切れるようになり我慢できなくなりました。ヨドバシカメラで電波が強力で、3階建ての建物でも大丈夫というBuffalo WZR-1750DHP2というのにしました。我が家はそんなに広くないのですが、現在のルーターではリビングでの電波が弱く、ストレスを感じることがあり、これで少しは改善されるかな、という期待もありました。家に帰り、さっそくルーターを設置したところ、予想以上にあっさりと変更できました。接続端末が複数台のPC、タブレット、スマートフォンとあるのですがそれぞれ問題なく接続できました。ただ、リビングに設置してメディアセンターソフトのOpen ELECをインストールしているRaspberry Pi2だけが無線接続ができません。有線では問題ないのですが、無線ではSSIDとパスフレーズを入力しても接続に失敗します。ケーブルを這わせて常時つないでおくというのは場所柄難しく、何とかならないかと試行錯誤してもうまくゆきません。ネットで調べると、Open ELECで無線がつながらない、という記載があり、Raspberry Piで利用できるもう一つのメディアセンターソフトのOSMC(Open Source Media Center)で無線接続ができたとありました。ということで、Open ELECはあきらめ、OSMCの導入を試みました。

■OSMCの導入
Raspberry Piで利用できるメディアセンターソフトとして、RaspBMCというのがありました。これは、もともとゲーム機XBox用に開発されたソフトXMBCをベースにRaspberry Pi用に書き換えられたものですが、このプロジェクトがRaspBMCの開発を終了し、その後継としてスタートしたのがOSMCです。同様に開発されたものがOpen ELECですが、ともに核となる部分(KODI)は同じとのことです。OSMCは現在進行形で開発が進んでおり、少し前まではアルファ版がリリースされていましたが、現在ではRC版になっています。OSMCは下記の場所にあります。

 https://osmc.tv/

・インストーラーの作成
このサイトのDownloadページからRaspberry Piを選択し、自分のPCのOS(Windows,Mac OS X,Linux)を選択し、インストーラーをダウンロードをします。Linuxはディストリビューションが更に分れていて選択しますが、ubuntuを選択したところ、さらにバージョン別にコマンドラインの操作が必要になります。Windowsの方が簡単そうなので、Windowsでインストーラー(osmc-installer.exe)をダウンロードしました。ところで、今気付いたのですが、OSMCのサイトを見ると、Raspberry Piのインストーラー(NOOBS)でも、OSMCがインストールできるようになったようです。NOOBSの方が慣れているなら最新のNOOBSを試してみるとよいかもしれません(未確認です)。インストーラーを起動すると、いくつかの問いに答えてゆく形でインストーラーを作成してゆきます。どのリリースバージョンをインストールするかとの問いでは、RC1かRC2を選択するようになっていて、私はRC2を選択しました。そして、面白かったのは、問いの中に、OSMCのネットワークとして、有線か無線かを尋ねてきます。ここで、無線を選択すると、SSID、セキュリティー方式(WPA/WPA2を選択)、パスフレーズを入力するようになっていました。この段階で、指定できるわけですね。インストーラーを作成するデバイス(SDカード、USBメモリーなど。ここではSDカードを選択)も指定すると、インストーラーの作成が始まります。インストーラーの作成が完成すると、出来上がったSDカード(マイクロSDカード)をRaspberry Piに挿し、電源を入れて起動します。ここでもしばらくインストール作業が行われますが、特に作業をする必要はなく、インストール完了を待ちます。

■OSMCを動かす
・初期設定
インストールが完了するとOSMCが起動し、初期設定の画面が立ち上がります。最初に言語を選択するのですが、ここではEnglishを選択します。Japaneseを選択すると、OSMCの画面が文字化けしてしまい、使えなくなってしまいます(経験済み)。日本語化は後述します。ネットワーク設定も初期設定の画面で出てきます。Wirelessを有効にすると、画面右に接続可能なSSIDが表示されます。インストーラー作成の時に指定したSSIDがある(はず)なので、それを選択するとパスフレーズも求められず接続が完了します。

Osmc_1 Osmc_2

・コンテンツの再生
私はRaspberry Pi2をリビングのテレビにHDMIで接続し、別室にある音楽ファイル(Linux サーバーに保管)にアクセスして、楽曲を再生したいと考えていました。そのためには、メニュー画面からMusic →Files→Add Musicを選択し、「Enter the paths or browse for the media locate」画面で、Browse→Add network locationを選び、「Add network location」画面でProtocolでSecure Shell(SSH/SFTP)を選択(初期画面ではWindows network (SMB)が表示されていますが、ここでEnterキーを叩くと次の候補が表示されます。最初これがわからず、マウスで操作し、SSHがない、と焦りました)し、Server nameにIPアドレス、Shared folderにディレクトリーパス、ユーザー名(serverのユーザー名)、パスワードを入力します。これで接続に成功するとサーバー内のフォルダーが表示されますので、OSMCのリストに追加したい楽曲のアルバムを選択し、OKを押せばOSMCに追加され、再生可能となります。

Osmc_5_2

・OSMCの日本語化
初期設定で英語を選択しているので、日本語のアルバムタイトルや楽曲名が文字化けをします。これを回避するためには、フォントをM+FONTに変更し、言語を日本語に設定します。
(1) M+FONTへの変更
OSMCにSSHでログインします。(ユーザー名、パスワードともにosmc)
以下のコマンドを実行
curl -L http://git.io/pjg5 | sh -
これで、フォントがM+FONTに置き換えられます。
(2)言語設定を日本語に変更
OSMCのメニュー画面から
Settings→Appearance→International→ LangageをJapaneseに
メニュー画面を見ると日本語表示されています。

Osmc_3


・時刻合わせ
初期設定で時刻がUSAになっていると思いますので、Japanを指定することにより日本の時刻が表示されます。
Settings → Appearance→Internaional→Timezone countryをJapanに
以上で基本的な設定完了です。Open ELEC同様、リビングで好きな音楽が楽しめるようになりました。使ってみての印象は、基本のKODIは同じなので、使い勝手で戸惑うことはありません。ただ、我が家のテレビ(三菱電機REAL LCD-40MDR1)ではOpen ELECでもそうですが、リモコンでの操作ができませんでした。Appleのリモコン(Apple Remote)にも反応しません。詳しいことはわかりませんが、リモコンの方式が赤外線ではないのかもしれません。そこで楽曲の選択、コントロールはスマートフォンのリモコンアプリ(iPhoneのKodi Remote)を使おうとしたのですが、Wi-Fiの接続に時間がかかり、あまり快適とは言えません。最終的に、無線(2.4GHz)のキーボードによる操作が一番ストレスなく使えました。キーボード操作のためのキーの割り付けは

 http://kodi.wiki/view/Keyboard_controls
に記載されています。音楽を聴く場合、最低限の操作としてスペースキー(再生/停止)、→(次へ)、←(戻る)、m(プレイヤーコントロールの表示)、n(現在のプレイリストの表示)などを知っておけば大丈夫と思います。

Osmc_4


改めて考えてみると、Open ELECで無線が接続できない、と言うのはどうもないのではと思います。これまで使っていたルーターでは問題なく利用できていたので、接続できるのではと思います。ただ、Wirelessの設定画面が非常にシンプルでSSIDとパスフレーズのみの入力なのですが、最初に導入した時には確かセキュリティー方式も指定したと思います。この辺りの設定ができるとは思うのですが、頭に血が上ってOSMCを新規にインストールする、ということをしました。ま、コンテンツの再生だけならOSMCでもOpen ELECでも大きな違いはないと思います。

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2015年5月 2日 (土)

MPDクライアント総まくり

Raspberry Pi2にI2S DACを接続し、volumioをインストールして、ようやくじっくりと音楽を聴く環境が整いました。音楽を聴く時はMPDクライアントを利用していますが、iPad miniにMPadというMPDクライアントをインストールして使っています。アルバム別の表示や、アーティスト別の表示ができ、その中で検索もできて便利に使っています。アルバムアートも自動で表示されるのでこれで十分かと考えていました。ただ、ノートPCを利用しているときにちょっと演奏曲目を確認したい、というようなとき、その都度iPad miniを開き、パスコードを入力するのもちょっと手間です。そこで、Windowsで利用できるMPDクライアントを探すことにしました。インターネットで調べた結果、3つのMPDクライアントがあることを知りました。どれが自分に合っているのか、これから長い付き合いになると思うので、全部インストールして試してみることにしました。


Gnome Music Player Client (GMPC)
老舗のMPDクライアントです。
最新のバージョンは11.8で、Windowsでは、gmpc-11.8.16-1-win32.exe をダウンロードし、インストールします。インストール後の起動画面で、MPDサーバーのあるIPアドレス(例えば192.168.11.100)を入力すれば利用できるようになります。
GMPCの特徴は豊富な機能を有していることだと思います。画面サンプルにあるように、さまざまな画面表示が可能です。「Now Playing」の画面では、現在再生している楽曲のアルバムアート、アルバム全体の曲目、同じアーティストの別のアルバムタイトルなどが表示できます。また、view → Collapse interfaceを2回押すとmini viwerに切り替わりコンパクトな画面になります。曲の検索もアーティスト、アルバムの検索が可能です。ちょっと気になるのが、楽曲のコントロール(再生、停止、前進、後退)がボタンではなく、文字(Prev Stop Play Next)で直感的に操作しにくいなという程度です。

Gmpc_2 Gmpc_1 Gmpc3_1

Sky MPC
機能豊富なGMPCに対し、必要最小限の機能だけを備えたのがSky MPCです。
最新のバージョンは1.5.2です。
上記Webサイトにアクセスし、該当するOSのプログラム(zipファイル)をダウンロードし、展開してインストールします。インストール、起動、操作方法も上記Webサイトに丁寧に記載されています。
使ってみての感想ですが本当にシンプルです。アルバムアートなどの表示はなく、曲の再生に特化しています。その分画面もとてもすっきりとしています。ただ、検索機能がなく、再生するには楽曲のディレクトリ階層をたどって再生したい楽曲ファイル、もしくはフォルダーを指定する、というやり方になります。楽曲数が多いと、ちょっと不便かな、という気がしました。また、アプリを起動するとサーバーへの接続を自動で行うのですが、私の環境ではなぜか接続できないとメッセージが返ってきます。何度か試すうちに接続できます。他のクライアントではこのような症状は出ず、起動するのに何度かトライをする、というのはちょっとストレスを感じました。

Skympc


Auremo
最新のバージョンは0.7.0です。上記WebサイトからAuremo 0.7.0 installerをダウンロード、実行してインストールをします。Auremo.exeをクリックして起動します。起動画面で最初の「Server name or addre:」の項目に、サーバーのIPアドレスを入力すれば接続します。バージョン0.7.0になり、検索機能が強化され、アーティストの検索、アルバムの検索が可能になりました。ただ、私が試したところ、一部のアルバムの曲(タイトル)が表示されません。Filesystemから展開してゆけばタイトルも表示されるのですが、Aritst treeやGene treeで展開すると表示されないアルバムがかなりあります。今後の改善を待ちたいと思います。このままではちょっと使いづらいので一つ前のバージョン0.6.1をインストールしました。
起動方法などは同じです。0.6.1の場合、日本語のごく一部が文字化けします。(0.7.0では解消されています)実用にはそれほど影響ない程度と思います。
使ってみての印象は、アルバムアートの表示はなく、その分画面がすっきりしていて、なかなか良い感じです。Auremoは特に検索機能が優れていて、検索語を入力してゆくと逐語で検索してくれます。また、AND検索にも対応していて、アーティスト、アルバムなどの検索語(一部でも構いません)の組み合わせを入力するとヒットする楽曲を表示してくれます。

Auremo



以上3つのMPDクライアントを試してみましたが、一長一短あり迷うところです。いずれにせよ、長年iTunesと Rhythmboxを使ってきたので、操作感の違いに慣れるのに少し時間がかかりそうです。これまでは、その時の気分でまずジャンルを選び、その中から聴きたいアーティストを表示されているリストの中から選ぶという、Genre(ジャンル)→Artist→Albumという順でアルバムを選択していたのですが、MPDのデータベースのジャンルは完全ではなく、ジャンルで絞り込むのは難しいです(これが一番不満な点です)これからは自分の好みに合ったPlaylistを登録するというスタイルになりそうです。そんな中で今のところ、Auremoが感覚的に一番合っていそうな気がしています。

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