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2015年3月20日 (金)

Raspberry Pi2をメディアセンターに

2月10日に注文したRaspberry Pi2が在庫切れでなかなか届かなかったのですが、3月初めにようやく入手できました。AC電源やマイクロSDカードなどの周辺パーツは揃えていたので、早速セッティングをしました。
揃えていたパーツはこちら(Raspberry Pi2 モデルBで遊ぼう)

■NOOBSのインストール
事前準備で済ませていましたが、Raspberry Pi用のインストーラNOOBSを
マイクロSDカードにコピーしておきます。
Raspberry Piのホームページのダウンロードページ(http://www.raspberrypi.org/downloads/)からNOOBSの最新版をダウンロードします。私の場合、ver1.3.13のzipファイルをダウンロードしました。zipファイルを展開して、内容をすべてマイクロSDカードにコピーしました。マイクロSDカードは4GB以上のものがよいと思います。私は、推奨ディストリビューションのRaspbianとメディアセンターのディストリビューションRaspbmcを利用したかったので、マイクロSDカード2枚にコピーしました。

■Raspbianのでの動作確認
推奨ディストリビューションのRaspbianをNOOBSからインストールし、Raspbianの起動、ネットワーク接続、WiFiアダプタの動作確認、日本語設定などを行いました。Raspberry Pi2が問題なく動作することを確認し、シャットダウンしました。(インストール手順、設定の詳細は割愛します)

■メディアセンターのインストール
今回の目的はRaspberry Pi2にメディアセンターのディストリビューションをインストールし、別室に設置しているサーバーの音楽と画像をリビングのテレビで視聴することです。主の目的は音楽の再生です。メディアセンターのインストールと設定のために、Raspberry Pi2にディスプレイ、キーボート、マウスを接続しておきます。
NOOBSをコピーしたマイクロSDカードを挿し、メディアセンターのRaspbmcをインストールします。このように、SDカードを差し替えることにより簡単にOSを入れ替えることができるというのも便利な点です。電源を投入し、NOOBSが起動したら、Raspbmcを選択し、インストールボタンを押します。インストールが完了するとOKボタンを押せばRaspbmcが立ち上がるはずです、、、が、立ち上がりません。何度かインストールをやり直してもダメで、NOOBSではなく、Raspbmcのサイトからダウンロードしてテストしてもダメです。ということで、「Raspberry Pi2 Raspbmc 起動しない」と検索したら、出てきました。どうやらRaspberry Pi2ではRaspbmcは起動しないようです。試しに手元にある初代Raspberry Pi model B にRaspbmcのSDカードを挿すとちゃんと起動しました。

ではどうするかですが、ネットの情報では、Raspbmcの開発は既に終了していて、後継のOSMCというディストリビューションに引き継がれているようです。しかし、OSMCはまだalphaバージョンで、日本語にも対応していないとのことで若干不安です。そこで、NOOBSにある、もう一つのメディアセンターであるOpen ELECをインストールすることにしました。NOOBSにはOpen ELECとして2つのバージョンが準備されていましたが、私はこの中からOpenELEC_Pi2(Raspberry Pi2だから多分Pi2だろうという安易な発想です)を選択してインストールしました。インストールが完了すると今度は無事Open ELECが起動しました。Open ELECに関する情報はあまりありませんが、RaspbmcもOpen ELECも、もともとKODI(別名XBMC)というディストリビューションから派生したもので、設定などはRaspbmcとほぼ同じ画面構成になっているようです。ということで豊富にあるRaspbmcの情報が役立ちました。Open ELECが起動したら下記に示すいくつかの設定を行います。

■Open ELECの日本語化
  1. メニューバーのSYSTEM - Settingでシステム設定画面を開く。
  2. Appearanceを選択し、Fontsの三角ボタンを押して、Arial basedに変更。
  3. 左側のメニューからInternationalを選ぶ
  4. LanguageでEnglishをJapaneseに変更
これでメニューが日本語で表示されます。

追記:導入後、画面のスキンを変更したところ、選択したスキンは日本語に対応しておらず、初期設定に戻してもメニュー上で日本語も英語も何も表示されなくなり、再インストールをすることになりました。

■無線LANに接続
Raspberry Piは無線LANの機能を有していないので、無線LANを利用するためには、無線LANアダプターを使用します。Raspberry Pi2はUSBポートが4個あるので便利です。無線LANアダプターを接続後再起動し、

  1. メインメニュー - プログラム にカーソルを合わせると、 Setting というアイコンが出てくるので、これをクリック。
  2. Network Mode の矢印をクリックして、 Wireless (WIFI) Networkに変更
  3. SSIDやパスワードを設定する欄が出るので、自分の環境に合わせて入力
  • SSID:SSIDを入力
  • Security: WPA2
  • WPA2 Key: ****
設定が完了して接続が確認できればLANケーブルは外してもOKです。
私の場合、無線LANで再起動したとき、起動画面のまま固まってしまうことがありました。何度か再起動すると起動しました。

■楽曲の追加
LANに接続したサーバー(Linux)上にiTunesのフォルダーを置いているので、Open ELECからサーバーにアクセスするようにしました。
メインメニューから音楽→ファイル→ミュージックを追加
ミュージックソースを追加画面で参照ボタンを押す
ネットワーク上の場所を追加...を選択
ネットワーク上のディレクトリーを指定する画面になるので、下記内容で設定

  • プロトコル:セキュアシェル(SSH/SFTP) → これはLinuxの例です 
  • サーバーのアドレス:192.168.xx.xx
  • リモートパス:アルバムのフォルダーを設置してあるディレクトリを指定
  • ポート:22
  • ユーザー名:サーバーのユーザー名
  • パスワード:サーバーのパスワード
これで接続できました。
これで楽曲もしくはアルバムのフォルダーを選択するとメニューに追加され、それをクリックすると楽曲が再生されます。

■リモコンでの操作
インターネットの情報によると、Open ELECというかRaspbmcはテレビのリモコンで操作可能となっていましたが、私のテレビ(三菱電機Real)ではリモコンは使用できませんでした。そのかわり、iPhoneにxbmcRemoteというアプリをインストールするとiPhoneで操作できます。また、Air Playにも対応しているので、iPhone上の音楽を再生することも可能ですが、私の場合、無線LAN環境が良くないのか、ブツブツと途切れがちになり、Air Playは実用レベルではありませんでした。

Open ELECを使ってみて、動きが少しもっさりしているな、という印象です。iTunesのアルバムを選択すると、いったんデータをスキャンするようで、再生するまでに少し時間がかかります。このあたりは、無線LANの環境によるところもあると思います。ただ、これまでリビングで音楽を聴こうとすると、iPodを用意してテレビに接続して再生していたのですが、アルバムを変更するたびにテレビのそばに行き、iPodを操作していたのが、Raspberry  Pi2+Open ELECにしてからはその手間も省けて、しかも楽曲情報もテレビに表示され、快適なリスニング環境ができました。Raspberry Piは小さく省電力なのでテレビの後ろに隠して電源はつなぎっぱなしでいつでも音楽が聴ける状態で利用しています。
Raspberry_pi2 Open_elec 画面左下にあるのがRaspberry Pi2

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