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2015年1月24日 (土)

ubuntu server 14.04へのアップグレード

自宅で簡単なサーバーを構築しています。eeePC 4G-X(初代eeePC)にubuntu serever 12.04LTSをインストールし、外付けHDDを接続し、主としてファイルサーバーとして利用しています。このサーバーのOSを14.04LTSにアップグレードしましたので、備忘を兼ねて手順を記しておきます。アップグレードしたきっかけは、12.04LTSのサポート期間の終了が2015年4月と思っていた大きな勘違いでした。よくよく確かめてみると2017年4月まで利用できるのですが、この際と思いアップグレードしました。
1.アップグレードの準備
現在のOS(ubuntu server 12.04LTS)は、8GBのSDカードにインストールしています。まずはそのバックアップを取ります。8GB以上のSDカードを準備して
 $ sudo dd if=/dev/sdb of=/dev/sdc   (sdb、sdcは利用状況により違います)
これでアップグレードに失敗しても現状の12.04に復帰できます。
    次に、アップグレードの作業はsshではなくサーバーのマシンで行うことが推奨されています。私の場合、インストール時に日本語を選択しており、サーバーの標準コンソール画面では英語のメッセージが文字化けしてしまいます。最初そのままアップグレードをしたら文字化けの連続で、途中の問い合わせのメッセージが文字化けしてしまい、わけのわからぬままやっていたらインストールに失敗してしまいました。ということで、文字化け対策は
.bashrc をテキストエディタ(下記の例ではvi)で開き下記の設定を追記する。
 $ vi ~/.bashrc
 case $TERM in
     linux) LANG=C ;;
      *) LANG=ja_JP.UTF-8 ;;
 esac
下記のコマンドを打つか一度ログアウトしてログインし直します。
 $ source ~/.bashrc
2.アップグレードの実行
バックアップを取ったSDカードでubuntu server 12.04を起動すると、新しいバージョン14.04が使えるよ、というメッセジが表示されます。それに従い、アップグレードします。下記のコマンドを実行します。
 $ do-release-upgrade
途中、パスワードや設定に関する問い合わせ(肝心な部分ですが詳細は失念しました。申し訳ないです。)がいくつか出てきますのでそれに答えてアップグレードを続行。
アップグレードが終了し、無事ubuntu14.04 serverが起動しました。
3.電源管理の修正
アップグレード自体は大きな問題はありませんでしたが、14.04では電源管理の方法が変わったようで、eeePCのカバーを閉じると電源が落ちてしまいます。普段はカバーを閉じて運用しているので電源が落ちてしまうのは問題です。電源管理の設定ファイルがあると思うのですが、ネットで調べてみてもピタッと当てはまる情報にたどり着けませんでした。困って、ubuntu Japanese Teamのメーリングリストで問い合わせると、すぐに回答が返ってきました。ちゃんと対処が記載されているサイトがありました。設定ファイルは/etc/systemd/logind.confで、この中にあるHandleLidSwitchの設定を変更します。
 $ vi /etc/systemd/logind.conf ← 設定ファイルをテキストエディタviで編集
 #HandleLidSwitch=suspend  ← この行削除
 HandleLidSwitch=ignore  ← この行追加
この変更でカバーを閉じても電源が落ちなくなりました。
4.その他
4.1 アップグレード後、sambaの設定ファイルがリセットされてしまったようなので、再度ファイルを作成しました。
4.2 ファイアウォールを確認したところ、
 $ sudo ufw status
 
 WARN: プロファイル 'Apache' が重複しています。最後にあるものを使います。
 WARN: プロファイル 'Apache Secure' が重複しています。最後にあるものを使います。
 WARN: プロファイル 'Apache Full' が重複しています。最後にあるものを使います。
と警告が出ます。この意味がよくわからずこれについては未だ解消しない点です。
ということで若干気になるところは残りますが、通常の運用には支障はないようです。これで当面14.04LTSで運用する予定です。
それと蛇足ですが、ubuntu server 14.04 LTSは64bit版のみ提供されています。eeePC 4G-XのCPU(Celeron M 900MHz)では対応していない可能性があります(確認はしていません)。そうなるとOSのクリーンインストールは無理、ということになってしまいます。今回、クリーンインストールではなく、アップグレードしたのはそういった懸念があるためです。このあたりがモヤモヤとして残っています。次回のアップグレードのタイミングでどうするか判断をしないといけないかもしれません。

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