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2014年7月12日 (土)

iTunes Matchの導入

音楽好きの方は、すでに導入済みかもしれませんが、日本では5月2日にサービスを開始したiTunes Matchを導入しました。以前、記事にも書きましたが、iTunes Matchは自分のiTunesの音楽ライブラリーにある楽曲すべてをiCloud上に置き、10台までのiPhone、iPadなどのiOSデバイスやPCで、そのすべての曲をコントロールできるというものです。iTunes Matchで管理できるる楽曲は、iTunesストアで購入したもの、自分でCDをリッピングしたもの、あるいは何らかの形で自作の楽曲を登録したものなどすべてが含まれます。それらがたとえ何千曲あったとしても(iCloudにアップロードできる曲数の上限はiTunesストアで購入した曲を除いて25,000曲)、WiFi環境があれば、手元のiPhoneなどで聴くことができるようになります。WiFi環境などがない場所で使いたければ、事前に手元のデバイスにダウンロードしておくことも可能です。というわけで、自分のiTunesのミュージックライブラリすべてがいつでもどこでも手元のどのデバイスでも利用できるという便利なサービスです。

ただ、私は、すぐに飛びついたわけではありませんでした。いつでもどこでも自分のライブラリにアクセスができて聴くことができるのは大変魅力的ですが、出力の問題があります。家の中でイヤホンというのもなんだか面倒です。我が家では、音楽を聴く場所がほぼ限られており、そこにはそれなりにiTunesの曲(全曲)を聴く環境があります。そこであえてiTunesの全曲が使えると言っても、飛躍的に便利になるわけではありません。じゃあ、外出先ではどうか、となると難癖をつけるようですが、WiFi環境の確保が必要になります。などと、御託を並べましたが、これは、iTunes Matchが有償サービスで利用料が年間3,980円というのがあるためです。決して高くはありません(米国の年間24.99ドルに比較すると高いと思います)が、安いわけでもありません。こういうサービスは一度使い始めると、解除した後の処理が面倒なので、結局ずっと利用料を払い続けるということになりがちです。それで、導入を迷っていたのですが、自分のiPhoneでiTunesの全曲がコントロールできるということで、これはこれで魅力的なこととして、私としては迷った末ですが、思い切って導入することにしました。

導入のステップは簡単です。ただ、iTunesライブラリにある曲数、曲の内容などにより時間がかなりかかることがあります。
導入は、3つのステップがあります。その前に、iTunes ストアでiTunes Matchの代金3,980円を支払う必要があります。
その後のステップは母艦となるiTunesを通じて、

1. iTunesライブラリに関する情報収集
2. iTunes ストア上で配信中の曲とのマッチング
3. アートワークと残りの曲のアップロード

となります。iTunesライブラリーの曲がiTunesストアで販売されていれば、iTunesライブラリーからアップロードするのではなく、iTunesストアのデータを利用します。そのための、曲の情報を取得して、分析するのが、1と2のステップです。iTunesストアにある曲はすんなり読み込んでくれるのですが、途中からiTunesストアにない曲の分析を始めた途端(ステップ2の途中から)、延々と作業がなされます。私の場合、iTunesライブラリに楽曲が8,357曲ありましたが、ステップ3まで完了するのに、17時間から20時間程度かかりました。(時間に幅があるのは、作業を継続したまま外出している間にステップ3が完了したためです)

Itunes_match1
ステップ2が進行中。

Itunes_match2
この段階で、マッチングが完了した楽曲はiOSデバイスで聴くことができる。

事前にiTunes Matchの紹介記事等で時間がかかると聞いていたので、じっくりと構えて待ちました。時間はかかりましたが、特にトラブルもなくiCloudにアップロードできたようです。ステップ3の段階で、すでにマッチングが完了した楽曲はiPhoneなどのデバイスに楽曲が取り込めるようになります。iPhone、iPadなどでは、「設定」→「ミュージック」を開いて、「iTunes Match」を「オン」に設定します。これでOKなのですが、 実は、この楽曲の取り込みにも結構時間がかかって、最初、アルバムのタイトルと楽曲が表示されるので、再生しようとしてもできませんでした。取り込みが完了すると雲のマークと赤の↓が表示される(これは、ダウンロードするときに使用します)ので、これで初めて再生可能になります。よく見ると取り込みが完了していない楽曲はグレイの文字になっていて、操作しても反応しません。
Img_0608
iPhoneに一部追加された様子。追加された楽曲はダウンロード可能となっている。

Img_0609
iPhoneにアルバム全体が追加された状態。

さらに、追加の実験として、ステップ3まですべて作業が終了した後、新たにCDをiTunesライブラリに取り込んでみたのですが、その場合は自動的に楽曲の情報がiCoudに送られ、iCloudから手元のデバイスに取り込みがなされることも確認しました。賢いです。

こういうことで、ほぼ一日かけてiTunes Matchの導入は完了しました。自分が普段使うデバイスにiTunesのすべての楽曲があるのはなんとも言えない安心感があります。ただ、我が家のWiFi環境は快適ではなく、特にリビングでは、WiFiがたまに切れたりすることがあります。そういう時には3G回線でもストリーミングできるらしいですが、私の設定がおかしいのか、3Gでは、楽曲がグレイアウトし、ストリーミングができません。ということで、どんな場面でも絶対に聴きたい曲は事前にWiFi環境でダウンロードをする、という事になります。なんだ、それじゃ、これまでの使い方と同じじゃないか、と思われるかもしれませんが、快適なWiFiのもとでは、その心配はいりません。

ということで、前回記事にした全部入りのiPod Classicを持ち歩くか、多少不便な面はあるが、普段使いのiPhoneですべてを済ませるか、正直な所まだ結論は出ていません。

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