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2014年6月21日 (土)

ネットブックを再活用しよう

一世を風靡した小型で安価なPCであるネットブック。主にAtomという少し非力なCPUを搭載し、OSはダウングレード版のWindows XPが多かったと思います。価格的なハードルが低かったこともあり、ネットブックを割と気軽に購入した人も多いと思います。ところが、現在、そのうちどれほどの人が、現役で使っているのか、ちょっと気になります。スマートフォンやタブレットの台頭で、メールやネットの閲覧などは、手軽なそちらにシフトし、おまけに、MSOfficeを搭載していなければ、ネットブック(PC)でなければできないこともそれほどありませんし。そして、XPのサポート終了と共にお蔵入りしてしまったネットブックも少なくないのではと想像します。

そんな時に、余ったネットブックの活用として、ubuntuを導入する、というのはとても面白いことだと思います。最新のubntuのバージョンである、14.04のサポート期間は5年のLTS版ですので、もう5年間ネットブックを延命できると思います。ubuntuを導入するためのハードウェアのスペックはそれほど高くはありませんので、ネットブックであればubuntuを動かせると思います。ただ、メモリーが512MBですと、少し苦しいかもしれません。そのようなときは、軽量のubuntuの派生ディストリビューションであるxubuntuやLubuntuといった選択肢があります。更に軽量のpuppy Linuxを導入するのも手でしょう。

ただ、ネットブックは、光学ドライブを搭載していないのがほとんどですので、雑誌の付録などでついてくるubuntuをインストールするには少し工夫が必要かもしれません。外付けの光学ドライブがあれば問題ありませんが(最近は結構安価で購入できるようです)、なければ、光学ドライブを搭載したデスクトップPCかノートPCから起動用のUSBメモリを作ることも可能です。ubuntuをインストールせずに、ライブ版として利用もできますが、どうせ使わないネットブックならば、インストールしてみるのがおすすめです。

ubuntuのインストールは簡単です。少し迷うのは、ハードドライブにどのような形でubuntuをインストールするかですが、WindowsXPを使わないのなら、バッサリとWindowsXPの領域を削除して、ハードドライブ全体にubuntuをインストールするのが一番簡単です。その前に、Windows XP時代の必要なデータはバックアップをとっておいたほうが安心でしょう。使い方もデスクトップ中心であればWindowsを使っていた人ならあまり迷うことはないと思います。WindowsXPのサポート切れのために、ネットブックをどこかに仕舞いこんだ人がいるのならもう一度取り出してみる価値はあると思います。

もうひとつ、ネットブックの活用として、自宅サーバーとしての利用があります。最近はクラウド化の進展が早く、自宅でサーバーを立てる必要性は薄らいでいるかもしれませんが、サーバーの勉強や、ちょっとしたファイル共有などサーバーを立ててみるのも一案です。実は、ネットブックは自宅サーバーとしては、ある意味理想の形ではと思っています。省電力で、電源を入れっぱなしでも電気代も少なくてすみますし、何かのときに電源が落ちてもバッテリーである程度カバーできます。それと、ディスプレイが付いているということで、普段はリモートで操作するとしても、インストールや再起動などするとき、自前のディスプレイがあると便利です。ubuntu 13.04のサーバー版かCentOSなどが候補になるでしょう。

かくいう私もだいぶ前からASUSのEEEPC4GXを自宅のファイルサーバーとして利用していて、日夜頑張ってくれています。OSはubuntu12.04LTSサーバー版を搭載しています。サーバーの勉強に、と思って利用を始めたのですが、使いはじめると今や生活に欠かせない存在になってしまいました。ネットブックに限らず、WindowsXPのサポート切れで使わなくなってしまったPCがあれば、一度ubuntuを試してみることをおすすめします。新しい世界が広がると思います。

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