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2013年7月27日 (土)

CuBoxを音楽サーバーに(1)

CuBoxで音楽サーバーを構築しようとしたのは、「日経Linux8月号」の特集で、CuBoxに音楽再生ソフトMPD(Music Player Daemon)をインストールする記事があったからです。記事に沿ってインストールしてみました。OSはCuBoxに標準で搭載されているUbuntu10.04です。

まず、GUIベースで起動したCuBoxの端末上もしくは、SSHなどで接続したCuBox上で、

    $ sudo apt-get update
    $ sudo apt-get install mpd

で、mpdをインストールします。私の場合、インストールの際、

-----------------------------------------------------------------------------------------
    以下のパッケージの処理中にエラーが発生しました:
     mpd
    E: Sub-process /usr/bin/dpkg returned an error code (1)
------------------------------------------------------------------------------------------

というメッセージがでました。エラーメッセージを調べると依存関係に問題があるようです。試しに、もう一度インストールを試みると今度はmpdは最新です。とのメッセージが返って来ました。致命的なエラーではなかったようです。

そこで

    $ sudo vi /etc/mpd.conf

で、mpdの設定ファイルを変更します。(viはエディターで、nanoでも何でも可)変更箇所はファイル内の

    bind_to_address                    "localhost"

の行の先頭に#を入れてこの設定をコメントアウトします。これでネットワーク経由の制御が可能となります。(日経Linuxの記事では、この部分がコメントアウトされておらず、少なからず混乱しました) それと、音楽ファイルの保管場所として

    music_directory                    "var/lib/mpd/music"

と設定されていることを確認します。このディレクトリに音楽ファイルを保存することになります。他のPCから音楽ファイルを持ってきやすいように、Sambaの設定を変更します。(Sambaのインストール方法はここでは割愛します。ここなどを参考にしてください。)

    $ sudo chown nobody:audio /var/lib/mpd/music

Sambaの設定ファイルである、/etc/samba/smb.confに記載しているpathも修正します。(viなどのエディタで修正します)

    path = /va/lib/mpd/music

「日経Linux8月号」の記事の記載では、pathが「/var/music」となっていますが、誤記と思われます。
設定を変更したらSambaを再起動します。

    $ sudo service smbd restart

ここで、テストで音楽ファイルを/var/lib/mpd/musicに保存してみましょう。私は、itunesからm4a形式の曲をコピーしました。
MPDだけでは再生ができませんので、MPDを制御するためにMPDクライアントと呼ばれるソフトが必要となります。私の場合、スマートフォンから制御するために、iPhoneにMPoDというクライアントソフトをインストールしました。MPoDの設定はAdd player manuallyで、下の画像のように、設定しました。Serverの部分は、CuBoxに割り当てたIPアドレスを入力します。

Iphone_mpod

これで、CuBoxを光オーディオケーブルでアンプと接続し、LANケーブル、電源ケーブルを接続し、CuBoxを起動します。
これで、スマートフォンからCuBoxに保存した音楽ファイルが表示されます。表示されない場合は、Playerの設定画面で、Refresh local cacheとUpdate databaseをクリックしてみましょう。

無事音楽ファイルが表示されたら、再生します。で、私の場合、再生できたのですが、ものすごいノイズが乗ってとても聴けた状態ではありませんでした。日経Linuxでは、音割れ対策が記載されており、それを実行しても状況は変わりません。ソフトウェアのバグか何かがまだあるようです。

という事で、MPDをインストールして、MPDクライアントを通じて音楽を再生する、というところまでは何とかこぎつけましたが、音質が実用レベルではありません。

ここで諦めるのはちょっとしゃくです。何とかしたい、という気持ちがムラムラと湧いて来ました。という事で、Webで「CuBox MPD」で検索するとよく出てくる「みみず工房」さんのイメージをインストールすることにチャレンジしようかと思案しているところです。

追記
「日経Linux8月号」の記事で、Linux用MPDクライアントとして、「Airo」というのが紹介されていましたが、「Ario」の誤記と思われます。ご丁寧にコマンドの記載の部分も"airo"とありますが、"ario"が正しいと思われます。

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2013年7月20日 (土)

CuBoxと格闘中

先週、RaspberryPiにSambaをインストールしましたが、以前から気になっているのがCuBoxdです。約1年前に購入し、Sambaをインストールしたけど、Windowsから機器を認識できず、困ったもんだと、長い間机上に眠っていたのですが、「日経Linux 8月号」の特集記事でCuBoxが取り上げられていました。記事を読むと、デフォルトのネットワークの設定に問題があるとのこと。Sambaがうまく動かなかったのはこれが原因かも知れないと、久しぶりにCuBoxを動かしてみました。

まずは、標準でインストールされているubuntu(10.04)を起動しようと電源を入れましたが、ディスプレイを認識しません。以前から環境が変わったと言えば、ディスプレイを入れ替えて20インチワイド(1600x900)のにしたのですが、どうもそこに問題がありそうです。別の場所に設置している、19インチ(1440x900)のディスプレイに接続すると無事起動しました。そうなると以前使ったのとネットワーク環境も異なりますので、

    /etc/network/interfaces

のIPアドレス固定化した部分を全てコメントアウトし、再起動後、

    $ sudo dhclient eth0

とDHCPでとりあえず接続すると無事インターネットにも接続できるようになりました。

日経Linuxの記事を読みながらPC(Ubuntu13.04)でシリアルコンソールを利用するため、PCとCuBoxをmicroUSBケーブルで接続し、PC側で

    $ sudo apt-get update
    $ sudo apt-get install screen
    $ sudo screen /dev/ttyUSB0 115200

としたところ、画面が変わり、

    Cannot exec '/dev/ttyUSB0 '

と表示され、またPCのターミナル画面に戻ってしまい、シリアルコンソールが利用できません。
仕方がないので、CuBoxをGUIで立ち上げ、CuBoxの端末(ターミナル)から下記を入力し、ネットワークの設定を修正します。

    $ sudo chown root:messagebus /lib/dbus-1.0/dbus-daemon-launch-helper

一度ログアウトして、再度ログイン後(初期IDはcubox、パスワードはcubox)

    $ sudo apt-get update
    $ sudo apt-get --reinstall install dbus

として、dbusを再インストールします。これでネットワークの修正は完了とのことです。

これで、CuBoxにSSHで接続できるようになりました。という事で、CuBoxをモニタに接続しなくてもSSHで接続できるので、当初やりたかったSambaを以前の環境で利用できることを確認することとしました。今は、RaspberryPiがその役割を担っていますが、CuBoxでもちゃんと動くことを確認したかったのです。そこで、コメントアウトしていた以前の環境の

    /etc/network/interfaces

の設定を有効化して固定IPアドレスを設定し、今一度以前の環境に場所を移し、CuBoxにLANケーブルと電源だけを接続し、ubuntuからSSHで接続すると、無事CuBoxに接続することができました。Sambaの設定も、以前使っていたのをそのまま利用し、WindowsからCuBoxに接続すると、きちんと接続できるようになりました。これでモヤモヤしていたのが晴れました。一歩前進です。

ただ、SambaサーバーはすでにRaspberry Piで利用しているので、新たな活用方法を考える必要があります。そこで、CuBoxが持つ、光オーディオ入出力端子を活かし、日経LinuxにあったMPD(Music Player Daemon)をインストールして、音楽サーバーを構築することにしました。私の環境にも、光デジタル入力が可能なアンプがあります。そこで、MPDをインストールするために、

    $ sudo apt-get update

を行なうとエラーが続発します。調べてみるとLAN内は問題なく接続するのですが、外部(インターネット)への接続はできません。外部にpingが通じません。Raspberry Piや他のPCでは問題なく接続できます。DNSの問題でも無さそうです。この場所でのネットワークはモバイルWimaxルーターを有線ハブに接続して利用しているので使い方に問題があるのかも知れません。というわけで、再び場所を変えて別環境で接続すると問題なく、外部との接続が可能でした。

    $ sudo apt-get install mpd

というわけで、CuBoxは色々と気難しい面があるようです。MPDのインストールも途中でエラーが出て、うまくインストールされたかどうかも不明です。ただ、CuBoxにMPDをインストールするというのはPCオーディオファンの間では、結構事例があるようでインターネットの書き込みもあります。音が良いとの定評もあるようです。ただ、手間がかかりそうで、ハードルは高そうです。それと、情報量という意味では、Raspberry Piと比較して圧倒的に少ないです。少し時間がかかるかも知れませんが、CuBoxを音楽サーバーとして設定したいと思います。

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2013年7月13日 (土)

Raspberry Piにsambaをインストール

6月の半ばに入手したRaspberry Piですが、Windowsとのファイル共有サーバーのsambaをインストールしましたのでそのメモを記しておきます。

1.Raspberry PiのIPアドレスの固定
Raspberry PiのネットワークはDHCPでIPアドレスが割り振られていますが、サーバーとして利用するため、固定のIPアドレスを設定します。
変更は /etc/network/interfaces ファイルを修正します。

    $ sudo vi /etc/network/interfaces

でファイルを開き( viはエディタで、nanoでも何でも可)、下記の行を変更・追加します。

    変更前 iface eth0 inet dhcp
    変更後 iface eth0 inet static
                    address 192.168.0.200
                    netmask 255.255.255.0
                    network 192.168.0.0
                    broadcast 192.168.0.255
                    gateway 192.168.0.1

アドレスは私の例ですので、各自のネットワーク環境にあわせて設定してください。
ファイルを閉じ、ネットワーク機能を再起動します。

    $ sudo service networking restart

[ ok ]の表示が出れば成功ですが、私の場合は、Raspberry Piを再起動したら変更が反映されていました。

2.USBフラッシュメモリの準備
USBフラッシュメモリを共有フォルダーにすることにして、まず、NTFSでフォーマットされたUSBフラッシュメモリをRaspberry Piに挿入します。NTFSの場合、Raspberry Piで以下の操作が必要になります。

    $ sudo apt-get install ntfs-3g
    $ sudo reboot

再起動後、USBフラッシュメモリのデバイス情報を確認します。

    $ dmesg | less

最後の方に下記が表示され、/dev/sdaであることが確認されました。

    [    5.908260] sd 0:0:0:0: [sda] 60604416 512-byte logical blocks: (31.0 GB/28.8 GiB)
    [    5.939263] sd 0:0:0:0: [sda] Write Protect is off
    [    5.960193] sd 0:0:0:0: [sda] Mode Sense: 23 00 00 00
    [    5.962568] sd 0:0:0:0: [sda] No Caching mode page present
    [    5.985279] sd 0:0:0:0: [sda] Assuming drive cache: write through
    [    6.020135] sd 0:0:0:0: [sda] No Caching mode page present
    [    6.042625] sd 0:0:0:0: [sda] Assuming drive cache: write through
    [    6.098410]  sda: sda1

この段階で

    $ df -h

で確認すると、すでに/dev/sdaにマウントをされている場合がありますが、その時は一度アンマウントします。

    $ sudo umount /dev/sda

マウントポイントを/mnt/shareという名前にすることにして、以下の操作を行います。

    $ sudo mkdir /mnt/share
    $ sudo mount -t ntfs-3g /dev/sda1 /mnt/share

これで、USBフラッシュメモリが準備できました。
この状態ではRaspberry Piを再起動のたびにマウントする必要がありますが、再起動時に自動でマウントするようにするには、/etc/fstabに登録をしておくとよいでしょう。

    $ sudo vi /etc/fstab

でファイルを開き、以下の行を追加。

    /dev/sda1       /mnt/share      ntfs-3g defaults          0       0

3.sambaのインストール
Raspberry Piにsambaをインストールします。

    $ sudo apt-get install samba
    $ sudo apt-get install samba-common-bin

インストールが完了したら、sambaの設定をします。sambaの設定ファイルは、

    /etc/samba/smb.conf

ですが、複雑なことはしないので、設定ファイルを新たに作成しました。オリジナルは

    $ sudo cp -p /etc/samba/smb.conf /etc/samba/smb.conf.org

などと別名でコピーをとっておき、新たに

    $ sudo vi /etc/samba/smb.conf 

で、ファイルを開き、書かれた内容を一旦全部消去して以下を入力します。

    [global]
    dos charset=CP932
    unix charset=UTF-8
    display charset=UTF-8
    passwd backend=tdbsam

    workgroup = WORKGROUP
    log level=2
    log file=/var/log/samba/access.log
    max log size=500

    [share]
    path=/mnt/share
    read only=no1
    browsable=yes
    guest ok = yes
    force user = pi

ここではWindowsのwork groupは「WORKGROUP」で、共有フォルダーの名前は「share」を前提としています。

次に、Windowsからsambaに接続するときのパスワードを設定します。

     $ sudo smbpasswd -a pi   
    New SMB password:********
    Retype new SMB password:********
    Added user pi.

sambaを再起動します。

    $ sudo service samba restart

以上で、設定は完了です。

4. Windowsからの接続
sambaが起動している状態で、Windowsから、ネットワークを検索すると「RASPBERRYPI」というコンピュータが認識され、「share」フォルダーにアクセスできるようになっています。(IDとパスワードを聞かれますので、先ほど設定したパスワードを入力します)。あるいは、スターボボタンを押し、検索窓にRaspberry PiのIPアドレスを\\192.168.0.200\のように入力することにより、アクセスできます。(こちらもIDとパスワードを入力します)

Raspberry_pi

Windows以外のLinuxマシンからもアクセスできます。ファイルマネージャから、ファイル→サーバーの接続を選択し、

    sftp://192.168.0.200/mnt/share

で接続可能です。または、ネットワークをクリックするとRASPBERRYPIというコンピュータが認識されます。

Raspberry_pi_from_ubuntu

以上の記録は、「アシマネのIT奮闘日記」さんの記事を参考にさせていただきました。どうもありがとうございます。

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2013年7月 6日 (土)

LPICレベル2技術解説無料セミナー@大阪を受講

6月29日、Linuxの技術者認定試験のLPICのレベル2(レベル1の上位レベル)のセミナーあったので受講してきました。6月の初旬にレベル1のセミナーもあり、大阪では珍しく同じ月に2度のセミナーが開催されました。定員80名とありましたが、会場はほぼ満杯でした。実務経験のない私にとってレベル2は正直ハードルが高い気がしています。レベル1の取得時は書籍とWeb問題集だけの全くの独学でしたので、セミナーの場でどのような情報が提供されているか関心があり受講しました。講師は株式会社ケイ・シー・シーの村田さんという方でした。3時間のセミナーなので、レベル2の範囲全てを網羅するのではなく、項目を絞っての解説でした。今回取り上げられた内容は

■201試験より   
    「システム起動」
     ○システムの起動とブートプロセスのカスタマイズ
     ○システムを回復する

    「ファイルシステムとデバイス」
     ○Linuxファイルシステムを操作する
     ○Linuxファイルシステムの保守
     ○ファイルシステムを作成してオプションを構成する
     ○udevでのデバイス管理

■202試験より
    「電子メールサービス」
     ○電子メールサーバの使用
     ○ローカルの電子メール配信を管理する
     ○リモートの電子メール配信を管理する

    「システムのセキュリティ」
     ○セキュアシェル(SSH)

でした。
レベル2になるといきなり難しくなるのかと思っていたら、レベル1での内容を踏まえ、基本的な説明が中心で、私にもわかりやすく収穫がありました。時間の関係で後半が少し駆け足になってしまったのが残念です。さて、レベル1を取得した勢いでレベル2に挑戦するかどうか、今のところその気にはなっていません。

Lpiclevl2

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