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2013年6月29日 (土)

Ubuntu 13.04で音声が出なくなった

私の普段使いのPCは、Windows7とUbuntu 13.04をデュアルブートしていて、普段はほとんどUbuntuを使っています。Windows側にあるiTunesの楽曲フォルダーをUbuntuのRhythmboxで聴いています。Rhythmboxは私がよく使うソフトの中でもTOP3に入るほどです。ある時、音楽を聴いていたら突然音声がでなくなってしまいました。おかしいなあ、と思いつつシステム設定→サウンドを確認します。私はデジタルオーディオプロセッサとしてONKYOのSE-U33GXを使っていて、ubuntuをインストールした直後などでは、SE-U33GXではなく、内部オーディオからの出力が選択されていて、音声がでないことがあります。今回、これをいじるとやはり音声が出て、演奏が再開されました。と思ったらしばらくしてまた演奏が止まってしまいました。Rhythmboxだけではなく、他のアプリでも音声は出ないので、アプリの問題ではなさそうです。機器の接続に問題があるのかな、とUSBなどの接続をやり直しても改善が見られません。
と、ふと思い当たったのが、直近にUbuntuのアップデートでカーネルを3.8.0-23-genericから3.8.0-25-genericにアップデートしたことです。試しに一つ前のバージョンで起動してみると症状は出ません。これで原因が分かりました。でも、起動のたびに古いバージョンを起動するのも面倒です。出来れば対策を施して最新のバージョンでも動くようにしたいところです。といっても何の知識もないので手探りで探してみるしかありません。まず、新バージョンで起動し、

    tail -f /var/log/syslog

でシステムの状態を確認します。音声が途中で停止すると、syslogに以下のような内容が吐き出されます。

    kernel: [ 1568.164684] cannot submit urb (err = -18)

復活すると以下のログを吐きます

    rtkit-daemon[1809]: Successfully made thread 2846 of process 1807 (n/a) owned by '1000' RT at priority 5.
    rtkit-daemon[1809]: Supervising 6 threads of 1 processes of 1 users.

これをグーグルーで検索するのですが、記載が少なく、特に"err= -18"というのは見つからず、 どうやら音声に関係しそうなことの記載はあるのですが、対応策までは見つけることはできませんでした。
仕方がないので、一旦、SE-U33GXをPCから切り離して、直接オンボードのオーディオ出力と接続して、新バージョンで動かしてみました。すると、音声が途切れることがなくなりました。長年、機嫌良く動いてくれていたSE-U33GXですが、なぜか、最新のカーネルとは相性が悪いようです。古いカーネルのバージョンで起動するか、SE-U33GXを切り離すかの選択ですが、私は後者を採りました。カーネルのバージョンが上がればまた試してみますが、当面は、SE-U33GXにはお休みをしていただく、ということで、相性問題にしてしまうには少し悲しいのですが、この問題をクローズする事にしました。

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2013年6月22日 (土)

第3回関西LibreOffice勉強会

6月15日、新大阪で第3回関西LibreOffice勉強会がありましたので参加してきました。その前日は、Embedded Technology West 2013という組込み総合技術展に知り合いに誘われて行き、東大の坂村健教授の講演を聞いてきたりとセミナー参加の多い週となりました。

LibreOfficeの勉強会ですが、会場の関係から定員24名のところ、24名の参加と盛況でした。中には、徳島県や和歌山県からの遠方からの参加者もおられ、LibreOfficeの熱心なユーザーがおられることを実感しました。勉強会の内容は、ここに記載されており、ustreamの録画、資料も掲示されています。

メインのセッションは
・「正しい箇条書きスライドの作り方/アウトラインとマスターページをマスターしよう!」
・ 「LibreOffice Calc 基本講座 ~表計算ソフトのよりよい使い方を追求しよう~」
・ 「LibreOffice on UbutuからWindowsプリンタに印刷」

でした。
私自身少し先に、プレゼンテーションをする機会があり、状況が許せばPowerPointではなく、LibreOfficeのImpressを使ってみようと考えていましたので、最初の「正しい箇条書きスライドの作り方/アウトラインとマスターページをマスターしよう!」はとても実用的な内容でした。基本的にMSOfficeとLibreOfficeは別のアプリケーションと考えるのが正しいようですが、互換性も意識しながら両方をうまく使い分けれればな、と考えています。と言っても、私はMS Office2003のレベルからあまり進歩していないのですが(汗)

また、セッションの間に、ディスカッションの時間も取られていて、来年4月のWindows XPの終了とそれに関する情報交換などが行われましたが、OSのサポート終了もそうですが、MS Office 2003もあわせてサポート切れになるのが、それを気にするユーザーさんが意外と少なく、どうするのか心配だというサポートを提供している会社に勤務している人の声が結構ありました。悩ましいところですね。

という事でディスカッションあり、セミナーありの結構充実した半日を過ごすことができました。また、その後の懇親会にも参加しましたが、さすがにIT系の仕事をしている方が多く、技術論で結構盛り上がりました。

関西で定期的にこのような催しがあるのは非常に貴重と感じました。

Libreoffice

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2013年6月15日 (土)

Raspberry Pi をポチった

今更ながらですが、Raspberry Piをポチりました。何に使うかアイデアが出ないので、手を出さずにいたのですが、先日、Raspberry Pi財団のEben Upton氏の講演を聴いたり、日経Linuxの記事を読んだりしているうちに、ま、買っといても良いか、と思い,注文をしました。最近ではamazonでも取り扱っていて、手続きが簡単なのでポチってしまいました(割高だったので後で後悔しましたが)注文して3日で手元に届きました。RSコンポーネンツのピンクのケースに入っています。このケース、配線用の穴が開いているのかと思っていたら、穴は開いておらず、持ち運び用のケースのようですね。穴は自分で開ければそれでもよいのですが。

まずは、Raspberyy Piに最適化されたDebianベースのLinuxディストリビューション、Raspbianをインストールして、起動するかどうかの確認をすることにしました。公式サイトのダウンロードページ(http://www.raspberrypi.org/downloads)から、Raspbian "wheezy"のzipアーカイブをダウンロードして展開します。なお、ダウンロードページには、最近、より様々なディストリビューションがパックになったNew Out Of Box Softwareのパッケージもダウンロードできるようになっていますが、私はとりあえず、Raspbianの最新版2013-05-25-wheezy-raspbian.zipをダウンロードしました。展開したファイルからイメージをSDカードに書き込むのですが、私はubuntuでddコマンドを利用して書き込みました。イメージファイルを展開したディレクトリに移動して、

    dd if=./2013-05-25-wheezy-raspbian.img of=/dev/sdX  

      (sdXはSDカードのデバイス。例:/dev/sdb。間違えるとエライ目にあうので要注意)

ddコマンドを実行中、なぜか、エラーが発生し、SDカードが1枚破壊されてしまう、というアクシデントがありましたが、机の引き出しをひっくり返し、使っていないSDカードを見つけ出し、再度別のマシンで試してみたところ、今度は無事書き込みが完了しました。あとは、Raspberry PiにHDMIケーブル(モニタへの接続はVDIに変換しています)、USBキーボードとUSBマウス。LANケーブル。RaspbianをインストールしたSDカード。最後に電源として、5V1AアダプタにマイクロUSBケーブルを接続して起動しました。私の場合、以前試したBeagleBoardのときに準備したHDM-VDI変換ケーブルなどが再利用できたので、新たな周辺機器の購入はありませんでした。
で、電源を投入すると、コマンドが画面に流れ、初期設定画面が表示されます。expand_rootfsの利用(SDカードの空いている領域をルートファイルシステムに割り当てる)、change-localeの設定(ja-JP.UTF-8)、タイムゾーンの設定(Asia-Tokyo)を行なってtabキーを押してfinishとすると無事、ログイン画面が表示されました。あっけないぐらいです。ログインIDはpi、パスワードはraspberryでログインできます。コンソールからstartxコマンドでGUI画面が起動します。このあたりの設定は「日経Linux 2013年4月号」の記載を参考にさせてもらいました。

Raspberrypi

で、写真のようにRaspbianが起動し、ネットワークにつながること、SSHで違う端末からアクセスできることを確認しました。Linuxが走ると言ってもGUIでバシバシ使うにはちょっとしんどいかも知れません。ひと通り試したあと、さて、どうしよう、というところで止まってしまいました。Raspberry Piの日本語フォーラムがあり、そこで事例の紹介などもされており、また日本のユーザーグループのサイト には、5月に開催されたBig Raspberry JAM TOKYO 2013のスライドも掲示されていて、いろんな利用方法が紹介されています。また、「日経Linux」はRaspberry Piがかなりお気に入りのようで、連載記事や特集記事があり、6月末にはムックも出るというので、それらを参考に、色々と遊ぶネタを考えたいと思います。電子工作は苦手なので、そうでない分野で面白い使い方ができたらなあ、と思っています。

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2013年6月 8日 (土)

LPIC Level 1の受験

Linux技術者認定試験であるLPICのLevel1を受験しました。Level1は入門者向けで、私は2009年に一度取得したのですが、資格の有意期間が5年間で、資格のステイタスをActiveに維持するには期間が終了するまでに次のレベルのLevel2を取得するか、Level1を再受験して合格する必要があります。有意期間が切れたところで特に困ることはありませんが、せっかく取得しているので有意性を失うのはちょっと惜しいです。私は仕事でLinuxを利用しているわけではなく、4年半前に取得した知識の多くは正直忘れてしまっているため、Level 1を再受験することにしました。

Level1(Level2もそうですが)には、101と102という2種類の試験があり、両方共合格しないと資格は取得できません。Level1は実務経験がなくとも普通に勉強すれば取得できると言われています。私も前回受験して、そのことを実感して、前回の経験をベースに再度勉強しなおしました。勉強はいわゆる「小豆本」と言われる「Linux教科書 LPIC レベル1」(前回から試験範囲などが変わっているので、最新版を購入)と某社の有料WEBサイトでの練習問題で勉強をしました。小豆本を2度通読し、あとはWEBでの練習問題をひたすら解き、間違えたら小豆本に戻って確認、再び練習問題を解くという事を繰り返しました。

おかげさまで、4月に101を、先日、102の試験を無事合格することができました。合格したから何でも言える(^^:)のですが、LPICの試験というのは、コマンドとそのオプションを聞いてきたり、設定ファイルのパスを聞いてきたりで、知って(記憶して)いなければ答えられない問題が大半で、持っている知識をもとに考えれば解ける、という問題は少なく、いわば暗記力がものを言います。101は比較的順調に勉強ができたのですが、102は私の苦手分野のネットワークや、セキュリティが対象範囲にあり、内容を理解し、細かいオプションを覚えるのに苦労しました。そのため、試験を受けるときは、少し緊張してしまいました。

試験は90分間で60問、選択問題と、入力問題があります。合格ラインは推定65%程度です。試験を開始し、いきなり、見たことがない問題が出て、正直焦りました。Level1は合格して当然という気持ちと、これだけ勉強したのに落ちると再び勉強しなければならないというのがプレッシャーになってしまいました。問題をすすめるうちに回答できる問題も出てきて、少し落ち着きを取り窓し、60問を終えました。試験を終了するとその場で合否が出ます。合格と出たときは思わずホッとして力が抜けてしまいました。資格取得はあくまでもLinuxの知識を習得するための手段ですが、いざ、試験となると手段が目的化してしまいます。当面の目標であるLevel1を再取得したので、普段使っているLinuxの理解を更に深めてゆきたいと思っています。

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2013年6月 1日 (土)

Raspberry Pi のEben Uptonさんの話を聴いてきた

5月27日、低価格小型ワンボードPCとして有名な、Raspberry Piの製作者で、Raspberry Pi財団の創設者である、Eben Uptonさんが大阪に来られ講演をされたので聴いて来ました。東京では、氏の来日に合わせ、「Big Raspberry JAM TOKYO 2013」なる大規模なイベントが開催されたようですが、大阪は時間も限られており、氏の講演とトークセッションが行われました。主催は大阪市都市計画局、共催は英国総領事館というちょっと堅苦しそうな名前が続きますが、和やかな雰囲気の中で行われました。最初は、英語の講演かとおっかなびっくりでしたが、通訳もついてわかり易かったです。

氏の講演では、彼が、Raspberry Piを製作するに至った背景として、彼がケンブリッジ大学で教鞭をとっていた時に、年々コンピュータサイエンスを志望する高校生の減少とプログラミングのスキルの低下を目の当たりにして危機感を覚え、誰でも簡単に学習できるコンピュータを作ることを考えたこと。Raspberry Piの目指すこととして、できるだけ多様な言語でプログラミングできること、子供たちにとって楽しいものであること、小さくて頑丈、低価格という事をあげていました。その後、実際にRaspberry Piを製作、製造するに当たり、Raspberry Piの名前の由来、製造パートナーとの出会い、あることをきっかけに爆発的に知名度が高まり、注文を捌ききれず、長期間在庫切れが続いたことなどを熱く語ってくれました。実はRaspberry Piは現在は中国ではなく英国で生産され、英国SONYも生産に加わっているとのこと。そして、100万台以上がすでに出荷されているそうです。

発売2年目となる今年の活動としては、Raspberry Pi用のLinuxソフトウェアを更に改善して使い良くする。Raspberry Piを利用した高品質の教材を作る。海外へのRaspberry Piのプロモーション、特に米国、カナダと日本をターゲットに考えているとのことです。それと、新しい周辺機器としてカメラモジュールも発売したとのことです。

日本でも入手難が続いたRaspberry Piですが、少人数で始めたプロジェクトが多くの人に支えられて成功した事例と言えます。ただ、現在の状況を見ると、子供たちの教材と言うより、大人のおもちゃ、あるいは産業用として使われていることが多いのでは、感じたりしています。Raspberry Piという材料をベースに、教育プログラムの充実や、教えるためのマニュアルの充実など、Eben Uptonさんの本来の狙いである、教育的効果を上げるための取り組みが日本でも活発になれば、と感じた次第です。

Eben_upton

講演の様子はこちらにもアップされています。また、氏の講演は、東京での基調講演がベースになっています。東京の基調講演の資料はこちらにアップされています。

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