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2013年4月27日 (土)

逆風の中でも売れるパソコンとは

パソコン市場の低迷が顕著になって来ました。IDCジャパンの予測によると2013年のパソコンの国内市場規模は1兆5800億円で、これは、スマートフォンの市場1兆5300億円をわずかに上回っています。スマートフォンは昨年比9%増で、14年も伸びると予測していますが、一方のパソコンは12%減となり、2014年には、パソコン市場とスマートフォン市場規模は逆転し、以降は格差が開く見通しです(スマートフォンの伸長もいつかは飽和するでしょうが)  パソコンとスマートフォンの市場を比較するのは乱暴かも知れませんが、ネットにつながるデバイスという意味では同じですね。

直近のパソコンの販売状況から判断すると、2012年に発売されたWindows8の効果は期待ほどではなかったようです。消費者の目がスマートフォンやタブレットに移っているのでしょうか。そんな中、マイクロソフトはWindows 8を搭載する小型(Surfaceより小型の7インチクラスか?)タブレットの市場投入を計画しているとの報道がありました。マイクロソフトも対象をパソコンだけに限定せず、搭載端末の幅を広げ、Windows8の普及と端末メーカーの後押しを考えているようですね。

パソコンにとっては逆風が吹く中、それでも売れるパソコンとはどのような特徴を持っているのでしょうか。ひとつ思い当たるのがPanasonicのLet's Noteシリーズです。堅牢な筐体、豊富なインターフェースを有し、ビジネスマン御用達のモバイルパソコンとしての地位を揺るぎないものとしています。値段は高いのですがそれでも売れる「何か」があるのですね。確かに新幹線の中や、セミナー会場などで目にする確率は高いです。このような個性的なパソコンが各社から発売されると、パソコン市場ももう少し活性化するかも知れません。軽さを徹底的に追求したNECのLavie Zも魅力的ですね。あるいは、高解像度のdynabook KIRA V832など、メーカーの本気度が伝わってきそうな製品は価格的には少し高いですが、一定の購買に結びついているような気がします。ただ、懸念として、これらのパソコンは日本国内市場だけが販売対象であり、グローバル市場では受け入れられないのかも知れません。コモデティ化したパソコンに強烈な個性をもたせるのは大変かも知れません。一歩間違えば「キワモノ」や「ガラパゴス」になってしまうかも知れません。パソコン自体がスマートフォンやタブレットに完全に起き変わってしまうものではありません。これまでの「何でもパソコンで」という使い方から「パソコンにしかできない」ことを徹底的に極め、新たなパソコン需要を生み出して欲しいと思います。

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