« 2013年2月 | トップページ | 2013年4月 »

2013年3月30日 (土)

ubuntu上の VirtualBoxにCentOSをインストールした その3

前回前々回とubuntu上のVirtualBoxにCentoOSをインストールして、環境設定などを行いましたが、その後数週間の間にCentOSのバージョンが上がったりで随分状況が変わってしまいました。今回はそのフォローをしておきます。

CentOS 6.3を割と快適に使っていたのですが、先日、大量(350個ぐらい)のアップデート通知が来ました。一応アップデートしておこうと適用しました。アップデートを済ませ、再起動するとCentOSのバージョンが6.4に上がっていました。ところが、起動の途中で止まってしまい、ログイン画面に到達しません。起動オプションを変えてみても状況は変わりません。仕方がないのでクリーンインストールし直そうとCentOSのサイトに行って6.4のisoイメージを見ると、前回利用したLIVE CDのisoイメージがなくなっています。少し重い(3.5GB)けど、DVDのisoイメージをダウンロードして、VirtualBoxの仮想マシンに置いてインストールしました。今度はLIVE版ではないので、起動するといきなりインストール画面が表示されます。
Screenshot_from_20130323_194624
インストール作業を進めてゆくとインストールの種類を聞いて来ました。このあたりは、CentOSを使っている人には当たり前かも知れませんが、私は少し迷い、Desktop版を選択しました。
Screenshot_from_20130323_184332
インストールが完了し、再起動すると今度は無事立ち上がりました。Desktop版は、アプリも豊富にインストールされていて、LibreOfficeも標準でインストールされています。そして、何より、日本語入力環境が最初からインストールされています。最初からDVD版にしておけばよかった。。。
Screenshot_from_20130323_193949
その後、Minimal Desktopというのも別の仮想マシンにインストールしてみました。インストールされるアプリが絞りこまれていて、LibreOfficeはもちろん、テキストエディターもない、シンプルなものです。これにテキストエディター(gedit)を追加でインストールすれば私にとっては、ちょうど良い環境になるみたいです。

あと、デフォルトではなぜかネットワークに繋がっていません。
システム → 設定 → ネットワーク接続 からSystem eth0を選択、編集ボタンを押し、「自動接続をする」ボックスにチェックを入れるとネットワークに接続できました。
Screenshot_from_20130323_194120

それから、画面の解像度については相変わらず1024x768で、VirtualBoxのGuest Additionsのインストールをすると相変わらず

 Building the main Guest Additions module [失敗]

となります。グーグルで調べると、対処の方法が記載されていました。こちら(アシマネのIT奮闘日記)を参考にさせてもらいました。
カーネルのインストールを行なうと

    Building the main Guest Additions module [OK]

となり、この部分の失敗は回避されるのですが、今度は

    Building the OpenGL support module [失敗]

となります。先ほどのリンク先では、これにも言及されていてパッチを当てる方法が記載されているのですが、パッチを当てるとエラーが表示されます。VirtualBoxかカーネルのバージョンが違うためかも知れません。
その結果、画面の解像度は変更できないままです。ただ、ゲストOSからホストOSにマウスカーソルを移動するのに「右Ctrl」キーが不要になり、シームレスに行き来ができるようにはなりました。これは便利です。

という事で、現時点ではCentOS 6.4のMinimal Desktop版を利用しています。しばらくはこれで落ち着きたいです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月23日 (土)

ubuntu上の VirtualBoxにCentOSをインストールした その2

前回は、ubuntu上のVirtualBoxにCentOSをインストールしました。
今回は、CentOSの日本語入力環境の設定と画面の解像度の変更について記載します。

5. CentOSの日本語入力環境の設定
インストールしたCentOSは、日本語の表示はできますが、日本語入力パッケージがインストールされておらず、日本語入力ができません。そこで下記の作業を行い、Anthyをインストールします。
・パッケージのインストール

端末から下記のコマンドを実行します。

  # yum groupinstall "Japanese Support"

・入力切り替えをON 
  System →Preference →Input Method を開いて、Enable IBus(recommended)を選択
Screenshot_from_20130309_155727
・設定
Inputo Method Preference →Input Methodタブ→Select an input method → Japanese-Anthy → Add
Screenshot_from_20130309_155845
これで日本語入力が可能になります。

6. CentOSの画面サイズ(解像度)の変更
VirtualBoxにインストールしたCentOSの解像度は初期状態では私の場合、1024x768で、画面を最大化しても大きくなりません。system → preferences → displayを表示するとMonitorはUuknownとなっています。
Screenshot_from_20130309_155230

端末を実行するだけならこの解像度でも問題ないのですが、触っているうちに、色々なことをやりたくなって、この解像度が変更できない、と言うのが課題になりました。調べてみると以下の方法で解像度を変更できることが分かりました。

・「VirtualBoxのメニュー」→デバイス→Guest Additions のインストールをクリック

上記を実行すると、VBOXADDITIONS_4.2.8_83876と言うイメージがマウントされます。ところが、何の変化もありません。イメージファイル内にあるautorun.shを実行すると

 Building the main Guest Additions module [FAILED]

となります。ところが再起動をしたり、何度か試行していると、あるとき、突然解像度の変更が可能となりました。MonitorはUnknownからVBXになっています。
Screenshot_from_20130309_161639
何をしたらうまくいったのかよくわかりません。ただ、私の場合、選択できる解像度が1024x768以上では、 1280x960と1440x1050と1600x1200で、いずれもディスプレイのサイズと微妙に異なり、横幅が画面からはみ出た状態になります。(左右にスクロールしないと全体が見えない)また、Guest Additions をインストールすると、ゲストOSからホストOSにマウスカーソルを移動するのに「右Ctrl」キーが不要になり、シームレスに行き来ができるようになるとありますが、これも実現できませんでした。この作業は不完全な状態で、未解決部分があります。

という事で、まだ完全ではありませんが、当初の目的である、RedHat系のコマンドを使用する、というごく初歩的なことに関しては、問題なく稼働できる状態になりました。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2013年3月16日 (土)

ubuntu上の VirtualBoxにCentOSをインストールした その1

ちょっと試してみたいことがあり、CentOSを仮想マシン上にインストールしました。久しぶりに仮想マシンを使い、少し手間取ったりしましたので、備忘メモを記載しておきます。以下は私が行った導入事例ですのでこれが正解、というものではありません。環境によりやり方(選択肢)も変わってくると思います。

■導入環境
ホストOS:ubuntu 12.10
ゲストOS:CentOS 6.3
仮想環境:VirtualBox 4.2.8

■導入手順(概略)
今回行った作業の大まかな流れは以下のようになります。
1. VirtualBoxのインストール
2. CentOS6のisoイメージのダウンロード
3. VirtualBoxで仮想マシンの作成
4. 仮想マシンにCentOSをisoイメージから起動、インストール
5. CentOSの日本語入力環境の設定
6. CentOSの画面サイズ(解像度)の変更

■導入手順
上記の作業を順を追ってポイントを記載します
1. VirtualBoxのインストール
・VirtualBoxのダウンロードサイト(https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads)からvirtualBox 4.2.8 for Linux hostsを選択。
Screenshot_from_20130305_155637

・Ubuntu 12.10 ("Quantal Quetzal")のi386(私の場合です)を選択。パッケージのダウンロードが開始。
・ダウンロードしたvirtualbox-4.2_4.2.8-83877~Ubuntu~quantal_i386.debをダブルクリックして、ソフトウェアセンターからインストールする。

2. CentOS6のisoイメージのダウンロード
・CentOSのサイト(http://www.centos.org)でCentOS 6 Releasesと表示されているところで、i386を選択(私の場合)。
Screenshot_from_20130305_155415
・ダウンロード元のサイトのリストが表示されるので、Actual Country(日本)のサイトから適当なサイトを選択。
・ダウンロードの対象を選択する画面が出るので、Live CDのisoイメージ(CentOS-6.3-i386-LiveCD.iso)を選択してダウンロード。
Screenshot_from_20130305_155539

3. VirtualBox上に仮想マシンの作成
・VirtualBoxを起動し、「新規」ボタンをクリック。
・名前の入力。名前は何でもよいが、CentOSとすると、タイプ、バージョンは自動的に設定してくれる。
Screenshot_from_20130305_163508
・メモリーサイズの指定。2台のPCにインストールしたが、4GBメモリーを搭載したPCには1024MB、2GBメモリーを搭載したPCには768MBを割り当てた。
Screenshot_from_20130305_163545
・ハードドライブの指定。「仮想ハードドライブを作成する」を選択。
Screenshot_from_20130305_163605
・ハードドライブのファイルタイプは初期値通り「VDI」を選択。
・物理ハードドライブにあるストレージは「可変サイズ」を選択。
・ファイルの場所とサイズも変更せずに「8GB」を選択。
Screenshot_from_20130305_163709
以上で仮想マシンが作成されます。
Screenshot_from_20130305_163756

4. 仮想マシンにCentOSをisoイメージからインストール
・VirtualBoxの仮想マシンの画面からCentOSを選択し、(現在はこれしかありませんが)設定ボタンを押す。
・ストレージを選択し、コントローラー:IDEの右側にあるCD/DVDデバイスの追加のアイコンをクリック
Screenshot_from_20130305_164057
・ダウンロードしたCentOSのisoイメージの保存された場所を指定
Screenshot_from_20130305_164139
・これで仮想マシンの画面に戻り、起動ボタンを押すと、CentOSのライブ版が起動を開始する
Screenshot_from_20130305_164310
・仮想マシン上でライブ版が使用可能になっている。このままでも利用可能ですが、仮想ハードドライブにインストールします。
Screenshot_from_20130305_164735

・CentOSの画面から「Install to Hard Drive」をクリック
・CentOSのインストーラーが起動し、これから先は、実機でのCentOSのインストールと同じです。
・言語の設定は「Japanese」
Screenshot_from_20130305_165021
・ストレージタイプは「Basic Storage Devices」を選択
Screenshot_from_20130305_165053
・するとデータがあるよ、と聞いてくるが、「Yes, discard any data」を選択

Screenshot_from_20130305_165151

・Hostnameを適当に入力

Screenshot_from_20130305_165309

・タイムゾーンは「Asia/Tokyo」を選択

Screenshot_from_20130305_165415

・rootのパスワードを設定

Screenshot_from_20130305_165603

・インストールの方法を聞いてくるので、私は「Use Free Space」を選択

Screenshot_from_20130305_165638

・パーティションの変更の確認がされるので、「Write changes to disk」を選択

Screenshot_from_20130305_181919

・パーティションの設定が行われ、インストールが開始する

Screenshot_from_20130305_170339

・インストールが終了すれば再起動するとCentOSが起動するはずだが、ここで要注意。

Screenshot_from_20130305_171929

・仮想マシンの設定ボタンを押し、システムの起動順序を確認する。
・図のようにCD/DVDドライブがハードドライブよりも優先度が高ければ再起動してもLIVE CDが起動してしまう。
Screenshot_from_20130305_172119_2
・起動順序を変更し、ハードドライブを最上位に持ってくる
Screenshot_from_20130305_172146
・最初の起動時では、ユーザー設定画面が表示されるので、ユーザー名、ユーザーパスワードを登録する
Screenshot_from_20130305_172555
・これで無事CentOSが起動することを確認
Screenshot_from_20130305_172917

今回はここまでで、次回日本語入力環境の設定と、画面解像度の変更について記載します。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013年3月 9日 (土)

Chromebookってどうなんだろう

かれこれ5年ほど前の話になりますが、ある人と話をしていたときに、「ウェブOSが出てきてほしい」と言っていたのが記憶にあります。その時はOSといえば自分のハードウェアの中にあるものという考え方しかできなかったため、へーっ、そんなのもありか、と印象深かったので覚えていたのですが、それがChromebookとして、実際に商品となって出てきたのは2011年6月でSAMSUNGから発売されました。発売当初の記事やコラムなどをみてみると、大ブレイクするなどと書かれているものもありましたが、実際にはそれほどでもなく、SAMSUNG、ACERが数機種商品を提供しているという状況ではないでしょうか。更に、これらの端末は日本向けに発売されず、入手するには、輸入業者の通信販売などを利用することになり、日本ではよほど思い入れのある人しか利用していないのでは、と思われます。

そもそもChromebookとは、Googleが開発したウェブブラウザーであるChromeをOS(ChromeOS)とした端末で、すべての処理をクラウドを利用して行なうものです。特徴としては、
・起動の速さ(10秒以下で起動)
・ソフトウェアのアップデートはウェブ経由で行われるので手間がかからない
・異なる端末で起動しても同じ環境が再現される。
・端末が破損、盗難にあっても、データ、アプリは確保されている。
・セキュリティソフトが不要
などです。
PCを主にインターネットやメールの閲覧に使っている人向けのOSと言えると思います。Googleが提供しているandroidとの違いというか使い分けは、androidはスマートフォン、タブレット向けでChromeOSは入力装置を備えた端末向けとも言えます。excelやwordなどもGoogleドキュメントを介すれば取り込み可能なので、ちょっとした仕事にも使えます。

そんなChromebookが、英語圏の国を中心に200ドル前後で販売されていて、「安価なクラウド専用の端末」というイメージができつつあったところ、今年2月にGoogleが「Chromebook Pixel」を投入しました。これまでのChromebookと異なり、Google自身が開発したもので、高解像度のハイエンド機に仕上がっています。12.85インチのディスプレイで2560×1700ピクセル、インチあたりのピクセル数は239ppiとMacBook Pro 13インチモデルの227ppiを上回る、現時点では、世界最高の解像度を誇ります。価格もWi-Fiモデルが1299ドル、LTE対応版が1499ドルとこれまでのChromebookとは一線を画すものです。これも現在のところ、米国と英国での販売が予定されているだけで、日本向けに販売されるかどうかはわかりません。しかし、こんなハイエンドな機種を投入してくるところを見ると、GoogleのChromebookに対する意気込みを感じます。紹介記事などを見ると、GoogleはMacBook Proを意識しているのだろうとのことですが、スペック的には、同等あるいはそれ以上です。でも、どれだけの購買層があるのかはちょっと想像できません。売れるのかなあ。Googleはこのところ、androidではNexus4、Nexus7、Nexus10と立て続けに商品を出して話題を集めていますが、Chromebookも単なる話題提供ではなく、今後のPCの選択肢となるような端末になっていればと思います。日本でも発売されないかなあ、Chromebook。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月 2日 (土)

1年後には何が起きているのか

昨年10月にWindows8が発売されましたが、発売直後から年末商戦でのPCの販売は期待されているほどではなかったようです。IDCジャパンの調査では、2012年10~12月の国内パソコン出荷台数は前年同期比5.4%減だったそうです。日経新聞の記事によると、マイクロソフトの樋口社長はWindows8の伸び悩みの理由について、「タッチパネル不足が一番痛かった」と述べたそうです。確かに、市場にはまだタッチ対応のPCはそれほど出ていません。だけど、タッチ対応にすると価格も上がり、在庫処分で安値で販売されているWindows7搭載機種と比較するとWindows8搭載機でしかもタッチパネル対応機は割高感があったのも事実です。これから、春商戦に向けて、タッチ対応機種も増え、価格もこなれてくると少しは販売増も期待できるかもしれません。

それともう一つに気になるのは、1年後の状況です。2014年4月はPCに取って2つの大きな変化要素があります。一つは、Windows XPのサポート終了です。(ついでに加えるならOffice 2003のサポートも終了します)もうひとつは消費税率が5%から8%にアップすることです。Windows XPのサポート切れは、PCに詳しい人であればご存知でしょうが、一般ユーザーに広く認知されているとは言い難いと思います。日本では、まだXPユーザーが多数いる、という調査もあります。個人用だけでなく、企業用のPCもXPが多く利用されていて、これから、マイクロソフトを中心にXPのサポート終了の告知が増えるものと思います。特に企業用は、業務アプリケーションとの関係で、簡単にアップデートできないものもありそうで、後1年少しという残された時間はあまり長いものとはいえないかもしれません。XPからのアップグレードの対象OSですが、個人ユーザーの多くは、Windows 8以外の選択肢はなさそうですが、企業ユーザーはWindows8からWindows7へのダウングレードを利用する可能性が高いと思います。既存アプリケーションとの連携などを考えるとUIが大きく変わったWindows8にいきなりアップグレードする企業はそれほど多いとは考えにくいです。ただ、XPのサポート切れは、Windows7にせよ、Windows8にせよPC更新の誘因になると思います。

もうひとつの消費税率のアップですが、これはPCに限った事ではありませんが、直前の駆け込み需要があるものと推測されます。

そういうわけで、現在停滞気味のPC市場ですが、1年後には、2つの要素により特需が発生するものと思われます。メーカーも当然承知のことですから、この時期、販売競争が激しくなり、価格も下落する可能性が高いと思われます。これって、少し前の地デジ対応+エコポイントの時の液晶TVの状態に似ていませんか?液晶TVはその時、大量に売れて、その後、反動で一気に需要が低迷してしまいました。最近の家電メーカーの不振の原因の一つにもなっています。PCも液晶TVのように、特需・駆け込み需要とその後の反動による販売の落ち込みというパターンを繰り返すのでしょうか。あるいは、現在需要が拡大しているタブレットの販売などでカバーできるのでしょうか。せっかくの需要拡大のチャンス、その後の反動でさっぱり、と言うことがないよう、メーカーもしっかりと戦略を立てる必要があると思います。それと、この需要拡大に合わせてWindows8の普及が一気に拡大するのかどうかも興味深いところです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年2月 | トップページ | 2013年4月 »