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2013年3月 9日 (土)

Chromebookってどうなんだろう

かれこれ5年ほど前の話になりますが、ある人と話をしていたときに、「ウェブOSが出てきてほしい」と言っていたのが記憶にあります。その時はOSといえば自分のハードウェアの中にあるものという考え方しかできなかったため、へーっ、そんなのもありか、と印象深かったので覚えていたのですが、それがChromebookとして、実際に商品となって出てきたのは2011年6月でSAMSUNGから発売されました。発売当初の記事やコラムなどをみてみると、大ブレイクするなどと書かれているものもありましたが、実際にはそれほどでもなく、SAMSUNG、ACERが数機種商品を提供しているという状況ではないでしょうか。更に、これらの端末は日本向けに発売されず、入手するには、輸入業者の通信販売などを利用することになり、日本ではよほど思い入れのある人しか利用していないのでは、と思われます。

そもそもChromebookとは、Googleが開発したウェブブラウザーであるChromeをOS(ChromeOS)とした端末で、すべての処理をクラウドを利用して行なうものです。特徴としては、
・起動の速さ(10秒以下で起動)
・ソフトウェアのアップデートはウェブ経由で行われるので手間がかからない
・異なる端末で起動しても同じ環境が再現される。
・端末が破損、盗難にあっても、データ、アプリは確保されている。
・セキュリティソフトが不要
などです。
PCを主にインターネットやメールの閲覧に使っている人向けのOSと言えると思います。Googleが提供しているandroidとの違いというか使い分けは、androidはスマートフォン、タブレット向けでChromeOSは入力装置を備えた端末向けとも言えます。excelやwordなどもGoogleドキュメントを介すれば取り込み可能なので、ちょっとした仕事にも使えます。

そんなChromebookが、英語圏の国を中心に200ドル前後で販売されていて、「安価なクラウド専用の端末」というイメージができつつあったところ、今年2月にGoogleが「Chromebook Pixel」を投入しました。これまでのChromebookと異なり、Google自身が開発したもので、高解像度のハイエンド機に仕上がっています。12.85インチのディスプレイで2560×1700ピクセル、インチあたりのピクセル数は239ppiとMacBook Pro 13インチモデルの227ppiを上回る、現時点では、世界最高の解像度を誇ります。価格もWi-Fiモデルが1299ドル、LTE対応版が1499ドルとこれまでのChromebookとは一線を画すものです。これも現在のところ、米国と英国での販売が予定されているだけで、日本向けに販売されるかどうかはわかりません。しかし、こんなハイエンドな機種を投入してくるところを見ると、GoogleのChromebookに対する意気込みを感じます。紹介記事などを見ると、GoogleはMacBook Proを意識しているのだろうとのことですが、スペック的には、同等あるいはそれ以上です。でも、どれだけの購買層があるのかはちょっと想像できません。売れるのかなあ。Googleはこのところ、androidではNexus4、Nexus7、Nexus10と立て続けに商品を出して話題を集めていますが、Chromebookも単なる話題提供ではなく、今後のPCの選択肢となるような端末になっていればと思います。日本でも発売されないかなあ、Chromebook。

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