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2012年9月 1日 (土)

android搭載デジタルカメラ

いつかは出るかな、と思っていたら出ました。android機能搭載のデジタルカメラ。それも、異なるメーカーから立て続けに2機種発表されました。NikonのCOOLPIX S800cとSAMSUNGのGALAXY Cameraです。ともに、前面から見るとコンパクトデジカメですが、背面を見るとスマートフォンのようなandroid端末です。SNSに連携して、撮った写真をすぐにアップロードできるとか、android端末なので様々なアプリも使えます。

ちょっと面白くなってきました。スマートフォンのカメラ機能とカメラアプリが進化し、利便性において、コンパクトデジカメを凌駕するぐらいになってきて、コンパクトデジカメの存在感はだんだんと薄くなってきました。このままではカメラ市場における低価格コンパクトデジカメというセグメントはなくなってしまうのかな、と思っていたところ、Nikonからのカウンターは、カメラにandroidとWi-Fiを搭載する、というものです。この発想、成功するかどうかわかりませんが、場合によっては将来のコンパクトデジカメの形を変えるものになるかもしれません。

NikonのCOOLPIX S800cはカメラメーカーの製品だけあって、カメラ機能はきっちりと押さえられています。1602万画素の解像度、光学10倍ズームが搭載など、現在のスマートフォンを上回るものです。
では、android端末としては、どうなんでしょう。androidのバージョンは、2.3。画面は3.5型有機ELと特に際立ったものではありません。android端末として、利便性がなければ受け入れられない可能性はあります。

一方、SAMSUNGは日本でこそデジカメは販売していませんが、海外では販売しており、そういう意味では、カメラメーカーでもあり、一方でスマートフォンに大きく注力していて、機能的には、カメラ(ズーム倍率:21倍、画素数1630万画素)もandroid(OSバージョン:4.1、通信機能:4/3G、Wi-Fi)もNikonを上回る豪華なものになっています。

コンパクトデジカメがandroidと通信機能によって「つながる」というのが消費者にとってどの程度のインパクトを与えるのでしょうか。両者の合体版と言える2機種はスマートフォンとコンパクトデジカメの進化における過渡的なものかも知れません。

COOLPIX S800cはバッテリーの持ち(公称140コマ)や、日米の価格差(日本48,000円、米国350ドル)など、また、GALAXY Cameraは大きさや価格が不明なことなど気になるところはありますが、これらの機種が単なるキワモノではなく、ここから新たなイノベーションやトレンドが生まれることを楽しみにしています。

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