« 一眼レフを使う | トップページ | Googleのサービス変更におろおろ »

2012年7月 7日 (土)

ポストPCとタブレット

タブレットを巡る話題がにぎやかになってきました。マイクロソフトがSurfaceを発表したかと思うと今度はグーグルがNexus 7を発表しました。日本ではアマゾンのKindleの発売が近づいているようです。今はアップルが圧倒的なシェアを誇っているタブレット市場に変化はあるのでしょうか。タブレット市場は、ガートナーの調査(2012年4月10日)によると2012年のタブレットの世界販売台数は1億1,888万台の予測で、2011年の6,001万台の約2倍に伸び、2013年以降も更に販売台数は伸びると予測しています。アップル、マイクロソフト、グーグル、アマゾンという4大プラットフォーマーがそれぞれのOSで熾烈な競争を繰り広げる、そんな光景が思い浮かびます。そうなっても、ガートナーによればアップルの優位は変わらないとみています。

一方、同じくガートナーの調査(2012年3月8日)では、2012年のPCの成長率の予測は前年比4.4%増の3億6,800万台と、絶対数はタブレットを凌駕しますが、低成長の予測。しかも成長は新興国の需要によるものが大きいとのこと。先進国市場ではPCがタブレットやスマートフォンに市場を喰われているものと想像できます。

インターネット閲覧、電子メール、SNS、ゲームなど、これまでPCが担っていた役割をタブレットやスマートフォンが取って代わることにより、PCの需要も減少する、という見方は正しいと思います。また、個人だけでなく、企業においても、タブレットによる業務端末としての利用拡大が予想されます。企業利用になると、これまでのWindows環境を提供しているマイクロソフトが有利かもしれません。また、教育分野でも、PCと比較して低価格なタブレットが普及するかもしれません。韓国では2015年までにすべての小中高にデジタル教科書を導入する計画です。そうなると、主役はPCではなく、タブレットになるのでは、と思われます。

3年先には、PCはなくなっていることはないですが、今まで経てきたような大きな技術革新がPCにあるのか、それともコモディティ化が更に進み、価格勝負できるところだけが生き残っているのか、後者の可能性はかなりありそうです。ウルトラブックだけでは市場を大きく拡大することは難しいでしょう。そんな中で成長分野のタブレットはビッグプレイヤーが市場を押さえているし、PCは価格勝負になって、日本のメーカーは存在感を示すことができるでしょうか。

キーボードとマウスへの依存度が高い私にとっては、タブレットというのは、現時点では、触手が伸びにくいのですが、将来自分がタブレットを使っているかどうか、新しもの好きの好奇心が勝ってタブレットを使っているかもしれないです。PCを黎明期から使ってきた私にとっては、少し寂しいことではありますが。

|

« 一眼レフを使う | トップページ | Googleのサービス変更におろおろ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/166327/55138778

この記事へのトラックバック一覧です: ポストPCとタブレット:

« 一眼レフを使う | トップページ | Googleのサービス変更におろおろ »