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2012年2月25日 (土)

linux mint 12 と virtualbox

UbuntuのUnityが使いにくい、という記事をちょくちょく見かけます。dashでの検索がアプリの名前を記憶しておかなければならないとか、タブレット利用を想定した没入型のUIは快適ではないとか色々と不満が出ているようです。そのせいか、ubuntuの派生で従来のGNOME(GNOME Shellではなく)を利用したlinux mintの人気が出ている、というのもよく目にします。私は、常時使うアプリはそれほど多くはなく、unityのランチャーに登録すればそのまま利用できるので、特に不便は感じていません。
でも、どれだけの人が不満を感じているのか詳細は分かりませんが、ubuntuの代わりに人気が出ているlinux mintがちょっと気になります。で、一度試してみることにしました。最初はLIVE版で試用してみましたが、少しとろいので仮想デスクトップにインストールすることにしました。以前、vmware playerを使って仮想デスクトップを作製していましたが、久しぶりの今回はvirtual boxを使ってみることにしました。どちらも個人レベルでデスクトップ環境を作る程度であれば、それほど難しいことはなさそうです。virtual boxのサイトに行き、該当するOS,プロセッサーを選択し、プログラムをダウンロードします。そのプログラムをホストOSにインストールし、仮想マシンを作れば、あとはゲストOSのインストールを行えばOKです。
で、日本語対応を済ませてあるlinux mint 12を「LIVE CDの部屋」さんからダウンロードして、仮想マシンにインストールしました。ゲストOSのメモリは512バイト、HDDは8GBを割り当てました。

詳しい手順はこちらを参考にさせてもらいました。

Oracle VM VirtualBoxでLinux Mint 12をインストール(VirtualBox設定編)

使ってみてのlinux mintの印象は、まずはデスクトップのデザインが気に入りました。クールですね。使用感はubuntuがベースなので、特に違和感を感じることはありませんでした。ubuntu 10.10を使っているような、、、。ま、webの閲覧やメールの確認に使う程度では、違いを云々するほどではないのでしょうが。

ubuntuベースのディストリビューションではあと、 pear OS(あるいはその後継のComice OS)と言うMacの真似っこみたいなのがあるようですね。(ちなみにpearと言うのは洋ナシという意味で、リンゴに対して洋ナシですか^^;)
どのディストリビューションを使うのかは好みの問題と思いますが、私としてはユーザー数が多く、使って安心のubuntuをあくまで使いたいと考えています。

あと、virtual boxは簡単と言いましたが、実は、最初virtual boxをインストールしたのは、サンドボックスとして利用しているDell Inspiron 5150でした。この機種は2004年に購入したもので、CPUはペンティアム4 (3.06GHz)、メモリは1GBでかなり古いものです。ここに仮想マシンとして、512MBを割り当てて、仮想マシンを作製したのですが、linux mintのインストールになんと6時間以上かかってしまい、何とか起動したものの、一つの処理に無限に時間がかかってしまいそうで、とても使い物になりませんでした(とほほ)非力なCPUとメモリを使って無謀なことはしてはいけないということですね。

Screenshot20120219_183027

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2012年2月18日 (土)

KNOPPIX 6.7.1をUSBメモリにインストール

日経Linux2012年2月号にKNOPPIXの紹介記事があり、付録のDVDには最新のKNOPPIX 6.7.1が収録されていました。普段は使うことのないKNOPPIXですが、以前から興味を持っていることもあり、試用してみました。

KNOPPIXはLIVE版Linuxの老舗で、レスキュー用のディストリビューションというイメージがあります。確かにそういう用途で使っている人も多いと思いますが、今回DVD版を起動してみると収録されているアプリが非常に多く、日常で使うには必要十分と言ったボリュームです。電源投入後の起動も日本語版を出している産総研の工夫(LCATの適用)により、ストレスをあまり感じさせない速さです。さて、そうなれば、日常のデスクトップとして利用したくなるのですが、LIVE版は、ユーザーが行った設定や、データが保存されずに、シャットダウンとともに初期状態に戻ってしまう、という悲しい現実があります。これを回避するためには、USBメモリーにインストールして、設定データなどを保存する、という手段があります。KNOPPIXもこの方法が用意されています。

実際にUSBメモリ版のKNOPPIXを作成してみました。
簡単にできるはずが、ちょっと手こずってしまいましたので、ポイントを以下に記しておきます。

●USBメモリーにインストールするLIVE DVD/CDは、日経Linux2012年2月号の付録DVDではうまくいかない。
USBへのインストール時にブートローダーを作成するのですが、付録のDVDは他のディストリビューションも起動できるように、ブートローダー部分を書き換えている可能性があります。この影響で、USBメモリーにインストールする最初の段階でエラーとなりました。
    "No boot configration found ( no boot/isolinux/isolinux.cfg) , bootloader will probably not work. "
と表示されます。
産総研のサイトからISOイメージをダウンロードして、DVD/CDに焼くことで回避できました。

●DVD版をインストールする場合、USBメモリーのサイズは4GBでは不足する。
私が最初にインストールしたのは4GBでしたが、インストールはできたものの、その時点で容量の100%がシステムで利用されており、ユーザーが設定、作成したデータを保存する領域が取れませんでした。8GB以上のメモリーを使用することをお勧めします。CD版では、4GBでも大丈夫かもしれません。

●インストールの作業自体は簡単で、DVDからLive版のKNOPPIXを起動後、左下のメニューボタンを押し、「設定→Install Knoppix to falash disk」を起動し、インストールするUSBメモリーを選択します。このとき、HDDなどのストレージも選択肢として表示されるので、間違えてUSBメモリ以外を選択しないように注意します。

●インストールが終了すれば、一度シャットダウンし、USBメモリーから起動する。その時、最初の起動時のみ、ユーザのデータ保存領域をMB単位(最低200MBから)で指定します。このとき、一定時間が経過すると領域確保を行わないものとしてインストーラが自動的に次のステップに進んでしまうので、手早く入力してOKボタンを押すよう、注意します。ユーザー保存領域の指定の後、データの暗号化について聞いてくるので、するかしないかを選択します。(私はしませんでした)

こんなところです。

インストールが完了したUSB版のKNOPPIXを利用して、色々と試していますが、今のところ、音声が外部スピーカーではなく、内部スピーカーからしか出ない(「KDEシステム設定」で、サウンドボードと外部スピーカーを選択したのですが)ということ以外は問題なく使っています。ウェブブラウザーのホームページの設定など、インストール後に行った設定変更はきちんと反映されています。もちろん、これでubuntuからKNOPPIXに乗り換える、ということではありませんが。
ただ、USBメモリ起動が可能なHP mini2140とIBM ThinkPad x40ではなぜか起動できませんでした。(LIVE DVDでは起動しました。両機種とも無線LANが認識されませんでしたが)
あっ、それとcompiz fusion が最初から設定されていて、アプリの画面を終了するたびに、派手なアニメで消えてゆくのはちょっと苦笑ものです。

Screenshotdevsdf_gparted
8GBのUSBは6.2GBと1.2GBにパーティションを分けました(深い意味はありません)

Screenshot
こんな感じでインストールが進みます。

Screenshotlxterminal2
1GBのユーザー領域を確保した後のディスクの使用量です。

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2012年2月11日 (土)

最近の超小型マシン

以前、75mmx75mmの超小型のBeagleBoardにubuntuをインストールしてさんざん遊びましたが、それ以降、この手のモノからは遠ざかっていました。何か面白い物はないかと探してみると、ありました。

■ Raspberry Pi (ラズベリー パイ)

Raspberry_pi

英国のRaspberry Pi財団が教育用途向けに開発したコンピュータボードです。
大きさはクレジットカード大で、メモリは128MBのモデルAと256MBのモデルBがあるそうです。2012年1月の記事によると製造を開始した、とあります。現時点で入手可能かどうかわかりませんがLinuxを搭載できるとのことです。価格がモデルAは25$、モデルBは35$と格安なのが特徴です(BeagleBoardは256MBのメモリを搭載して149$でした。最近は512MBバージョンが出ているようです)これを買って、Linuxを搭載すれば超小型PCができあがるわけで、BeagleBoardと同様の遊びができそうです(ディスプレイやキーボードは必要ですが) インターネットでは教育用あるいは、子供向けとありますが、どのような使い方をするのでしょうか。プログラミングの学習かと思いますが、学校などで使うためにはRaspberry Piを動かすために必要な機材の準備とか、教育者の育成とか、越えなければならないハードルはあると思います。工作好きの子供だけでなく、大人も遊べるPCと考えた方がよいかもしれません。

25ドルの格安Linuxコンピュータ「Raspberry Pi」製造開始 

■ CuBox

Cu_box

Raspberry Piはボードの状態ですが、Solid Run社のCuboxはケースに入った完成品と言ったイメージです。デモソフトにubuntuも入っているようなので、買ってきてすぐ使える超小型PCと言えそうです。スペックは以下の通りです。

   Marvell Armada 510 based 800MHz ARM processor
  ARMv7 Instruction set, including VFP3 floating point unit andwmmx SIMD unit.
  1GByte DDR-3
  HDMI 1080p output backed by hardware video decoding enginecapable of up-to
   1080p decoding of all major multimedia codecs.
   OpenGL|ES 2.0 GPU
   Peripherals:
   10/100/1000 Mbps Ethernet
   2 x USB 2.0 (host)
   eSata 2, 3Gbps
   Infra-red receiver
     Optical audio SPDIF transmitter
     microSD for operating system
     microUSB (device) for debug and recovery
     The platform is provided with completely open source SDK:
     Android 2.2
     Linux kernel 2.6
     Demo software for demonstrating capability of the platform:
     XBMC
     Ubuntu and Debian

Raspberry Piと比較するとかなり強力です。価格も135$とRaspberry Pi(タイプB)の4倍近いです。でも、こんなのを手元において、いじり倒す事を考えると楽しそうです。個人的には、CuBoxに魅力を感じます。でも、何に使うの?と言われるとちょっと答えに困りそうな^^; (男のロマンか)この機種も最近出たようで、日本での購入ルートとかはわかりませんでした。日本に代理店でも出来て扱ってくれると嬉しいです。

http://www.solid-run.com/

ということで、2機種紹介しましたが、他にも「Sizka SuperMicroDX」「Cotton Candy」など、いかにも興味をそそられるような超小型機器もあります。

考えてみれば、スマホというのは、入出力機器も包含した小型PCそのものですね。でも、何故か、今回紹介したようなちょっと変わったモノにも魅力を感じてしまいます。

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2012年2月 4日 (土)

もやもやしていること、すっきりしたこと

PCを使っていると、思った通りにならずに、もやもやしたり、腹が立ったりすることがあります。些細なことでも、ストレスになります。一方で、それが解決した時は、気分すっきりです。そんな経験を紹介します。

■Googleドキュメントのgoogle docsで日本語入力がうまくできない
入力した端から入力文字が消えてしまったり、カーソルがどこかに行ってしまったりで、お手上げです。Googleドキュメントは、クラウド環境で、メモ(文書)、表計算の資料を作成したり、アップロードして、どこからでもアクセスできるので、重宝していますが、肝心の入力機能が使えなくなるのは困りものです。いつからこんな不具合が発生したか定かではありませんが、このサービスを利用し始めたころはこんな現象はなかったと思います。表計算でもこの症状が現れることがあります。

netで調べてみると多くの人が同じ症状に遭遇しているようです。どうやら、google ドキュメント自体の問題(バグ)で、OSやブラウザーの種類には関係がないようです。
代わりにyahoo ノートパッドと言うのを試しに使って見ました。こちらは問題なく使えますが私のポータルはgoogleですので、ドキュメントだけyahoo ノートパッドを使うというのも面倒です。早く直って欲しいものです。

■ubuntuからcanon MP600で印刷
自宅のプリンタ canon MP600はubuntuからの印刷がうまくゆかず印刷の必要がある時はWindowsで行っていました。これも調べてみると、ubuntu 日本語フォーラムで動作報国がありました。

端末を使ってコマンド入力が必要ですが、記載どおり設定をすると無事、プリンターが使えるようになりました。ubuntuのかなり前のバージョンのときに一度設定をし、プリンターGa使用できていましたが、その後のubuntuのバージョンアップで設定を怠っているうちに、設定方法自体も変わってしまったようです。プリンターを利用する機会はあまりありませんので、それほど不自由はありませんでしたが、今回、新たに設定できたことですっきりしました。ただ、この環境もubuntu 12.04がリリースされたらまた設定のやり直しをする必要がありそうで、それも、今回と異なる設定方法が必要になるとまた面倒なことになりそうです。

■geditでの文字化け
Windowsで作成したテキスト文書をubuntuの標準テキストエディタ「gedit」で開いたところ、文字化けして全然読めません。Windowsの文字コードはshift-jisで、ubuntuはUTF-8です。改行キーも異なります。大抵の場合、自動的に判別してくれますが、時として、判別されずに文字化けするようです。調べてみると文字化けを解消するコマンドがありました。

これも、ubuntu 11.04までは、設定エディタ(gconf-editor)で設定することにより回避できのですが、11.10からは設定エディタからその項目(encodings)は消えています。毎回設定で悩むのは何とかならないかなあ、と思います。

■UnityのF10の機能の割り当て(日本語入力時に半角英数に変換できない)
これは以前にも記載しましたが、ubuntuのバージョン11.04から導入されたUnityで、初期設定のままでは、geditなどで日本語入力をするとき、F10キーを押すと半角英数字に変換されずに、メニューが表示されてしまいます。半角英数変換のためのF10キーの利用は、Windowsも含めて無意識レベルでキーを押すまでになっています。これにメニューが割り当てられているのはストレスそのものです(ぷんぷか)。これは、ccsm(conpiz-config設定マネジャー)というアプリをインストールし、設定画面から「key to open the first panel menu」の項目で「F10」に割り当てられているのを「無効」にすることにより解消します。

最初のgoogleドキュメントは未解決ですが、後の3項目は多くの人の知恵のおかげで解決でき、すっきりとしました。自力では絶対にできない解決法です。感謝します。

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