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2010年6月 5日 (土)

デジタル教科書

電子書籍に関する記事を見ていたらこんなのがありました。
「デジタル教科書」は本当に来るのか
「2015年までにデジタル教科書をすべての小中学校の全生徒に配備」という原口総務大臣の発表(原口ビジョン)です。

鳩山総理の辞任、内閣総辞職で閣僚が変わる可能性があり、原口ビジョンが今後どれだけ実現可能性があるかは現時点ではよくは分からないのですが、興味深い内容ではあります。
デジタル教科書というのは、電子書籍の一種と考えられますが、すべての小中学生(約1千万人)が利用できるデバイスとコンテンツを2015年までに準備する、と言うのは壮大な話です。実現するなら、電子教科書(電子書籍)に慣れた世代が一気に増加し、書籍市場にも大きなインパクトとなるでしょう。

一方で私が関心を持つ「デジタルデバイドの解消」にとって、このビジョンはどういう意味があるのでしょうか。私はむしろ新興国、発展途上国でこのような取り組みが行われることにより世界規模でのデジタルデバイドの解消に役立つのではと考えていました。実現には大きな課題があるでしょうし、教科書(教育)より、食料や水の確保など、喫緊の課題を抱えている国も多いと思います。しかし、社会生活におけるデジタル化の波は、国を問わず避けられるものではなく、むしろインフラ整備を含むデジタルの活用により社会水準が向上する方向に持ってゆくことができないか、と考えています。
また、原口ビジョンには「ICT関連投資を倍増し、国民の生産性を3倍にすることにより、2020年以降約3%の持続的経済成長を実現」というこれまた壮大な提言が含まれています。少子高齢化が進む中、具体化に向けた動きが出てくることを期待しています。

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