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2010年6月19日 (土)

日本人がコンピュータを作った!

表題の本(遠藤諭著、アスキー新書)を読みました。実はこの本、以前(1996年)、「計算機屋かく戦えり」として出版されたものを再編集して新書判にしたものです。私は「計算機屋かく戦えり」が出版された時に購入しましたが、途中で挫折してどこかに置いたままになっていて、今回新書判で改めて読みました。

本のタイトルがちょっと引っかからないでもないですが、1960年代から70年代にかけて日本でのコンピュータ開発に取り組んだ人たち10人のインタビューを基に構成されています。最初に出版されてから15年近く経過しているのですでに物故された人も入っています。

読んでみての印象は、この時代、ちょうど日本の高度成長期と重なります。当時の日本の成長のエネルギーが伝わってきます。それと「電子計算機」という当時、まだ世の中に認知されていない得体の知れないモノに取り組む大きな情熱を感じることができました。コンピュータを構成する主要部品が真空管→パラメトロン素子(これは日本の発明だそうです)→トランジスタ→マイクロプロセッサと変遷してゆく中でその時々に応じた難題を解決してゆく苦労がさりげなく語られていてそれが今の日本のIT企業の土台となっていること、さらに、これらに続く時代としてパーソナルコンピュータの普及やインターネットの普及などの現状をみると、感慨深いものがありました。

今の日本にこれだけのエネルギー、情熱があるだろうか、、、、。

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