« 2010年4月 | トップページ | 2010年6月 »

2010年5月30日 (日)

電子書籍の衝撃

表題の本「電子書籍の衝撃 本はいかに崩壊し、いかに復活するか?」(佐々木俊尚著 ディスカヴァー・トウェンティワン)を読みました。kindle、iPadが話題になるにつれ、この手の本が書店に並び、ついつい私も買ってしまいました。私の関心は、電子書籍が現実的なものになったとき、いわゆる出版の世界はどう変わるのか、という点にあります。kindleやiPadは紙の代わりをするデバイスと言うだけでなく、著者と出版社、出版社と取り次ぎ、取り次ぎと書店という完成されたビジネスモデルを大きく変える可能性があります。ちょうど音楽の世界が、iTunesにより、CDの販売というビジネスモデルを大きく変えてしまったのと同様のことが出版の世界でも現出する可能性をこの本は言及しています。
日本特有の再販制度や大手取り次ぎの存在、返品制度などがamazonやappleといった黒船の出現で変わって行く可能性は十分にあると思います。
デバイスとしてのkindleやiPadの類似の製品は今後も様々な形で提供され、またkindleやiPad自身もどんどん進化するでしょう。そうなったとき、日本の出版界はどのように変革するか興味のあるところです。
CDに置き換えられたLPレコード、そのCDは今度は楽曲単位のダウンロードに置き換えられました。フィルムのカメラはデジタルカメラに置き換えられました。そして置き換えのスピードはどんどん早くなっています。長年のビジネスモデルが今後も生き残る保証はありません。これらのデバイスの出現により、読者が望む方向(私にしてみれば質の高いコンテンツが手軽に入手できる環境)を見誤らないようビジネスモデルを検討してほしいと念じています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年5月26日 (水)

KindleとiPad

いよいよ日本でもiPadが発売になりますね。予約も早々に締め切られるほどの人気です。購入した人がどんな使い方をするのか、興味があります。
iPadの使い方のひとつに電子書籍を読む、と言うのがありますが、日本ではどうなんでしょう。「Kindleショック インター・クラウド時代の夜明け」(境真良著 ソフトバンク新書)を読みました。最初は、KindleとiPadに象徴される電子書籍に関する本かな、と思いながら読み始めましたが、電子書籍に止まらず、従来のパソコン=純インターネット生態系(と筆者は命名)からデバイス=クラウド生態系(と筆者は命名)へと変化(進化)のイメージを描いています。時に難解なロジックがあり、十分に理解できたわけではありませんが、インターネットの次の姿がぼんやりと見えてきます。
パソコンの進化した姿がどうなるか、何でもできる汎用機から、コンテンツを表現するための特定のデバイスに形をかえるのか、興味深いところです。
そういう目でiPadやKindleを見るとこれらの機器はパソコンの歴史の変換点を暗示しているものといえるかもしれません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年5月23日 (日)

ubuntu 10.04 サーバー版の導入

自宅と単身赴任先のPCにubuntu 10.04デスクトップ版の導入を済ませ、残りは主にファイルサーバーとして利用しているeeePCのみとなりました。現状の9.10でも支障はありませんが、10.04はLTSなので、10.04にアップグレードし、サーバー版の5年間のサポート期間を利用しようと考えました。サーバーの構成は

ハードウェア

  • eeePC 4G (初代eeePC)
  • 8GB SDカード (OSをインストール)
  • 160GB外付けUSB HDD (共有ファイルの置き場所)

サーバーソフトウェア

  • apache2
  • Samba
  • OPEN SSH

です。作業の概要は以下のようになります。

  1. OS(ubuntu10.04 server版)インストール  
  2. 外付けHDDのマウント
  3. 固定IPアドレスの設定  
  4. apacheのインストール
  5. sambaのインストール、設定
  6. open-ssh serverのインストール
  7. ファイアウォール(ufw)の設定 有効化と許可ポートの設定
  8. ルーターの設定
  9. バックアップ用スクリプトの設定
  10. バックアップ用スクリプトの自動起動設定

OSは8GBのSDカードにインストールしました。9.10もSDカードにインストールしてあり、不具合があればいつでも9.10に戻すことができるよう新しいSDカードにインストールしました。

インストール作業はデスクトップ版とは異なるインストール画面ですが、特に難しいことはなく、質問に答えていきながらインストールが作業を行います。インストール完了後のソフトのインストールや、設定など含めて2~3時間程度の作業だったと思いますが、構築完了です。ダイナミックDNSサービスを利用していますので自宅外(単身赴任先など)からのアクセスも可能になります。初代eeePCでも支障なく使え、有効利用ができます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年5月22日 (土)

ubuntu 10.04 インストール その3

今週は自宅のPCのThinkPad X40にubuntu 10.04をインストールしました。
X40は10.04のリリースノートに既知の問題として挙げられているIntel 8xx系グラフィックスを利用しているそうで、そのためにLIVE CD画面起動の段階で動かなくなります。そこでViva! Ubuntu!!さんのページを利用して応急処置を施し、LIVE CDを起動させます。10.04が起動するとあとは、普通に、インストール作業ができます。今回は、念のためにハードディスクのパーティションを分割して、9.10を残して、10.04をインストールするやり方で進めました。インストールは順調にでき、デスクトップ版の導入は完了です。ただ、ちょっと変なのは、画面右上にあるシャットダウンを行うボタンからシャットダウン、再起動を選んでもなぜかログイン画面が表示されます。端末から「sudo shutdown -h now」のコマンドでシャットダウンすれば問題なく終了してくれます。

無線LANも問題なく認識します。あとは、いつものお約束のemobile D02HWでの接続ですが、今回はgnome-pppを導入してもつながりません。そこで「Ubuntu 9.10 10.04 でEMOBILEデータカード (D02HW)を利用する方法」を利用させてもらいました。特に今までと違うところはありませんが、pppconfigから設定を入力するのは初めてです。これで無事接続することができ、外出のお供に持ち出すことが可能となりました。

ubuntu10.04のインストール、残すはサーバーとして利用しているeeePCのみとなりました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年5月16日 (日)

ubuntu 10.04 インストール その2

週末に自宅のPCにubuntu 10.04をインストールしました。インストールは基本的にはHDDにクリーンインストールを行う形で進めました。残念ながら一発でインストールできた、と言うのはなく、機種毎に少しずつ設定を変える、ということで何とかインストールを行いました。備忘のために、どんな現象が起き、どう対処したかを記載しておきます。

HP mini2140

windows XPとのデュアルブート環境です。/homeは別のパーティションにしています。インストール自体はすんなりと終了しました。ただ、無線LANが接続できませんでしたが、「システム」→「システム管理」→「ハードウェア・ドライバ」で利用可能な無線LANドライバが表示されるので、それを導入することにより無線LANも接続可能になりました。

HP Pavilion V
本体のHDDにはwindows 7がインストールされており、外付けのUSB HDD(パーティションを「/」と「/home」分けています)にubuntuをインストールしました。インストール後、ブートメニューで、外付けUSB HDDを選択すると、「error : the symbol 'grub_puts_' not found」となり、起動できません。インターネットで原因を探すと、インストール時、拡張設定でgrubの導入先を「sdf1(外付けHDDの/がインストールされているパーティション)」としたのがよくなかったようで、これを「sdf」として再インストールすることによりデュアルブートが可能になりました。ただ、長時間放置すると、グラフィックの設定が変というメッセージが表示されます。これは未解決です。

DELL Inspiron 5150
これは、かなり苦戦しました。LIVE CD    からインストールしようとすると、インストール作業中、「ファイルをコピーしています」の部分で固まってしまいます。インストールメディアは「日本語Remixイメージ」だったので、メディアを英語版、alternateで試しました。英語版も途中で固まってしまいましたが、alternate版はインストールは完了しました。ただ、再起動すると「error: out of disk」と表示されます。そこでubuntu 9.10を再インストールし、アップデートマネージャから10.04へのアップグレードを選び、10.04の導入を試した結果、10.04へのアップグレードに成功しました。

IBM ThinkPad X40
Xに問題があり、Live CDが起動しない現象があり、対策がViva! Ubuntu!!さんのところに記載されているようですが、時間がなく、この機種へのインストールは次回に回します。

ということで何とか10.04環境への移行を進めていますが、なかなか一発で導入成功!とはいきませんでした。

私はubuntu 7.10から使い始め、何かあったときの対処方法の見つけ方などの経験(失敗)を積んできた(同様の症状がないかインターネットで調べると言うだけですが)おかげもあり、設定を調整しながら対処しましたが、初めてubuntuに挑戦し、インストールしようとする人がつまづくと、結構はまってしまい、導入を断念するという可能性があるようにも感じます。インストール方法も多様化(仮想環境へのインストール、Wubiの利用など)し、世の中のすべてのPCにインストール可能にするというのは無理な話ですが、また、ハードルを下げるための努力が続けられているのは承知していますが、この辺りのハードルを更に低くできるか、がubuntuファンを増やすための一つのポイントかなあと思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年5月 9日 (日)

ubuntu 10.04 インストール

単身赴任先のPC(acer power 2000)のハードディスクにubuntu 10.04をインストールしました。
インストールはスムーズに行われ、あっけないほど簡単に終了しました。/homeを別パーティションに設定しているのですが、リリースノートにあったような障害もなく、あっさりと終了です。後はアップデートと必要なアプリケーションを追加インストールしてとりあえず今までと同じように使えるようになりました。

デスクトップ画面の装いも新たにして10.04生活が始まります。ただ、画面の最大化、最小化とXボタンが右端から左に変わったのは会社ではWindowsを使っている私にとっては予想以上に煩わしく感じます。

Screenshotubuntu1004

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年5月 4日 (火)

ちょこっとだけubuntu 10.04

4月29日(日本時間で4月30日)にubuntu 10.04がリリースされました。
日本語Remixは現時点でまだリリースされていないようです。
日本語Remixがリリースされて、少し落ち着いてからPCにインストールする予定ですが、連休で時間もあるので、本家の10.04をダウンロードして、LIVE CDとして10.04を試してみました。

既に紹介されていることですが、起動時のubuntuのロゴとデスクトップのデザイン(色合い)が変わったのが第一印象です。あと、アプリケーションの終了ボタン(Xボタン)、最小化、最大化のボタンが右端から左端に変更になっています。Windowsと両方使う人にしてみれば同じ場所にあった方が混乱が少ないのでは、と思うのですが。

試しに、自宅のPC4台で LIVE CDの起動ができるかどうか試してみました。

  • HP Pavilion V  : OK
  • HP mini2140 : OK ただし無線LANは接続できず。
  • DELL Inspiron 5150 : OK
  • IBM ThinkPad x40 : 起動できず

ThinkPad X40はViva! Ubuntu!!のubonさんが起動できないと記載されていましたが、確かに起動できません。Xが起動しないようです。

ということで、実際のインストール作業もちょっとてこずるケースが出てきそうです。

LIVE CDなので起動時間はどの程度短縮されたのか実感はできませんが、シャットダウンは確かに速くなっています。

Screenshot_ubuntu1004

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年5月 1日 (土)

日経新聞電子版を利用してみて

3月23日からスタートした日経新聞の電子版ですが有料会員登録(電子版のみ)をしました。
購読料は電子版のみの購読の場合、月額4,000円で、紙版よりも少し安い価格になっています。
4月一杯は購読料は徴収されず、5月分から課金が始まります。
私の場合、平日と週末では居住場所が違うので、紙版の定期購読(宅配)はしておらず主に平日、駅の売店などで購入するか、無料の電子版を読むと言うのがパターンでした。

電子版を一ヶ月あまり利用してみての感想は少々複雑です。
「これでこの価格は納得」という気持ちになれないのが正直なところであります。
それは、私自身が電子版の活用ができずにいることによるものもあると思います。

電子版を評価するとき、他の媒体(紙版)、他社の無料のニュースサイトとの比較などが考えられますが、紙版との比較が混乱をさせているようです。

紙の新聞の場合、朝届いて、1面から順番に見出しを見て、興味のある記事は内容を読む。そして最後まで読み終わればそれで完了。と言うのが一般的なパターンと思います。紙媒体の場合、印刷や配達の工程があるために、ある時点(締切り)での出来上がりを受け取ることになりますが電子版では、締切りと言うものがないため、最新のニュースが記載されます。つまり、いつでも最新のニュースが読めるわけで、それはそれで価値がありますが、大きなニュースであれば、他社の無料ニュースサイトや、従来の無料版でも購読は可能です。
朝刊、夕刊と同じ記事を読みたければそれも可能になっていますが、その場合は、紙版の一覧性が優位になります。

物心ついたころから、新聞とはこういうものだという固定観念と、googleのニュースサイトなどでweb上のニュースは無料という思い込みが強くて、それらの固定観念から脱却できないのが納得感が得られない大きな理由と考えられます。

とりとめのない記載になってしまいましたが、もう少し使ってみて、電子版ならではの使い方を考えたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年4月 | トップページ | 2010年6月 »